ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ノアザミ(野薊)」  キク科

2015年05月25日 19時33分23秒 | 日記
  ♪山には山の 愁いあり 海には海の 悲しみや
      ましてこころの花園に 咲きしアザミの 花ならば (♪あざみの歌 舟木一夫



      「ノアザミ(野薊)」 キク科  ☆6月29日の誕生花☆
         花言葉… 私をもっと知って下さい・権利

今朝の最低気温は午前3時の18.0℃。  最高気温は午後3時の26.6℃。
空高く薄い雲が出る時間帯も有りましたが、今日はおおむね晴れのお天気でした。

   《朝散歩… 松尾寺周辺・プチ里山散歩 12.2km 17,386歩 3時間30分》
散歩に出た9時の気温は23.5℃。 最近は住宅街を歩く事が多かったので、今日は
松尾寺周辺のプチ里山を歩いて来ました。 松尾寺の裏手に誰が付けたのか
“しんどばあちゃんのまわりみち” と云う小道があります。

“しんど” とは “しんどい” で、難儀とか、疲れたと云う意味でしょうね(笑。
どんなに “くたびれたお婆ちゃん” なのか会ってみたいです(笑。
所々に咲く 「アザミの花」 を撮りながらの散歩でした。

新緑の季節、やはり緑の中を歩くって気持ちが良いですね。






今日の花は 「ノアザミ(野薊)」。 
アザミは夏から秋にかけて咲く種類がほとんどですが、 「野薊」 は春から咲き始めます。
こういった球状の花を撮ると、いつも同じ構図になってしまいます。

 
中心から放射状に沢山の花が寄り集まって、一輪の花を形成している。
内部の幾何学的な美しい構造に惹かれるんですね。
ですが今日は蝶や花アブ(ヒラタアブ)と遊んで来ました。








ハナアブのホバーリング… 翅は激しく動いていても身体は全くぶれていない。
凄い能力ですね。 

「薊」の字は、“草冠+魚+刀” からなる字で、魚はトゲトゲした骨の有る事を表し、
刀の様に刺す草を意味しているのだそうです。
私が “棘のあるの花” でまず思い浮かべるのは“ バラ” と “アザミ” です。
“バラ” のイメージは明るく華やかで社交的、一方の “アザミ” は思考的、過剰な防御、
耐えている、孤立、凛としている、そんなイメージですね。
花言葉の “権利” はそんなイメージから生じた言葉かも知れませんね。
原産地は日本、中国など東アジアです。 

スコットランドの国花 「アザミ」 伝説…
10世紀、スコットランドはデンマークと戦争をしていました。
敵兵は城の回りを取り囲み、戦況はスコットランドが絶対的に不利でした。
敵の偵察隊が城郭近くに忍び寄った時、アザミの棘で足を刺され、思わず大声を上げて
しまいました。スコットランド軍は、その敵兵を捕らえて尋問し、敵の居場所を突きとめ、
その情報をもとに逆襲して大勝利を収めました。
それでスコットランドでは、アザミを救国の花として、国花と定めた。…と云う事です。

※冒頭の ♪あざみの歌 ←は伊藤久男が歌ってヒットした歌ですが、
検索していて舟木一夫もカバーしているのを知りました。 
伊藤久男の男らしい野太い声も良いですが、舟木一夫のソフトな歌いっぷりもまた良いですね。

今日の歩数     17,386歩 (新緑の里山朝散歩)
5月総歩数    405,686歩= 284.0km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数   2,229,605歩=1560.7km