■ 輪郭(外郭)・表面・平面内部・立体(物)内部・抽象絵画
たとえば、円だと受け取れる閉じた線がかかれている。実在物ならば、円盤の輪郭か球体の輪郭だと受け取る。人は輪郭(外郭 outline)の検出に鋭敏である(その脳細胞的な基礎は、垂直、水平、45度の線に反応するコラム細胞の関わるシステムに求められる?)。
平面図形の輪郭の内部とはなにものか? 人が輪郭によって対象を認識する場合、その輪郭内部をどう処理するか(たとえば一様に塗る)によって、物として実在するか(real)どうかの感じ方が異なるだろう。抽象絵画の場合、物的実在感(reality)ではなく、感情的現実感(reality)を表現しようとしているかもしれない。あるいは、絵具自身によって作られる直接的存在感かもしれない。
たとえば、円だと受け取れる閉じた線がかかれている。実在物ならば、円盤の輪郭か球体の輪郭だと受け取る。人は輪郭(外郭 outline)の検出に鋭敏である(その脳細胞的な基礎は、垂直、水平、45度の線に反応するコラム細胞の関わるシステムに求められる?)。
平面図形の輪郭の内部とはなにものか? 人が輪郭によって対象を認識する場合、その輪郭内部をどう処理するか(たとえば一様に塗る)によって、物として実在するか(real)どうかの感じ方が異なるだろう。抽象絵画の場合、物的実在感(reality)ではなく、感情的現実感(reality)を表現しようとしているかもしれない。あるいは、絵具自身によって作られる直接的存在感かもしれない。