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福島原発と東北地方太平洋沖地震76

2011年04月11日 13時57分48秒 | 生命生物生活哲学
2011年4月11日-3
福島原発と東北地方太平洋沖地震76

  「原発 憲法23条違反が多くの人を危険にする」
http://takedanet.com/2011/04/post_eeab.html

と題した記事で、武田邦彦氏は、

  「日本の学者の大半が「御用学者」にならざるを得ないのが現状で、学問の危機を目にしても行動ができない。」

と言い、その理由は、

  「すこしでも政府にたてつけば、来年から研究費がなくなる」

だと言う。
 また、

  「何が学問の危機なのか? 
   それは、憲法が定める「学問の自由」が公的に犯され、「憲法違反した学者(日本気象学会長)が逮捕されない」という事実が発生したからだ。」

と述べている。

 2009年5月下旬の、
日本気象学会2009年度春季大会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/msj/others/AM/Y09/S2009top.html

では、槌田敦氏の発表申込みが却下された。
 大会では、「地球温暖化に関する科学的根拠の解明と脆弱性評価のさらなる連携に向けて」というシンポジウムがあったのだから、むしろ、反対論者の槌田敦氏をシンポジウムに呼ぶべきだったと思う。論点が明確になることが期待され、場合によっては、槌田敦氏の主張は誤りだと聴衆は判断するかもしれなかったのだから。
 地球温暖化脅威論で研究費がつく。狭い専門分野が異なれば、怪しいとか間違っていると思っていても、広くは同じ分野の他の研究者に研究費がつくのを、わざわざ邪魔することは(道義的に?)しないだろう。
 
 このことに関連して、訴訟が起こされている。下記参照。

 「日本気象学会」を科学論争を封殺した行為で提訴
http://env01.cool.ne.jp/global_warming/index.htm

 東大IR3S『地球温暖化懐疑論批判』名誉毀損訴訟
http://env01.cool.ne.jp/global_warming/index.htm

 Climategate事件と日本の報道機関の無能
http://env01.cool.ne.jp/global_warming/index.htm