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喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・蔵と水の里です。

2009-03-31 16:25:12 | Weblog
蔵の街、喜多方から、蔵の街は水の里でもあります。
満々と水を湛えたえた日中ダムです。我が喜多方の水がめです。市内から北へR121号線で15Kmぐらいでしょうか、景観も良く春の緑、秋の紅葉も見事です。

昔から喜多方の発展を支えてきた物の一つに良質な水が豊富にあったからです。川の流れや、(清流)そして地下水です。醸造業を支えてきたのも水、これは軟水ですが、現在は地下50~100Mの深井戸から汲み上げられているそうです。

市内にも沢山の清流が流れていましたが、今はほとんど側溝になりふたがしてあります、一部流れが見える所があります、観光客の皆さんが通ると、きれいだね、と声が掛かるのですが、裏通りにしか有りません。昔は街割りで、うなぎの寝床といわれたのですが、必ず表通りに「表堀」屋敷の中に「中堀」そして裏に「裏堀」それぞれ三つの堀が必ず流れていました。三つの堀には其々に役割がありました。

画像の日中ダムの上流に栂峰渓流があります。「つがみね渓流水」は平成の名水百選に選ばれました。(環境省認定)喜多方市民はこの名水を毎日飲んだり、使ったりしているわけです。喜多方ラーメンが美味しいのもこの水にあると言われています。ペットボトルの喜多方の水が販売されてます。この水が栂峰渓流水を水源として市熱塩浄水場で水道水にした水です。水道水のペットボトルと言うのは喜多方の水ぐらいなそうです。ぜひ飲んでみてください。

半月ほど前ですが、ミャンマー政府の水資源と環境の視察・国際研修団の一行が喜多方の水資源の見学と研修に訪れました。日本国際協力センターの案内・引率ですが、その時訪れたのも・日中ダム・です。そして蔵の街を散策して帰りました。
限られた時間でしたが、小田付きの蔵通りを案内しました、通訳を介しての案内でしたが、ミャンマーの方々も蔵に興味をもたれたようです。市内でも今新しい地下水の使い方として冬の道路の融雪に路面下にパイプラインを通して地下水の温度で雪を融かす実験的な工事が行われています。地下水は使われた後また地中に戻すそうです。

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