ゆるねじ。

ぐだぐだ人による、ぐだぐだ人のための、ぐだぐだ雑記帳☆ヽ(^∀^)ノ

どっちがいいの?

2013-04-07 23:38:54 | やまいつれづれ
過日、同級生のお父さんのお通夜に参列した友人からメールが届いた。

亡くなった方は、
それまで脳卒中の既往もなく、

普段から体調を気遣っていたのに

ある朝突然、
意識を失った形でご家族に発見され

緊急病院に搬送されたものの、すでに手術の適応がなかったらしく、

退院も転院もすることなく、2カ月ほどで亡くなられた。

意識はとうとう戻らなかったという。

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突然死と余命があるのとどっちが良いか考えちゃった。

余りにも重かったので
あんまり考えないことにした。

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メールはそう結ばれていた。

突然死と、
余命宣告された死と。

本人の意志や
哲学、思想、
それから家族の想いとか。

いずれか結論を出したところで

一部の死を除き、
いつ、どこで、どんなかたちで死んでいくのかは自分でも選択ができない。

いくら延命治療を望んでも、それだっていつかは手がつきる瞬間が訪れるわけで。

思い通りにならないが、死。

確実なのは、
誰も彼もの行き着く先に必ず《死》があるってことだけ。

普段は、つい、目の前のことに気をとらわれがちだけど

自分も大切な人も、

『いつかは死ぬんだ』

ってことを、時々意識することも必要だなって。

歳のせいか、最近よくそう思う。

ただし、それは悲観色に染まるためじゃあなく、

今の自分を振り返る際の《ものさし》にするためにね。

で。

かりに選べるならどちらがいいかっていうと

私はやっぱ突然死、かな。

お別れは言いたい。

ただ、このグダグダグズグズした性格からして、キリがなくなりそうで。

いざとなれば
『これで思い残すことなし!』って思えるんだろうか??

それから、迫りくる死への不安と立ち向かう度胸もないし、

残る日を有効に使う自信もない。

なら、いっその突然死。

…まわりはたまったもんじゃないか。

なるべく迷惑をかけないようにしたいけれど、

やはりそれは理想の世界。

極端な話、
死んじゃったらそこでこの世のあれこれとは線引きされるわけで。

例え死ななくても、脳とか心疾患で

『あっ!』

と思った瞬間、あれこれ考える余裕もなく、意識不明になって、何もわからないまま…ってことも。


病気になったことで、少しずつ身辺整理を始めてみた。

とはいえ、今までが溜め込む一方だったから、これでやっと半歩進んだ程度(((^_^;)

『死んだあとのことはどうにもならないし、
知るところじゃない。』

こう、すっぱり言いきれたらいいなぁ!

残念ながら、気にしぃな性格は頑固一徹…('~`;)

ならばこの先、可能な限り自然体で生きていきたいな。

何をどうしようと
終わりは必ず来るし、

どんな形にしろ、死に時に死ぬだけ。

『私はなぜ生かされたのか?』

病み明けの頃は、こんなことを考えたものさ。

でも、きっとたいした意味はないんだよ。

単にまだ死に時じゃあなかった、

それだけ(・ω・)。

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