こんなひとときがずっと続けば

同病、同主治医のＴさんとのランチ


私よりも１年半ほど病気の先輩であるＴさん

ここ１年はホルモン療法を続けている

現状についてこの１年で何件かのセカオピを経て

来週のＣＴ、その結果次第で治療方針が変わるかもしれないという


そんなメールをもらい

少しでも元気を取り戻してほしいと思った


とはいえ私にできることといえば、話を聞くことくらい・・


いくら発覚時既にステージ４ｂだったとはいえ

そこから病院の言うままに標準治療をしただけの私には

Ｔさんに授けられる方策も、経験も、知恵も、ない


　む、無力だ・・


美味しそうなお店を一緒に見繕って

Ｔさんの話を聞いて

病院や主治医の愚痴や不満を言いあって共感して


できることはせいぜいその程度


顔色や表情、声色。

思ったより元気そうでちょっと安心した・・



暮れ行く街並

今まさに変わりゆく街

商業施設の最上階から二人でその様子を眺めてた



不思議なことに、その頃には私の中で無力感は消え去って

まるで普通の友人同士のように

とりとめない話は辺りが暗くなるまで続いた


過去のこと、現在のこと、

そして答えの出ない近い将来のこと・・



Ｔさんの脚の浮腫のことを忘れるくらいに・・

ああ・・気がつかなくってホント、ゴメンね(*´Д｀*)



来週のＣＴが悪いものでありませんように

実家の空の下、心から祈ってる