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自民党議員で、国民の健康を守るつもりは無いのは何人なのか?

2018年06月23日 22時32分11秒 | タバコ煙害

自民党議員で、国民の健康を守るつもりは無いのは何人なのか?

 例外規定により、既存店の55%で喫煙が認められるといった、骨抜き法案にした自民党!。

 朝日新聞(社説)参考人にやじ 言論の府をおとしめた
 2018年6月23日05時00分
  「
 受動喫煙対策を盛り込んだ健康増進法改正案を審議中の衆院厚生労働委員会で先週、自民党の穴見陽一衆院議員(大分1区)が、参考人として出席した肺がん患者に向け、「いい加減にしろ」とヤジを飛ばしていたことがわかった。

 自民党内では昨年5月、大西英男衆院議員が、対策を訴えた同僚議員に「(がん患者は)働かなければいいんだよ」と発言し、謝罪している。

 改正案は、飲食店の屋内を原則禁煙としたが、例外規定により、既存店の55%で喫煙が認められる。原案からの大幅な後退は、自民党内の反対に押されてのことだ。穴見氏のヤジは、党内になお根強い異論を反映したものだろう。

 批判の高まりを受け、穴見氏は謝罪コメントを発表した。発言を妨害する意図はなく「喫煙者を必要以上に差別すべきではないという想(おも)いで呟(つぶや)いた」というが、参考人が「喫煙者の方がどこも吸うところがないじゃないかとおっしゃるのもすごくよくわかる」と配慮を示した矢先のヤジだった。とってつけた言い訳と言わざるを得ない。

 穴見氏はファミリーレストラン運営会社の役員を務めており、規制がかかる当事者でもある。対策の強化を求める者への恫喝(どうかつ)まがいの発言を「呟き」で済ますわけにはいかない。

 自らは喫煙歴がなく、受動喫煙でステージ4の肺がん患者となったという参考人は、修正すべき法案の問題点を淡々と指摘した。目の前の相手に対する誠実さも想像力もうかがえない穴見氏には、議員としての資質を疑わざるをえない。