「歴史の回想」

人生は旅・歴史は時間の旅。川村一彦。

「戦後日本の回想・S21年」アマゾン・グーグル・楽天・・楽天・電子書籍紹介。角川電子書籍・BOOK★WALKER電」

2020-04-08 06:17:51 | 温故知新

「戦後日本の回想・S21年」マゾン電子書籍紹介。角川電子書籍・BOOK★WALKER電」
戦後の間もない昭和21年は瓦礫と廃墟と化した国土の再建と、衣食住の食糧難が国民に敗戦という重苦しい国民の心に大きな重荷となって死にものぐるいで、形振り構わず、ただ今日一日を懸命に生きる。闇市は全国的に乱立、大日本帝国の価値観の転倒、アメリカに追準するほか成すすべがなかった。進駐軍に媚びて物乞いまがいの誇りを捨てての生き残りであった。GHQは戦前の軍部責任執行者・政治家などを「公職追放の処分をした。所が治安・公的処理が不全になって国家運営が滞り、その後、徐々に公職に復帰させていった。国民はアメリカ的民主主義を理解して、それなりの自由主義を理解をしていった。文化芸術は思想的理由で迫害されていた左翼と言われる人々の自由な表現ができるようになっていった。左翼労働者の共産党は潜行して活動から、堂々と表面に出て活動の場を与えられ、GHQも労働者や労働組合運動を理解を持って応じていた。何より戦後日本人の娯楽の面で戦前になかった視野が広まっていったが、食料品や生活必需品は慢性的に困窮し、栄養失調に日々の食料品に闇市や闇米によって流通していった。筆者は進駐軍の脱脂粉乳を飲んだ子供の一人である。当時の食糧難の時代でも脱脂粉乳の不味さは未だに忘れられない。