生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

合成生物学

2014年03月28日 07時11分26秒 | 生命論
2014年3月28日-1
合成生物学

 ゲノムや染色体は、計算機との類似で言えば、細胞システムが参照する記憶データである。
 参照データ(「遺伝」子とそれらをメチル化などして読み取り箇所の制御に関係するシステム)にもとづいて蛋白体を産生する下位システムは、ではどのようにして作動しているのか?
 システムの作動を説明するとき、設計概念抜きの説明は可能か?
 →時計職人の存在を仮定しない説明は、「単なる」「偶然 chance」または「機会 chance」に任せる場合、その確証は、成立する場合の数をもたらす条件が揃う「確率」の問題となる。
 →機械論は、機械の存在成立を説明しない。



古川健太郎.酵母を用いた合成生物学.
https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/8904/8904_biomedia_6.pdf