ゆるねじ。

ぐだぐだ人による、ぐだぐだ人のための、ぐだぐだ雑記帳☆ヽ(^∀^)ノ

はじめて救急車に乗った日のこと。《中編》

2014-02-02 03:24:02 | やまいつれづれ
ナビによると、○○神宮へは高速を使って1時間半弱。

往路は父がハンドルを握った。

歳のせいか、更にトイレが近くなった父は

『運転中トイレに行くのがわずらわしいから』

と、朝食時からすでに水分摂取を控えていた。

夏の暑い盛りであれば

 発汗→脱水→熱中症

という発想が容易で、無理にでも水分をとらせたと思うんだけど、、、

当地方では冬は空気がカラッカラに乾燥する上に、暖房(こたつも!)による乾燥または発汗、冷えからトイレが近くなる等、実は隠れ脱水を起こす要素が満載だったりする。

気温が低い冬とはいえ、

ていうか冬だからこそ、油断禁物だったりするφ(..)


そんなこんなで途中PAでの休憩を勧めたものの、ことごとくスルーした父。

運転中口にしたのは、どら焼き1つとキャンディのみ。

後刻母は

『あの時無理にでもお茶を飲ませておけば…』

って悔いてたっけ。


で、現地到着後、早速駐車場内と神社境内でそれぞれトイレへ向かった父。

境内の露店の甘酒で暖をとった後に参拝、蝋梅の香りに後ろ髪を引かれつつ、遅めの昼食をとるために参道のお蕎麦屋さんに入った。

復路は私が運転することになっていたらしく、熱燗1本と味噌田楽、おでん、南蛮そばを完食し、そば茶1杯をすすった父はそれなりに満足気だったっけ。

ここまでは普段と変わった様子はなかったんだけど、、、


会計の前に…と、私と母が5分ほど席を外している間に父の身体は変調をきたしたらしい。

あれはまだ変調を起こす前だったんだろうね、

何かを床に落とし、それを座ったまま拾おうとしてる父の姿が遠目に見えたんだ。。。


席に戻ってみると、いつもの食休みの時のように父は椅子に座ったまま首をうなだれて居眠りをしていた。

『さ、帰ろ。』と声をかけても反応がない。

何度呼びかけても顔をあげる様子がなく、母も『なんだかおかしいよ』と言い始めた。

声だけでなく、傍らで肩をゆすったり頬を叩いて呼び掛けると、眉間にしわを寄せ目を閉じたままで少し顔をあげ、『ああ』と小さく返答するだけで、すぐに首をうなだれてしまう。

流涎あり、いびきなし、軽度失禁、額を中心に玉の汗。

何が起きたのかが全くわからず、母はとりあえず会計を済ませ、お店の方に父の様子を伝えるために場を離れた。

私はというと、
父の肩を支えながら、アホみたいに耳元で声をかけ続けることしかできなかったんだ。。。(-_-;)

  ~今度こそ後編につづく~

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