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喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・漢字のまち喜多方・部首が三つで一つの漢字

2016-01-27 17:24:49 | Weblog



  蔵のまち喜多方から

  曇り空で、湿雪が朝から断続的に降りました、とても重い雪です、

  積雪が心配でしたが積もりませんでした。除雪作業を少しづつ何日かしましたが、

  どうやら体力的に無理なようです。明日は休みます。


   先日 秘蔵巡りほろよいコース&古代文字ミステリーウォークで、出題された古代文字を

  一枚にまとめたのが最初の画像です、答えも書いておきました。

  文字には部首と呼ばれる 部分が必ずありますが、今回の問題は三つ共に部首として使われている文字です。

  左側から・日・にち・・古代文字ではこの様に書き太陽の絵から生まれた漢字と言われています。

             日 ひ にちへん・ひへん・として使われています

   
  中の字・ 女・おんな・・女性がひざまずいて両手をそろえて前についている姿、の絵から生まれた漢字

              諸説あるそうです、部首として おんなへん として多くの文字に使われています

  
  右の字・ うかんむり・・屋根の絵から生まれた漢字と考えられて、建物をあらわす漢字の部首として使われています。

  この三つの古代文字から答えの左側の文字 古代文字の宴が生まれました。現在は酒宴として使われることが多い文字ですが

  宀と妟とを組み合わせた形で、祖先を祭るみたまやの屋根の下で、玉によって魂振りの儀礼をしている女を加えた文字で

  霊の力で人の精気を盛んにし豊かにすることを魂振りと言うそうです、宴にも安らかにする、たのしむという意味があるが

  酒宴の意味に用いられるようになったのは後世の事なそうです。


  水から生まれた漢字、部首として多くの文字に使われている 氵 さんずい ですが元はこの様に水の形を使っていました。

    本日は古代文字について少し書きましたが、漢字のまち喜多方には街なかにこの様な古代文字の看板が

    200枚以上掲げてあります、暖かくなったら古代文字巡りにお越しください。漢字って面白いですよ。