全国労働組合連絡協議会(全労協)が声明

東北関東大震災に被災された皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げます

2011年3月15日
全国労働組合連絡協議会(全労協)

　3月11日14時46分頃、東北関東沖を震源とする、国内観測史上最大級といわれる大地震とそれにともなう大津波が発生し、太平洋沿岸を中心に多くの人命が失われ壊滅的な被害を受けました。時間が経過するにつれその被害の甚大さが次々と明らかにされています。

　余震と厳しい寒さのなか、被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

　全労協は被災された皆さんへの一刻も早い支援体制をつくりあげるため、東北関東大震災「対策本部」を設置し、被災された方々への①義援金カンパ、②物資支援、③人的支援等々に全力をあげる決意です。

　また、福島第一および第二原子力発電所で、放射能漏れを発生させるという、私達が恐れていた原発の重大事故が起きています。政府は対策本部を設置し対策を取るとしていますがその機能が十分発揮されているとは言えません。改めて原発の停止と建設中止を求めるとともに、地元住民と原発で働く労働者の人命第一に全力をあげなければなりません。

　全労協は今回の大災害に対し、被災された現地と十分な連携をはかりながら、組織を挙げて、全力で可能な限りの支援をしていく決意です。
　
働く仲間のみなさんのご協力を心から訴えます。