生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

美術修行/2010年5月9日(日)

2010年05月15日 16時53分25秒 | 美術/絵画
2010年5月15日-2
美術修行/2010年5月9日(日)

 2010年5月9日(日)の美術修行。

 ・新創記念特別展 第5部 琳派コレクション一挙公開 国宝燕子花図屏風/根津美術館/1200円。
 なかなか良い庭であった。池の燕子花のほうが、屏風よりも(当然)綺麗。屏風は一部はげ落ちたりしていたし、色が美しくなかった。実物では、構図の良さも感じられなかった。
 鈴木其一の夏秋渓流図は、色鮮やかだったが、渓流の青色とその付近の緑がどぎつくて絵空事的。笹の葉っぱは型通り過ぎ。狩野永徳の唐獅子図屏風は、漫画的で全体的統一が取れているが、夏秋渓流図はどちらつかずの感じがする。

 昼食はガレット。室内は禁煙だが、テラスは喫煙可でそれとの出入り口が開放されると、煙がわが席まで漂ってくる。席は案内されたままに従い、そこまで考えなかったのは不覚。
 乃木坂まで歩く。

 ・ルーシー・リー展/国立新美術館/1500円。
 良いのが、1点あった。108 溶岩釉鉢。茶のブツブツ加減が良い。生活の要。傑作は無かった。

 ・第84回国展/国立新美術館/リー展半券で700円が500円。