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地球温暖化詐欺/気温データ改竄

2010年05月18日 08時16分56秒 | 生態学
2010年5月18日-1
地球温暖化詐欺/気温データ改竄

 IPCC報告書に使われた気温データそのものについての改竄疑惑に関して、
http://knak.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/ipcc-87e7.html
に、下記のような記事がある。

  「問題のメールは以下の通りで、気温の下降を隠すために、Mannが1981年以降20年間、同Climate Research Unit のKeith Briffaが1961年以降、実際の気温にプラスした“Trick” について述べている。

……〔メールの引用あり〕

East Anglia大学ではデータが盗まれたことを認め、警察に調査を依頼したとしたが、公表されたものが本物かどうか不明としている。しかし、New York Times によると、コンタクトした何人かの科学者はメールの受信、発信を認めている。

Phil Jonesは上の記録が本物だと認めたが、「下降を隠す」というのをどういう意味で言ったのかは覚えがないとしている。

New York Times は、これらの書類は、疑いもなく、特定の問題についての調査の質や特定の科学者の行動について疑問を投げかけるものになろうとしている。.

懐疑派のMike Shedlockは、Beware The Ice Age Cometh: Hackers Prove Global Warming Is A Scam のタイトルで本件について詳細に述べている。

東京大学の大プロジェクトIR3Sの叢書「地球温暖化懐疑論批判」が、データに基づき懐疑論を打破しているが、データそのものに疑惑が出てくると、ますます懐疑派が勢いづくこととなろう。


更にこの後、University of East Anglia は彼らの地球温暖化説の基礎となる生の気温データを廃棄していたことを明らかにした。新しいビルへの移転時に場所がないので捨てたという。

懐疑派はこれまで生データがどのように加工されたのか疑問視していたが、過去150年にわたる長期的な気温上昇の計算根拠をチェックできないことを意味する。」(http://knak.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/ipcc-87e7.html〔ながながと引用してすみません〕)

 これらのひとつひとつについて、日本学術会議は2010年4月30日のシンポ「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)問題の検証と今後の科学の課題」で、関係者に説明させるか、第三者に説明してもらうべきだったと思う。
 なお、「東京大学の大プロジェクト」というのは、資金の出所は東京大学(結局は税金だろう)でも、内容の執筆については偽装である。明日香壽川氏らの説得性の無い答弁書みたいなのをもとにしている。なお、「地球温暖化懐疑論批判」は、
http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/sosho
からpdfを入手できる。科学的論理の運用の演習によいかもしれない。