“祭典の日”を聴いている。回数を重ねると、ある印象が深くなる。技術的、科学的根拠なんて分からないが、あの頃のボンゾの出す音はどうしてあれほど目に染みるくらいデカい音で伝わってきたんだろう。キックしかり、スネア、フロアもだ。何かで知ったがヘッドはかなりきつく貼ってたらしい…なのにずっしり重く伝わってくる。ジョンジーはソロの来日で器用な面を体験した。ペイジ、プラントもＺｅｐ後の来日で観ることができた。唯一ボンゾだけライブ体験がない…そのぶんイメージが膨らんでしまうのかも。気がつくと、今日はフレディーの命日だ。２人とも不出世のロッカーだ。
昨日届いた“エイジア限定ＢＯＸ”Ｒ・ディーンのジャケットも鮮やかだ。目玉は、アルファ・ツアー最終日のＤＶＤだろう。客席後方の固定カメラは仕方ない。音は卓からのものだから映像より鮮明で貴重だ。ジョン自身バンドを辞めるなんて思っていないから元気いっぱいのステージだ。（今のように情報が伝わってこない時代）この後発表された来日…えっ!? ジョンが辞めて、代わりにＧ・レイクが入る!! ベストヒットＵＳＡで“偽微笑”のＰＶが流れ、小林克也がＧ・レイクが来ると言ったのを聞いてようやく事態を理解した。そして、Ｇ・レイクが楽器も持たずに“偽微笑”を歌い上げてしまった武道館の悪夢。（Ｇ・レイクは悪くない。彼も大好きなアーティストだ）つま恋でリハーサルをしただけあって、歌詞は覚えられなくてもしっかり代役を務めていた。でもこの曲だけは…。このＤＶＤを観てようやくもやもやがはれた。ジョンの問題、サテライトの契約で仕方なかったのだから。'８６メキシコＷ杯の生中継でアナが言っていた。日本に割り当てられている衛星回線は２回線。１つは国が使う非常用。だからこの生中継は映像を衛星回線、音声は電話回線を使ってお送りします。そんな時代のアメリカへの衛星中継を簡単にはキャンセルできなかったのだろう。以後、数えたことないけど、観に行った外タレのステージ回数（来日回数でなく）では、もしかしたらジョンが一番多いかもしれない。
レッド・ツェッペリン“祭典の日”を観た。いや～文句なくカッコいい（往時と比較してはいけません）。'０５の再結成クリーム同様商品化してもらえてよかった。２度の来日は観ることができてない。動くＺｅｐを初めて観たのは'７６“レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ”だ。確か有楽町日劇地下の丸の内東宝と渋谷地球座だったか…続けて４日観に行った。当時、座席は入れ替え制でなかったので、席に座れたのは１回だけで、あとは通路に座り込んで観た。とにかくスクリーンにくぎ付けだった。のちにRoland DC-20を手に入れたときは“幻惑されて”ごっこやりましたっ!!ヴァイオリン女子に弓を借りて、毛をボロボロに切って…。テルミンを知ったのもこの時が初めて。今回のステージでも演ってくれてる。このセトリで足りないのは“モビー・ディック”だけ…。
今日は“Neat's”のＤＶＤに始まり、“エイジア”の限定ＢＯＸ、“Zep”のライブ盤が届いた。今から全部見聞きしたら明日のお昼になってしまう…。
NTV collection channel 2が到着！ 連続で観る“Neat's”…見事に沼ってしまう。彼女の感性（凄まじいばかりに妄想だらけ）には参ってしまう。Neat'sワールド満載だ!! 因みに私の“Wonders”も“Black Wonders”です。ビッグすぎるニュースってなんだろう。
Back to Front 2012ツアー ファースト・レッグの音源が届いた。敢えて投稿動画を観ないように我慢した。ツアー初日のケベックのＣＤだ。お～フランス語でお話だ。ＧＥＮＥＳＩＳのブートを思い出させる。声が…これは仕方ない。リハをこなしたのだろう、演奏は申し分ない。ステージ後半で“Ｓｏ”を完奏。今のところ、北米ツアーのあとはまだアナウンスされていない。父君が亡くなられ、“Father, Son”のＰＶがアップされている。
テレビドラマから、“The 5th Dimension” の“Up Up And Away”が流れてきた。懐かしいなぁ～。７０年代初めのこれぞアメリカって感じを連想させる曲だ。“ステージ１０１”の“涙をこえて”を同時に思い出した。そういえば、シングアウトなんて言葉今も使われてるのだろうか…。
『So 25th Anniversary Deluxe Box set』が届いた。早速リマスターCDを聴きながらブックレットを眺めた。やった～!! “Japan Aid”の写真が掲載され、“The Angel Gabriel” フラッグを持って歓喜の拳を上げている自分が写っていた。
ピーター・ガブリエルその2で書いたが、最前列中央のチケットをゲットした初ガブリエル、なんとか初来日歓迎をアピールしようと思い、当時のジェネシス・ファンのバイブル写真集"I Know What I Like"に載っていたレディング・フェスで観客が持っていたのぼり旗をまねて自作して会場で掲げた。コンサート終了後、ダメもとで五反田へ。疲れた表情だったが、快くガブリエルが旗を持ってくれて記念撮影ができた。またささやかな宝物がひとつ増えた。
