チョコレートの滝

氷雨降る中、友達と新宿に出かける。
ホントは先日食いはぐった京王プラザホテルのランチバイキングを狙っていたが残念ながら満席。代わりのプランとして、ヒルトン東京のケーキバイキングを攻める(攻めなくても)ことにする。

到着したマーブルラウンジでは、名物のチョコレートファウンテンがお出迎え。
上から滝のように流れるチョコレートにイチゴをどぶどぶひたしつつ、「この滝に修業僧が打たれてたらドリフだな」とふと思う(思うな)。
ケーキはさすがにホテル、どれもとてもおいしかった。チョコレートをかけたイチゴも、なんつ～か、アポロチョコをナマで食べてるようで(一緒に行った友達は理解した)おいしかった。
ただひとつ、ヒルトン東京にモノ申したいのはメニューの配置。サンドイッチ等の軽食とケーキはシマを分けてほしかった。ゴハンを食べたいヒトもケーキを食べたいヒトも一本の流れなので、長蛇の列なのだ。まずフォークを取るまでに15分は待つ。シマが分かれてればここまでは待たないだろう。
この状態でほったらかされるのは、なんだか配給を受ける列にいるようでわびしい。
おいしい思いをして文句を言うのは悪い気もするが、どうせなら最初から最後までおいしい思いでいたい。
私はワガママなんだろうか。

じゅうにがつといえば。

街中あっちこっちチカチカキラキラする季節である。
なんだかイルミネーションを見ているとワクワクしてくる。
もうときめきには縁遠くてもな。
東京ミレナリオも好きで、何度か行ったことがあるが、
きれいなんだけど毎年毎年人が増えて足が遠ざかった。
東京から有楽町までずーっとスリ足で動くのはいくらなんでもツラい。

知り合いにイブに丸ビルのてっぺんのフランス料理屋の席を押さえてあるという
大変抜かりのない方がいらっしゃるが、
イブの夜にミレナリオを見下ろせるというのはいい気分だろうなあ。

ところで、最近は自分の家をイルミネーションで飾る方も増えたが、
ウチの近所も例外ではない。
去年のこの時期にも書いた近所のお金持ちの方、
今年はさらにグレードアップして、
家そのものをぐるりとイルミネーションで囲んでくださいました。
遠くから見ると大きなクリスマスケーキのよな。
個人的にはここの家が小田原のイルミネーションリーダーだと思うのだが、
最近は他にも対抗馬がどんどん出てきて、そこらじゅうキラキラしている。

まぁ年に一度ぐらい、キラキラチカチカさせるのもいいではないか。
お星様が地上に近づいてきたようで、なんとなくあったかな感じがする。