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(敬称略)
シリーズ5作目を観た。今回の冒険は時空を飛び越えるもので、やっぱり間違いのない娯楽映画だった。過去の4作と繋がりがないようで実は、インディがしっかり歳を重ねてきたことを思い返させてくれる設定になっていた。監督の、ルーカス、スピルバーグへのオマージュも感じられた。一作目から40年以上主人公を演じ続けてきたH・フォードも貫禄充分だ。かなり長いエンドロールで、この映画に携わっている人がとんでもなく多いことも分かった。作品、俳優、スタッフ達の意気込みを感じるには劇場スクリーンで観るのがやはり一番だ。初め気がつかなかったが、A・バンデラスも出演していて、なかなか渋い演技を魅せてくれていた。
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情報を何も入れずに、『Moonage Daydream』を観に行った。“ボヘミアン…“、”ロケットマン”のような映画かと思っていたらとんでもなかった。膨大な自身の発言と映像から作られたナレーションなしのドキュメンタリーだった。しかも、アーティストとしてのありようにフォーカスしたもので、コアなファンでないのに、ぐいぐいと引き込まれていった。『DAVID BOWIE is』では活動の足跡を振り返ることが出来た。この映画では、アーティスト“デヴィッド・ボウイ”をもっと深く垣間見ることが出きるものだった。言葉を聞き逃すまいと字幕に集中してると、貴重な映像を見逃ししまうほどだった。観ていてふと、新津由衣を思い出した。彼が語っていた事と同じようなことを、彼女がよく自身のSNSで綴っているからだ。何かを創作することがほぼない僕とは対極にいるアーティストの存在が、影響を受けるという意味で想像以上に貴重で大切なことのように思えた。ついでだけど、73年春に初来日を共に果たしたデヴィッド・ボウイとジェフ・ベックが、帰国後の7月、ハマースミスで共演していた。あのオックスブラッド・レスポールを弾く姿がカッコよかった。この一曲の為にサントラ盤が欲しくなった。こりゃ映画もう一度観ないとだな!
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のん主演の“さかなのこ”を観た。周囲のひとびとを自然に魅了していくミー坊を、いきいきのびのびと演じていて、あたたかい気持ちにさせられた。わが子を否定しない井川遥のお母さんも素敵でした。型にはめて“普通は”なんて決めつけない!
日本の匠の技が認められてることが、この2作に共通点している。先の“007 No Time To Die”では、日暮里の畳店の畳が使われた。そして、“トップガン・マーベリック”では、撮影にシグマのレンズが使われたという。こんなエピソードを聞いただけでも、誇らしく思えてならない。これに限らず様々な分野で、ものづくりの道を極めて活躍されてる方々が数知れずいる日本って、あらためて凄いなと感じた。
この映画では2015年、西暦が終わる設定だ…。まだまだ残暑が続くが、もう8月も下旬に入った。映画には楽しい仕掛けがある。ヨシツネが勤めていたのは事務機器の“オリコー商会”。時代の象徴として描かれた“大阪万博”のリコー館には、目が描かれた風船があった(自分が行った時は上げられてなかった)がその目は秘密マークのようだ。因みにそのリコー館のコンパニオンは、“OTOMODACHI”と紹介されていたようだ。アポロ計画のような、当時の科学技術の進歩には本当に夢があった。サンダーバードもリメイクされ放送が始まった。ひさびさにワクワクしてきた週末だった。