受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

大津 法照寺

2006年09月11日 | Weblog
佐川の法城寺住職渡邊雄二さんの設計による、高知市大津の法照寺本堂を見学しました。

受法寺と同じ香長建設の施工で、ほぼ同時に起工式があり、同時に進行している浄土真宗本願寺派のお寺です。

本堂は木造建築でありながら、玄関・お斎部屋などにも現代的な感覚に溢れています。

内陣の空間は、深みのある紫の壁土と、黒縁と金箔を交互に並べた天井に囲まれ、お浄土の世界が現出したような、荘厳な雰囲気が生まれていました。

外陣は、丸みをつけたの天井と、黒い縦方向のラインを強調した設計で、広く感じられます。