初老男のノンビリしたブログ

近所や周辺の事柄に対して、書き記して行きます。

涙のわけ

2013年01月11日 20時54分44秒 | 本・執筆

小正月も過ぎていない状況で涙のお話です。
医学的なお話ではありません。
人が人である一端のお話。



先日に数年前に発刊された書き下ろしを読みました。
本の宣伝をここでしたくないから書籍名は記入しません。
ご容赦の程。



そこで色々な話題に取組みながら、人は何故涙を流すかを話していました。
5日間を費やして2年間に渡る対談をまとめ上げた一冊。
膨大な量と時間に話し言葉を、読み言葉にアレンジしてゆく。
編集者は大変な苦労があったと思います。
自分も勉強で、会話を全て文字に起こした経験が何度かあります。
それはそれは大変な苦行です。



会話の全てを全て文字に起こすのは不可能です。
日本語表記出来ない言葉や間が現れては繋がれて行く。
試しに御自分の会話を携帯電話の録音機能等で行ってみると判明します。
「何だ、このオカシナ日本語は」と感じ取れるのです。
映像にすると違和感なくても、文字にすると滅茶苦茶ですから。



そこからエッセンスを抜き出して、当人の会話を再現してゆく。
並大抵の苦労ではありません。




そんな苦労は奥にしまい、結論めいたものを導いてゆく。
人は何故に泣くのか、涙を流すのか。
一応の結論に達していますが、個人個人で答えは違うでしょうね。
動物や人の行動心理学等なら、学術的な結論を得るのは大変な時間がひつようです。
たとえ違う分野の人達でも、それなりの結論に到達するのも苦労でしょう。
読む側にも忍耐と感心、納得が求められる。



新年早々に、哲学的考察も良い物です。
此処に記して、来年の自己見返りにしたいと思います。
これ以上の文面は内緒として此処に結びますね!
残りはご推察下さいませ。