松田洋子のアトリエ絵リアル

松田洋子(マツダヨウコ)の絵画創作活動軌跡 ~ときどきポエムも登場します~☆⇒「麻生洋乃のライティング詩リアル」で検索

秋日和    F20号  2003年

2007-12-25 10:07:06 | Weblog

 2003年春、入間にいる妹と新宿で会い、食事をしました。記憶にある限り、外で妹と食事をしたのは2回目です。
 「近くに世界堂があるから、お姉さんに画材を買ってあげたい」と、誕生日でもないのに言う妹に、私は「画材ぐらい自分で買えるから心配しないで」と言ったのですが、「今日はどうしてもそうしたいから私に買わせて」と言います。
 そして、「私には絵は描けないけど、お姉さんには描いて欲しいの。そばにキャンバスがあれば、環境として描く気にもなると思うし…」と言います。それほど言うのならと、二人で世界堂に行き、妹にF20号の張りキャンバス2枚を買ってもらいました。

 この絵は、そのとき妹に買ってもらったキャンバスに描いたものです。2枚買ってもらったので、2枚同時に描き始め、同時に仕上げました。もう1枚は、前に紹介した「小春日和」(ブランコにのった女の子の絵)です。

 仕上げたら、誰かに観てもらいたくなりました。職場で回覧されたチラシ類の中に「かわさき市民アンデパンダン展」というのを見つけました。審査もなく誰でも出品・展示できる展覧会です。予約制でしたが、まだ間に合ったので出品できました。これが、公の展覧会に出した私の「はじめの一歩」です。

(ポエム)http://blogs.yahoo.co.jp/hirono10asao42/MYBLOG/yblog.html


ボーダーTシャツの人  F15号  2002年

2007-12-20 23:41:53 | Weblog

平成14年、麻生区文化協会に入会しました。

その春に「民藝」の女優さんを描くデッサン会に参加。色鉛筆でデッサンした作品をもとに油彩で仕上げました。 平成14年秋に開催された麻生区文化祭で「麻生区文化協会美術工芸部展」に初めて出品した作品です。

http://blogs.yahoo.co.jp/hirono10asao42/MYBLOG/yblog.html


佐藤勝昭 油絵展 ◇ 12月18日(火)までです!

2007-12-13 21:34:37 | Weblog

11月29日から開催されている「佐藤勝昭油絵展」ですが、あと5日間となりました。

佐藤勝昭先生は、私も会員である麻生区美術家協会の事務局を担当されています。また、同じく会員である麻生区文化協会の美術工芸部員、広報部員でもあります。

 佐藤勝昭先生の作品をまだご覧になっていない方は、ぜひ新百合ヶ丘の「ギャラリー華沙里」をご訪問ください。

 佐藤勝昭先生は今回の個展(画廊企画)で油絵作品約20点を出品されています。各地をお仕事で旅行され、膨大な枚数のスケッチも、ホームページでご覧になれますが、ヨーロッパの風景を油絵で表現した本物のタブローも必見です!

会場:ギャラリー華沙里(新百合ヶ丘駅下車南口方向・昭和音楽大学前・徒歩5分)
    電話:044-954-2333
    http://www.shinyurigaoka.com/kasari

会期:2007年11月29日~12月18日(火) 11:00~18:00(水曜休廊)

佐藤勝昭HP http://home.sato-gallery.com


シュルレアリスムと美術~イメージとリアリティーをめぐって

2007-12-08 23:10:09 | Weblog
 「大家族」というタイトルのマグリットの絵のポスターやチラシも見慣れてしまった今日、明日までの会期なので焦っていました! 
 午前中、桜木町駅からランドマークタワーを抜けて横浜美術館に。
 来館者はそこそこで足音もささやき声もない、きょうはひさびさに落ち着いた時間を手に入れました。作品と向かい合う自分・作品の中にいる自分・作品の裏側にいる自分を体験しました。
 10時に入館したのに気がつけば12時。常設展も観たかったと悔しがりながら午後出勤予定の職場に駆けつけました。

会期:2007年9月29日(土)~12月9日 (日)
会場:横浜美術館

第28回 川崎美術協会 中原展(絵画・版画・その他)

2007-12-06 20:12:13 | Weblog
 図書館から借りた本を返却しようと川崎駅前リバークタワービルに。4階の川崎図書館に返却した帰り、3階のアートガーデンかわさきに寄ってみました。

 中原展 というのをやっていました。ぐるりと回って鑑賞。夏の「かわさき平和展」でご一緒だったすてきな方々の絵も展示してあり嬉しくなりました。

 支部展ができるくらい、川崎美術協会は会員が多いのですね。素晴らしい! 

主催:川崎美術協会北部支部

会場:川崎駅前タワーリバーク3階 アートガーデンかわさき

会期:12月4日(火)~12月9日(日) 10時~18時
                           (最終日は16時)



第39回 日展 を見てきました!

2007-12-04 00:02:05 | Weblog
 チケットをいただいたので、ずいぶんご無沙汰であった日展を訪問しました。国立新美術館は、こんな雨の日でも月曜日の午前中でもにぎわっています。
 
 学生時代、一緒に学んだ仲間や先輩も、近頃は日展に出品しています。会員も、特選も、入選も…。みんな自分の道をしっかりと進んでいるようです。絵から、画家の顔が見え隠れしていました。

 日展会場はほんとうに広くて、階も別れていて、最初はどこから好きな作品を.観ることができるのか迷いました。入選した作品数がこれだけあるということは、応募者はどれだけなのでしょうか。それだけ芸術に打ち込む人がいるということですね。

 日展のほかに数え切れない芸術系団体があり、それを思うと気が遠くなります。無所属ではあるけれど、しかし自分も、創作活動をする一人でもあるのかと思うと不思議なことやっているなとも思えます。

 このブログに日展の展示風景を載せたかったのですが、携帯電話での撮影は禁止されていました。平日は、受付に自分の住所・電話番号・撮影目的を申告すれば撮影可能(フラッシュはだめ)なのですが、携帯はだめなのだそうです。なぜなのでしょうね?早くデジカメを買いたいのは山々ですけど…。仕方なく入り口を撮りました。

会場:国立新美術館
会期:11月2日~12月9日(休館日:毎週火曜)10時~18時




「再 会」 2006年 上野の森美術館日本の自然を描く展出品

2007-12-02 22:59:58 | Weblog

再 会

永い月日とは 何だろう

毎日そばにいる人がいる
そばにいるひとは それだけで たいせつな人なのだ

しかし 30年も前に ある場所で出会い 別れた人がいて

特別に親しかったわけではないけれど
心のかたすみに その人の存在を 意識して生きてきた

そして30年後の 再会  

30年はおそらく 永い月日だろう

しかし まるで昨日別れたばかりの若々しさで
その人は語った

どれだけ私は語れたのだろう

30年分の3時間とは
やはり短すぎると思うけれど

この短さが私に哀愁を残した

「せめて 握手をしておけばよかった」

会う前は思っていたことだった
それは3時間という時間の短さのせいではなかったのだが

再会という すこし重いできごとのために
準備していたうちの10分の1しか 実行できなかった

その人は10分のいくつくらい 実行できたのだろうか

 

参照:  http://blogs.yahoo.co.jp/hirono10asao42/MYBLOG/yblog.html