生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

簡素な社会、簡素な生活 simple life

2011年04月08日 22時28分25秒 | 生命生物生活哲学
2011年4月8日-4
簡素な社会、簡素な生活 simple life

 2008年6月4日に設立されたらしい、縮小社会研究会の家頁 home page:
 http://vibration.jp/shrink/
によれば、

 第8回縮小社会研究会が、2011年4月3日に開かれたらしい。
 「経費が増加する環境技術はエコか?-経費は化石燃料消費を反映する-」と題する発表の要旨では、

  「一般に行〔な〕われている省エネルギー技術のライフサイクルアセスメント(LCA)にも本質的な欠陥があることがわかった。生涯経費が従来より上昇する環境技術、特に省エネルギー技術は、却って化石燃料消費を増加させている疑いが大きい。」
http://vibration.jp/shrink/
となっている。

 武田邦彦氏は、縮こまることはよくない、shrinkはいけない、と言っていた。それは心が縮こまるのは問題だということで、エネルギー使用量をそこそこ減らして簡素な生活をすればよいと思う。
 たとえば、食料品の4割は廃棄されているとかのコンビニの営業は夜10時までの営業にするとか、残業は夜7時までとか、そのほか様々な工夫をすれば、文化を楽しめる生活は十分に可能だと思う。
 それを妨げているのは、商業至上主義的な競争心が大きいと思う。日本は、鎖国して貿易無しでやっていけるぐらいの食糧などの生活必需品生産を、国内で賄えるようになるといいのだが。