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ネオ・ダーウィニズムを却下/『オックスフォード・サイエンス・ガイド』

2010年08月10日 01時28分47秒 | 生命生物生活哲学
2010年8月10日-1
ネオ・ダーウィニズムを却下/『オックスフォード・サイエンス・ガイド』


 暗黒物質と暗黒エネルギーの項目があるので、『オックスフォード・サイエンス・ガイド』を見た後、進化とかの項目もあったので、それらを少し見た。Nigel Calderはあっさりと、(ドーキンスはもちろんだが、)ネオ・ダーウィニズムを却下していた。止め的にダーウィンの『種の起源』の最終版からの引用もしている。

 関連項目。進化、進化する分子、有望な怪物、シロイヌナズナ、カンブリアの爆発、プロテオーム、

 要は、分子と結びついた発生学の進展。
 トランスポゾン transposon 〔"jumping genes"〕、進化的遺伝子、メチル化、タグ、〔水平伝達〕
 木村の分子進化中立説、Barbara McClintock マクリントック、角谷徹二(シロイヌナズナ)、Lindquist(ショウジョウバエ)、線虫、有望な怪物 hopeful monsters、


ノオト:
 染色体への組み込みと、種システムへの組み込みの問題。効果のtime delay。

 Lo/vtrup (1987)による、跳躍主義saltationism陣営の名簿。

 日本エピジェネティクス研究会というのがあるようだ。


[C]
*コールダー,ナイジェル.2002.(屋代通子訳 2007.4)オックスフォード・サイエンス・ガイド.809頁.築地書館.[Oc] [y25,200] [Calder, Nigel.] [ISBN: 9784806713197]

[L]
Lo/vtrup, S. 1987. Darwinism: the Refutation of a Myth. x+469pp. Croom Helm.