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柏崎原発再稼働に東電「ゼロ回答」に桜井市長は「核燃料税の見直し」

2020-01-10 16:58:33 | 福島第一原発

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200109-00010002-niigatatvv-l15

福島原発の3.11時は左側の円形プール原子炉ウエルとその下に有る圧力容器にも無いはずの水が有った。そのおかげで4号機の使用済み核燃料の過熱・崩壊は免れた。アメリカでさえ無いと考えていた。

 

 

柏崎市の桜井雅浩市長が、原発再稼働の条件に使用済み核燃料税の見直しをあげました。これを受けて東京電力柏崎刈羽原発の設楽親所長は、9日の定例会見で再稼働に影響がないよう対応したいと答えました。

 

 

柏崎原発6・7号機再稼働に対して桜井市長は、1~4号機のいずれかの廃炉を条件にした

しかし東電は「6・7号機が再稼働して5年後に考える」と廃炉計画を示さず「ゼロ回答」をした。5年後に何もしなくてもよい回答。

怒った桜井市長は原発再稼働の条件に使用済み核燃料税の見直しをあげた

さあ東電はどう柏崎市民を「たぶらかす案」を考え出すか見もの。市民は今のままでの再稼働は許さない。

 

それより心配なことが有る。原発が稼働していないから安心では無い。原子炉内の燃料は心配ない。問題は核燃料プール内の使用済み核燃料

いま3.11級の地震が有ったらどうなるか。福島原発でも米国が一番心配したのは「4号機の使用済み核燃料がどうなっているか」だった。米国は地震直後アメリカ人は原発から80キロ圏外に移動するよう指示を出した。全電源が停止すれば4号機のプールの水が無くなり放射能が放出されることは専門家の間では常識。

何故、放射能が放出されなかったのか、朝日しか報道しない偶然の出来事が有った。地震の4日前に原子炉の水は抜き取られることになっていた。抜き取り道具の設計ミスで抜き取られず、燃料プールと合わせ2倍位の水が残っていた。これは後からわかった事。

 

2015.1.5のブログ (朝日HP有り)

https://blog.goo.ne.jp/2014-ks-11-17/e/57efa04c15806fb0e0015eb268c98c1c

原子炉ウエル680㎥+圧力容器500㎥=1.180㎥が無かったことになる。それどころか地震で仕切りに隙間が出来るとプールから空の圧力容器に流れ込みプールの1.425㎥も少なくなる。

 

 

2006年、「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書」という質問主意書が、安倍総理大臣に対して提出されていた

吉井英勝議員「海外(スウェーデン)では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか」

安倍首相「海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない」


吉井議員「冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか」

安倍首相「そうならないよう万全の態勢を整えている」

 
吉井議員「冷却に失敗し各燃料棒が焼損した(溶け落ちた)場合の想定をしているのか」

安倍首相「そうならないよう万全の態勢を整えている」


吉井議員「原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測を教えて欲しい」

安倍首相「そうならないよう万全の態勢を整えている」

総理大臣が万全の態勢を整えても3.11で原発がメルトダウンした。東電を信じなくても仕方ない。

 

 

 

 

 

 

 


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