テリー・ライリーのライヴともうひとつAmbient Kyoto 2023で観たいものがあり、あさイチの“のぞみ”で京都へ向かった。
京都新聞ビル地下1階で催されている『坂本龍一+高谷史郎』の映像展示だ。
9時の開館と同時に入場出来た。地下1階は以前は輪転機が稼働していたようで、構造物を一部残したスペースだった。ほのかにオイルの匂いも残っていて雰囲気がよかった。モニターの横幅は3~40メートル位あるだろうか。坂本龍一のアルバム『async』を元にした映像作品だ。初めは走査線のような映像が、音の強弱や流れと共に次第に自然風景や建築物などへと変化していく。

コンクリート剥き出しの無機質な空間を左右に音がパンし響きわたる。この空間だからこその迫力の音響・映像展示だ。楽曲は約70分のループで、映像は2時間ほどの素材が繰り返し流れていた。まさに同期しない自然な“async”のインスタレーションだ。心地よい“ずれる”空間に身を任せていたらあっという間に時間が過ぎ、昼近くになっていた。



コンクリート剥き出しの無機質な空間を左右に音がパンし響きわたる。この空間だからこその迫力の音響・映像展示だ。楽曲は約70分のループで、映像は2時間ほどの素材が繰り返し流れていた。まさに同期しない自然な“async”のインスタレーションだ。心地よい“ずれる”空間に身を任せていたらあっという間に時間が過ぎ、昼近くになっていた。
翌日帰る前に、よく訪ねる“正伝寺”へ行った。

デヴィッド・ボウイがCM撮影で訪れたところだ。市街から少し離れたところなので、ゆっくりと静かに過ごすことが出きる。2時間ほどボーッとして家路についた。帰宅すると偶然WOWOWで『MOONAGE DAYDREAM』が初放送されていた。

(敬称略)