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安倍自民党政権のつぎはぎ無理細工

2018年12月09日 12時48分19秒 | 政治経済社会学
学問修行2018年12月9日(日)-1:
安倍自民党政権のつぎはぎ無理細工


 朝日新聞の社説が言うように、
  安倍政権は、
   地方税制の抜本改革は行なわない方針である。

 この抜本改革を行なわずに、建築での建増しのように、
  矛盾する政策でも、次々と法律を増やして
   【つぎはぎ細工】で対応していくことは、
    安倍自民党政権に特徴的である。

 安倍政権のこの建増し政策については、二宮厚美(20171120)が指摘している。
 つまりところ安倍政権は、福祉政策と経済政策の評価からは、近々終わると判定される。

 建増し並存というやり方は、今日の全国民の[お金持ちたちを除いた]大多数にとっては解決策とはならない。

 そもそも経済政策として内部矛盾しており、それゆえ破綻せざるをえない、アベノミクスなるものの失敗は明らかである。
 今後は、残念ながら、経済バブルの破裂が、大多数の国民にとって、かなり厄災となりかねない。

 国民は、食糧備蓄しよう。

 ☆☆☆ 文献 ☆☆☆☆
二宮厚美.20171120.終活期の安倍政権——ポスト・アベ政治へのプレリュード[前奏曲].396頁.新日本出版社.[本体2300円(税別)][大中図312.1]

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  「(社説)地方税制 抜本改革が置き去りだ
2018年12月9日05時00分

 地方税収の都市と地方の格差をどう調整するのか。問題の本質に向き合い、地方税制を抜本改革する意思は、安倍政権にはないのだろう。

 企業が都道府県に納める法人事業税はいま、その一部を国税に振り替えて地方に配分している。消費税を含む税制の抜本改革までの間、暫定的に税収の格差を是正する目的で、2008年度から始まった異例の措置だ。消費税率が10%に上がる来年10月に廃止の予定だったが、政府は19年度の税制改正で抜本改革をしないまま、このしくみを続ける。」(朝日新聞、2018年12月9日(日)朝刊)。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13804782.html
[受信:2018年12月9日(日)。]