2ヶ月前だが、ディカプリオ、デ・ニーロらお馴染みが出演する、マーティン・スコセッシ監督作品『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』を観た。アメリカで起きた実話が題材となった、先住民の利権に群がる白人の残忍な欲を描いたものだった。冒頭から引き込まれるようにして観たので、三時間半の上映時間を感じることはなかった。そのサントラ盤が昨日、日本でもリリースされた。このサントラ盤が、ロビー・ロバートソンの遺作になった。ロビー自らのアイデンティティーとも重なった、旧知のスコセッシ監督とのこの作品が、最後の仕事になるなんて…映画のエンドロールでも“ロビー・ロバートソンに捧ぐ”とあった。闘病中に作り上げた小品の収録だ。それぞれがどのシーンで使われていなかは覚えていないが、エスニックで、少し陰がある雰囲気は映画そのものを正に表現しているように思えた。最後に、“Inspired by the Picture”としてロビーのボーカル曲「Still Standing」が収録されている。なんとも切なく沁みる歌声だ。
ピーター・ガブリエル10作目のアルバム「i/o」が37年ぶりに全英ナンバーワンになった。今年1月から、新曲を毎満月ごとに1曲配信リリースし続け、今月1日にアルバムとしてリリース。「So」以来のナンバーワン。グルミットと一緒に祝福だ。
グルミットと言えば、アードマン・スタジオ作品の「ウォレス&グルミット」の人気キャラクターだ。
もうお気づきの「スレッジハンマー」のPVにも関わったスタジオだ。(火災に見舞われ、グルミットの資料等の一部が焼失してしまったようだ。)
もうお気づきの「スレッジハンマー」のPVにも関わったスタジオだ。(火災に見舞われ、グルミットの資料等の一部が焼失してしまったようだ。)
師走最初の日曜日、とっても素敵なライブを観てきた。
タイナカ彩智と新津由衣のユニット「わたしとわたし」だ。前回行けなかった8年ぶりのステージ、刺繍ワッペンのついたNeat'sパーカー着て参戦した。
ステージには二人の楽器とグラピだけ。
うたと鍵盤だけの演奏は、礼拝堂をまるで暖炉のある部屋の中にいるような空間に変えていった。
二人の優しい歌声が温かく響く。
メロトロン音源のフルートやストリングスが、どこか懐かしい世界に連れていってくれた。
グラピ連弾コーナーで、背中合せになって彩智さんが歌ってくれた“0”が素敵すぎた。はじめましてな曲がいっぱいだったけど。最後までとても温かな気持ちになれた。
6曲およそ20分収録の「demo ♯1.5 -Remastered-」
モノトーンにまとめられたなか、さりげなくプリントされた『ストップ・ポーズ・再生』のカラー・ピクトグラム。
“CDプレーヤーで聴いてね”って言われているような気がして、その通りにして聴いてる。
不定期でいいので、またライブを演ってほしいし、大人の事情を乗り越えてスタジオ・アルバムも是非作ってほしいなぁ!!