松田洋子のアトリエ絵リアル

松田洋子(マツダヨウコ)の絵画創作活動軌跡 ~ときどきポエムも登場します~☆⇒「麻生洋乃のライティング詩リアル」で検索

夏のなごりが感じられない…常夏みたい!でも虫たちは?

2012-08-28 22:40:49 | Weblog

集合住宅に住んでいますが、各戸のドアがある通路上に毎日カナブンの緑色に光った死骸がいくつも転がっています。

この写真の場所あたりから、虫はぶーんと勢いよく飛んできて、壁やドアに体当たりして命尽きるのでしょうか?

それから、表に出ると歩道には蝉の死骸が転がっています。蝉は一週間しか地上では生きないといいますが、短い生き物の命が、こうやたらと転がっているのを見るのは、虫の生ではあるけれど悲しく、ああ、夏も終わりなのかなという感じはあります。

蝉はなぜ、歩道に転がっているのだろう?と、去年から気になっていました。 飛んでいる途中でガソリン切れで、垂直に落ちる場所が、たまたま歩行者のわたしが歩く歩道だからで、ほんとうは面積で言えば車道にいっぱい落ちているはず…。車道では休むまもなくクルマが行き来しているから、からからに乾いたような蝉は、轢かれてこなごなになってしまうのでしょうか? 土に帰ることもなく、アスファルトの焦げ付いたような場所で…。

蝉の鳴き声がだんだん変わってきた。ミンミン、ジージーが、ツクツクホーシ、カナカナというふうに…これも夏の終りをつげているのでしょう。

しかし暑さは、今夜のテレビの気象予報士が言う。「明日は、今日以上に残暑がきびしくなるでしょう」

 


柿の実~赤く色づくのは秋だけど

2012-08-26 22:13:38 | Weblog

夕方、日の落ちようとする前に、約4km歩いている。

歩くコースの最初に柿の木がたくさん植えられていて、今は葉と同じ緑色がたわわ。緑というより、この場合は青というのだろうか?

さるかに合戦を思い出した。さるがかにに投げつけたのは「青いかたい柿」だったかな?

考えてみると、秋の実りの時期には、たいていの柿の実は橙色から朱色に染まり、

かたくて青い柿の実はめずらしいのではないのかな? なんて…

さるが青い柿を捜すほうがたいへん!

赤い柿をほおばっている余裕なんてなさそう…

ここは「柿生」

禅寺丸柿発祥の地(王禅寺に」原木がある)で有名。

今年の秋には「柿サミット」も開催されるという。

しかし、散歩コースの柿畑の柿…禅寺丸ではないし、いつも風景として秋の実の色づきを見ているのだけど、もしかしたら出荷もされず、そのままではおいしくないのかもしれない。実質は観賞用なのかもしれないななんて思いながら、陰になった桜並木を歩いてゆく。


こんなこと、初めてですが…もしかしたら?これって?

2012-07-29 20:06:54 | Weblog

6月7日に、ストレッチとダンベル体操を始めて、約50日が経過したところで、昨日の朝、たいへんなことになってしましました。

朝目が覚めて起きようとすると全身がいつもと違います。腰を中心にあらゆる部位が痛むのです。すぐ治ると思って、寝たまま様子を見ようとすると、もう、どんな格好をしてもだめで、痛みが和らぐ姿勢がありません。泣きたいつらさを味わいました。

大声で叫ぶほどの痛みではありませんが、これが一日続くのにはとても耐えられそうにありませんでした。思い当たるのは、毎日の運動(決まった時間)と、前日の飲みすぎですが、こんなことってあるのでしょうか?

昼を過ぎても、痛みが収まらなければ、1人でしたし、救急車を呼ぶ準備もしていました。4時間くらい、立ったり座ったり、寝てみたり、歩いたり、もう、気を紛らわすしかありません。内蔵の病気ではないと、痛みの種類で自己判断はしていました。医者にいくならスポーツ整形外科かななんて思いながら、長い時間をうろうろして過ごしました。

12時過ぎに、痛みは一度になくなりました。ああ、よかったと胸をなでおろし、先月安曇野で買ってきたりんごジュースを飲みました。いただいたメロンが冷えていたので食べました。

午後1時ごろに、また痛みが始まりました。しかしその痛みは腰が主で、あとの部分はだいぶ和らいでいました。気分転換に、シャワーを浴びてみました。同じ状態は変わらずでしたが。それでも、横になっていれば少しは楽なことがわかり、1時間ほど眠ることができたみたいです。

午後5時ごろ、やっと何かをできそうな小さな痛みに変化しました。同じ姿勢に耐えられるようになり、外の洗濯物を取り入れ、たたむことができました。

食事は、普通にし、アルコールは中止。

寝るまえに、腰に湿布を貼り、少し気持ちがよくなりましたが、結局終日痛みはとれず、きょうの朝を迎えました。

今朝は、寝床では少し腰が痛い感じでしたが、起きてしまうとそれほどでもなく、何とかなりそうでした。これなら明日医者に行く必要もないかなと、なんて嬉しかったことか。

きょうは、体操は中止にしました。

しかし、家でじっとしているのも体に悪そうなので、どうしようかと思っていたら、Eテレで紹介されていた美術展が面白そうだったので、電車で1時間と少しかかるけど、それを観にいくことに決めました。

その美術展のご紹介は明日以降のブログでぜひ、したいと思います。

ちなみに、毎日続けていた体操は、ストレッチ10分+ダンベル10分で合計20分。ダンベルの重さは1個1.25キロで、超軽いやつ。1週間前から2キロに変えようと思っていたけど、怖いのでしばらくは変えないことにします。また、週に3日~4日、夕方に30分のウォーキングをしています。これは約4キロくらいです。

体操を始めると、若いころは翌日から2、3日は筋肉痛が出たものでしたが、今だから思いますが今回は一度も筋肉痛はありませんでした。歳をとると、筋肉痛は遅れてくると聞いた事がありますが、50日後にいっぺんに全身を襲う筋肉痛なんてあるのでしょうか?

 

 

 

 


ストレッチ+ダンベル 5週間経過

2012-07-13 21:35:45 | Weblog

わたしの場合は、ダイエットというより、シェイプアップのほうかもしれません。

食生活はまったく変えず(アルコールも同じ)1日も欠かさず、5週間続けてまいりました。

一週間前から、30分ウォーキングも始めました。

現在のところ合計、約1時間程度の運動を毎日しています。

今の状態は、

おへそを通過する胴回りが2センチ減(思ったより、たいした効果なし)。これ、実はいちばん深刻。

体重も、それほど変わりません(体重はとくに問題は無いので)。

しかし、実感していること三つあります。

① 二の腕の感じが、ノースリーブでも何とかいけそうになってきました。

② 鏡を見ると、腹筋が効果出てきたみたいです。うっすらと筋が現れてきました。

③ ヒップがアップしてきたなと実感。パンツをはいたとき、上がったみたいでなんか嬉しい感じ。

この歳ですが、あと二ヶ月続ければ、もしかしたらあきらめていたからだが何とかなるかも?

もしそうなったら、この習慣をずっと続け、みなさんに具体的な体験を話し、お奨めしたいシェイプアップです。

 

 


「地軸」31号が発行されました!

2012-06-24 22:31:36 | Weblog

同人誌「地軸」31号が発行されました。

私の作品名は「帰還」。 短編小説です。ペンネームは「麻生洋乃」。今回は9名の執筆です。

東日本大震災後、企業をやむなく去ることになり、就職活動をする40代後半の独身女性の努力と葛藤の末、見えてきた新たな生き方への目覚めという世界を描きました。

ご購読希望の方は、下記メールアドレスにご連絡ください。

ocean.pine.youko@nifty.com

 

 

 


開成 あじさい祭

2012-06-10 21:17:13 | Weblog

初訪問です! 以前から、一度は訪れたいところでした。ひとりでも、いくぞ!

梅雨に入ったけれど、きょうは良く晴れていて、一日屋内で画を描く予定を変えました!

運動不足で(もちろん年齢のせいもありますが)、おなか周りに脂肪がついてきて、あせりだしたところです。

3日まえから、体重測定、ストレッチ体操+ダンベル体操、おなか周りのサイズ測定を開始。

開成あじさい祭は、幸い昨日から始まっていました。運動のため歩くのと、美しいあじさいや、その地方の特色を観にいくのが目的。スケッチブックを携えたものの、人ごみと、どこかに落ち着いてスケッチする気分にならず、缶ビールと、ご当地グルメの「牛肉+牛蒡メンチカツ」を楽しみ、さまざまな種類のあじさいをそぞろ歩きで愛でました。


信州の4日間★大町と原村

2012-05-06 09:44:22 | Weblog

GWは、絵を制作する予定でしたが、急に家族の信州行きに同行することになり、
4日間、絵画制作とブログをほったらかしにしていました。

大町では天候さえよければ、常念岳を中心に美しい北アルプスの雄大な山並みが見えるのですが…残念でした。

大町には昔家族が住んでいた家があります。その家の掃除や庭の手入れを手伝ったり、

同行した家族の食事の支度や後片付けなどの家事を楽しみました。

また、晴れ間があったので、近くの農耕地帯をぶらぶら歩きながら、田植えを観察したり、土筆を摘んだり、田園をスケッチしたりして過ごしました。

久しぶりの、のどかな時間はいっとき、子どもにもどったような気分でした。

諏訪にある原村では、ペンションに泊まりました。地元の野菜を使った洋食がとても美味しかった!セロリの味は絶品でした。

白身魚のムニエルやビーフステーキなどの洋食に、地酒も合いました!(事前に同行者が、ペンションに地酒を注文していました) 

「舞姫」と「真澄」をテーブルに並べて、一行(6名)はごきげん!

昨日5月5日は晴天で、北アルプス、南アルプスなどの山々が同時に眺望できるような地点にも立ち、富士山の美しい姿も見ながら帰路につきました。

心身ともに、リフレッシュし、きょうからまた日常の生活(?)にもどっています。

 

★ 田植え前の田園のスケッチ


地軸31号原稿執筆中~締め切り3月31日過ぎたのに…どうなることやら!

2012-04-10 23:02:04 | Weblog

まず、これを書き上げないと次に進めません。

きょうもこんなにお天気に恵まれ桜も満開でしたが、ひとり屋内にて書いていました。

書くというより、苦しんでいました。

参考資料がなかなか見つからず、執筆を進めるより、資料かき集めるのがたいへんでした。

だから、きょうの成果はどのぐらいだったのか?

題名はどうしようと、ゆっくりお昼ごはんを食べながら、やはり「帰還」?かななどと……

部屋の中は、寒くて手が凍りそうでした。熱いお茶をいれて器を両手で包みます。少しは手が温まってきます。

でも、夕方買い物に出たら、外が部屋よりあたたかいのでびっくり。

まだ、麻生川沿いの桜が満開のため、柿生は平日なのに人の行き来が激しいです。

今夜はあたたかいので夜桜でも楽しめそう!

明日は、花散らしの雨が降るそうな……花の命は短くて

次の日曜日はお花見会だけど、葉桜で一杯ってことになってしまうのかな?

明日こそはこの作品完成させ、次は描きかけの絵の仕上げに入りたい……!

 

 


「地軸」30号が発行されました!!

2011-06-24 09:51:38 | Weblog

「地軸」の創刊号は、1978年にだされました。私は、1985年発行の第7号から同人になり、以後10号を除いて毎回作品を発表してきました。

エッセイ・小説を主に発表してきましたが、詩や、特集に参加して書いたものもあります。

連載の「家族和音」は、「昭和家族和音」と改題し、2007年に単行本として日本文学館より発行。翌年は2刷を発行。

今回は、前回の「海辺のレクイM」に続き、「森のレクイエム」を発表しました。地軸のページで22ページです。400字原稿用紙だと約60枚。

ジャンルとしては一種のファンタジーです。東日本大震災から約8ヶ月ほど経った日を想定して書いた小説です。

去年に引き続き、カットも描かせていただきました! 「地軸」30号 「森のレクイエム」:麻生洋乃    カット:松田洋子

★今回は185ページと、いつもよりずっしりした仕上がりです。、同人13人による16作品が掲載されています。

 


雨が上がるころ

2011-05-24 09:28:23 | Weblog

連日、降りこむ雨

今日で三日目

梅雨のはしり?

夏日が来て

その同じ日に

ぐっと下げてくる

気温

天気予報は

昼から晴れ

でも上着が必要と

おでかけ人に言っている

 

再就職

とりあえずだけど

うれしい!

 

四月から職を失い

ハローワークへ通い

やっとのことで

面接の機会が与えられ

採用の知らせ

 

雨が上がるころ

傘なしで初出勤したい

さわやかな服装で

笑顔を心のなかにもち

久しぶりに緊張感をもち

新しい仕事場へ向かってゆく

 

雨が上がった記念の日は

覚えてゆく仕事への好奇心絶頂日

積み上げてゆく毎日のための健康祈願日

 

 

 

 


東京トルヴェール 第4回 定期演奏会<被災地の復興を願って>

2011-05-11 13:11:45 | Weblog

私の長女は、このコーラスグループのメンバーです。

コンサート:2011年5月22日(日)

3月に予定していたこの演奏会は、延期になりました。
今回新たに設定した日程では、東日本大震災で被災された方々に元気になっていただきたいという思いをこめて歌う演奏会になることでしょう。


映画「悲しみのミルク」/アルテリッカ2011

2011-04-28 09:44:47 | Weblog

THE MILK OF SORROW

「すごい作品を観た。これはアルテリオ・シネマで絶対上映する!」

と、川崎市アートセンターに帰り着くなりこう叫んだのは、去年3月に

突然他界した野々川千恵子映像ディレクターであったそうです。

「悲しみのミルク」を、KAWASAKIしんゆり映画祭代表 白鳥あかねさん

と野々川千恵子さんという二人の女性リーダーが、2009年に開催された東京フェルメックス

という映画祭で観て、「日本の人々にこの映画を観てほしい」と、公開に向けて

動き出した…そして、しんゆり映画祭やアートセンター開館に尽力した野々川千恵子さんの遺志を

形にと、多くの関係者がこの映画の配給運動を広げていき、やっと公開を現実のものにしたということです。

(以上、多摩川文化圏地域誌「多摩人」39号 アルテリッカしんゆり2011特集の情報を参考にしました)

   ★          ★          ★

 私は野々川千恵子さんとは直接の友人ではありませんでしたが、もう亡くなって十年以上たちますが、

私の友人と野々川さんは親しい間柄であったといいます。この二人は長年新百合ヶ丘を拠点として、

川崎市、市民の文化向上のために積極的に活動をされていらっしゃいました。

 アートセンターが開館してまもなく、映画を観終わったときに野々川さんにお会いし、少しお話しました。

草の根からこつこつと、新百合ヶ丘の文化、特に映画を育ててこられたなかのお一人として、まぶしく感じたのを覚えています。

私の友人も十年生きていれば、きっと何か地域のなかで彼女にしかできない仕事をしていたにちがいないと思うのですが、

その彼女の遺志を私はひそかに野々川さんに託していました。

去年、野々川さんが急逝されたのは、ほんとうに残念でなりませんでした。

しかし、上に記したように、白鳥さんをはじめとして多くの関係者の方々が野々川さんの遺志を形にしていったのですね。

「悲しみのミルク」という映画を観て、いま新百合ヶ丘を拠点に生きた、この世にはもういない二人のたくましい女性のことを考えています。

そしてふたりはいま天国で、しんゆりの話、映画の話、川崎の生涯学習の話などを飽きることなくし続けているような気がしてなりません。

   ★          ★          ★

「悲しみのミルク」は、第59回ベルリン国際映画祭 金熊賞受賞作品です。
第10回東京フィルメックス上映作品。2010年アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。

脚本・監督:クラウディア・リョサ(1976年生まれ。2010年にノーベル文学賞を受賞したマリオ・バルガス=リョサの姪)

舞台は南米・ペルーの貧しい村。ひとりの老女が息を引き取る間際に娘に託した歌は、かつてのテロの時代に受けた暴虐、壮絶な仕打ちであった。母乳から母の苦しみを受け継いだと信じる娘ファウスタ。やがて彼女の固く閉ざされた心が解き放たれてゆく。詩の力、歌の力、生命の力が闇の世界からファウスタを救いだしてゆく。


地軸(同人誌)30号いよいよ発行へ(麻生洋乃)

2011-04-27 09:35:14 | Weblog

麻生洋乃です。麻生洋乃は、松田洋子のペンネームです。(ブログ「麻生洋乃のライティング詩リアル」参照)

「地軸」は、年に1回発行する同人誌(「まんが」ではありません)です。いよいよ30号の編集が始まり、

6月発行に向けて動き出しました。これから、カットを描きます。

私は、昨日原稿を完成させ、滑り込みセーフで何とか発表できることになりました。

前回2010年6月発行の「地軸29号」には、「海辺のレクイM」という読みきり短編を掲載しました。(写真は、出だしの2ページ分です)

「海辺のレクイM」は、図書館・引きこもり・海をキーワードとした小説です。

今回30号は、「森のレクイエム」という題名で、内容は、絵画・自然・コミュニティー・震災をキーワードにした小説です。

読者になっていただける方は、メールにてご連絡ください。私の作品は約21ページです。他に、十数名の執筆者がいます。

連絡先:ocean.pine.youko.@nifty.com (松田洋子または麻生洋乃あて)

 


巨大地震発生後1か月(東北自動車道~宮城県登米市へ)

2011-04-19 10:25:02 | Weblog

4月16日午前5時(神奈川県川崎市麻生区)出発~4月17日午前12時過ぎ帰宅(日帰り視察)

 

5時過ぎ:自宅前の尻手黒川線から東名川崎IC~東京外環自動車道~川口JCTより東北自動車道へ(6時ごろ)

9時ごろ:那須高原PAで休憩  迷彩服にヘルメット姿の自衛隊とみられる人たちが見られる

白河あたりから、地震の影響で破損した道路の修理あとが目立つようになる

国見SCで休憩(気温が上がり、暑い!)

被害を受けたとみられるあちこちの民家の屋根にブルーシートがかぶせられ、
土のうがのせられている~この風景がずっと続く

さくらは満開

こぶしも満開

気温は20度

東北自動車道は、凹凸と段差である程度の衝撃がある

余震が随時発生するため、時速制限あり

11時半ごろ:仙台市 さくらはまだつぼみが多い

気温は23度

仙台市の八木山ベニーランド(テーマパーク遊園地)が開園したと地元のラジオ放送 ~4月24日まで入園無料だとのこと

長者原SAで休憩…栃木県鹿沼で地震のため、自動車道一部通行できないとの情報あり(帰るまでには復旧するだろうと…)

若柳金成ICで東北自動車道を降りる

登米市をめざし、走行

登米市内の交差点信号待ちで余震発生

地震による信号機の揺れが見て取れる(風も強かったが)

道路や店舗など、地震被害箇所の修理中が目立つ

市内で歩く人を見かけるのはまれ

午後1時前:登米市役所到着(災害対策本部設置中の立て看板)

仕事の関係で寄ってみる予定の事業所へ

時間調整中に、付近の建築物の被害・復興状況視察

地震発生から1か月以上経っているので
全壊した家屋などは、がれきが片付けられさら地になっていた

半壊または傾いてしまった民家や店舗が点々とみられる

外壁がなくなって建材が風で吹っ飛びそうな建物

目的の事業所での取材

15時半過ぎ:日帰りするにはそろそろ出発しなくては…

クルマのタイヤは普通タイヤだし(被害地では道路によりタイヤのパンクが起こる可能性あり)

時間があれば、どこかでクルマを降りて津波による被害現地(石巻)を歩きたかったが今回はムリ

また、時間をみて来ることにしようと

きびすを返して東北自動車道に乗る

しばらく渋滞

自動車事故だった

18時前:月は東に もうすぐ満月

沿岸の被災地は満ち潮による被害も起こっている

泉ICで休憩

仙台でラジオ放送 仙台のつつじヶ丘は24日まで桜まつりを開催します…

国見SAで休憩(だんだん寒くなってきた)

午後11時:東北自動車道を降りて東京外環自動車道へ

東名川崎ICから尻手黒川線に~自宅へ到着(12時過ぎ)

★     ★     ★     ★     ★     ★

宮城県登米市の被害状況(2011年4月18日付け朝日新聞掲載)
約10人行方不明。約790人避難。住宅約130棟全壊。

※ 写真:壁が崩れ落ちた住宅の手前のさら地には全壊した建物(うなぎの寝床のような長い建物)があった。

※ 写真:被害を受けた建物には登米市建築住宅課の調査結果による住宅の安全についての貼紙があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「英国王のスピーチ」

2011-04-12 22:00:32 | Weblog

表題の公開中の映画を見ました。
上映中、ずっと緊張感で疲れました。

が、このお話、自分と重ね合わさり、かなり楽しめました。

私は吃音をもってはいないながらも、同じだけの精神的な痛みを体験してきました。
吃音が言語障害といえるのか大変疑問ですが、私自身、話し方で幼少の頃からからかわれてきました。
わたしの場合は、発音や言葉を歯切れよく発声できない、医学的には障害には入らないものです。

人は、多数の人のなかで少数のマイナスイメージのことがらには、とても大きな拒否反応を示すのかもしれません。
そして、それが国王であったりしたらなおさらです。昔からのおとぎ話では、悪名高い王様は珍しくはありませんが、
みな、言葉巧みで威厳に満ちています。

ところが、この英国の国王となった主人公は、吃音というある日どこからか生まれた癖があることにより、
映画のなかではいわゆる平民としてならまだしも、国王として生きるなど、死んでしまいたいほど苦しみ悩むのです。
公的なスピーチが必須な国王としての役職はそれをまぬがれることはできません。

勇気をもって、王室の威厳も捨ててでもすがるべき人物と出会うことができ、主人公は後戻りしながらも、自分を支えてくれるパートナーを信じ、
王位を継承し、何とかスピーチを成功させたのですが、それが実は始まりだったという事実にもとづいた物語です。

スピーチとは何か? 内容はもちろんいちばん大切なのですが、それを超えたスピーチをする人間の心の叫びが実はほんとうに人々に届く勢いにつながり、内容を盛り上げる迫力として共感をもたせ、大衆の心に響くのですね。

今回の大震災の影響もあり、4月10日に行われた統一地方選挙には全体を通して選挙演説などの盛り上がりに欠けてしまいましたが、スピーチのあり方がいかに大衆の受け止め方を左右するかという点から考えても、日本を指揮するいまの政治家のみなさんにも、ぜひごらんいただきたい作品です。