生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

絵画作品管理

2010年07月20日 13時19分19秒 | 美術/絵画
2010年7月20日-1
絵画作品管理

 昨年だったかの美術手帖に、作品の収納の特集があった。たとえば、木枠から画布を外して天井から吊るすとか、巻いて立てかけるとか、作者ったちの空間の有効利用の工夫が載っていた。
 昨日、幾人かの作者に訊いてみた結果を分類し、かつ、さらにそれらの間を埋めるように考えた分類カテゴリーを加えると、
  或る絵画作品について、
   1. 張りカンヴァスのままで保管。
     方策例:親類や知り合いに預かってもらう。
     方策例:倉庫を借りる。
   2. 枠から外して保管。
   3. 枠から外して、いくつかの部分に切り分け、未来の作品の構成要素として使うまで保管。気に入らない部分は捨てる。
   4. 放置してカビなど生えたりして不要に思える段階で、処分する(捨てる)。
   5. 保管しない(捨てる)。

 捨てるとすぐ後に、必要になったとか、生かせる方策が出てきたとかは、よくあること。しかし、時間と同様、しようできる空間もまた有限なのだから、即決すること、執着しないこと。されど、ときには総括すること。

 それにしても、いくつかの基準のそれぞれからの傑作または傑作候補を随時、収納保管する体制をなんとかできないだろうか?