昨日に引き続き、外部の足場を解体し、隠れていた本堂前面壁が見えるようになりました。
伝統的建築の本堂では、外陣周囲には障子が並びます。
しかし、地震が起こると柱が立ち並び、壁に囲まれる本堂後面に比べて前面壁は弱く、均等に揺れないので、前面より倒壊の恐れがあります。
そこで構造計算に基づき、障子の間の前面に壁を二面入れています。
中にはダンパーを入れ、竹小舞を編んだ土佐漆喰壁にしています。
なお、中に入れたダンパーについて「カネソウ」のホームページに、受法寺の工事が施工実績として紹介されています。