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全国一般東京東部労働組合の記録

7・26 葛飾地域の非正規雇用問題を考える労組集会が成功

2012年07月27日 13時31分23秒 | 労働組合

(上の写真=非正規労働者の権利拡大に向けて参加者の団結ガンバロー)

7・26 葛飾地域の非正規雇用問題を考える労組集会が成功!
葛飾区職労・牧野委員長が官製ワーキングプア問題で講演
葛飾地域で非正規労働者の権利拡大を労組間共闘で実現しよう!

東京・葛飾地域に基盤を置く様々な労働組合が共同で「葛飾地域の非正規雇用問題を考える労組集会」を7月26日夜、葛飾区勤労福祉会館で開催しました。各労組から満員の65人が参加。葛飾区職員労働組合の牧野梅三郎執行委員長が「葛飾区の官製ワーキングプア問題」と題して基調講演しました。本集会の成功は非正規労働者の権利向上を柱のひとつにした葛飾地域での労組間共闘組織の立ち上げへの前進につながりました。


(上の写真=基調講演で区役所や公務職場での非正規問題を語る葛飾区職労の牧野委員長)

集会を主催したのは、東京清掃労組、自治労・公共サービス清掃労組、京成バス労組金町分会、国鉄労働組合、電気通信産業労組、NTT関連合同労組、全国一般東京東部労組の7労組。この枠組みでの集会は今年3月の春闘交流集会に次いで2回目。当日は主催団体以外からも葛飾区職労の組合員や郵政産業労働者ユニオンなど地域の仲間が参加しました。

集会は東京清掃労組の司会で開会。区職労の牧野委員長は講演で「葛飾区の臨時・非常勤職員は現在約2700人いる。昨年の区との交渉では事務パートの時給を30円アップさせた。非正規職員の待遇を底上げし、格差是正を図っていく」と話しました。また、大阪市の橋下市長による公務員バッシングと組合潰しの攻撃についても触れ、「東京23区にも波及している。地域から様々な労働組合が共通課題で集まり、情報共有を進め、運動に反映させていこう」と呼びかけました。

集会では清掃、JR、NTT、民間中小企業など様々な現場での非正規問題に関する報告が各労組からありました。いずれの職場でも正規労働者から非正規労働者への転換が進み、雇用の不安定と低賃金など劣悪な待遇が横行している実態が明らかにされました。非正規の劣悪処遇が労働者全体の労働条件の切り下げ、公共サービスの劣化、団結の基盤の掘り崩しをもたらしている状況も浮かび上がりました。

集会のまとめとして、東部労組の須田書記長が「非正規労働者が泣き寝入りせずに自ら権利拡大に声をあげ、立ち上がれるよう葛飾地域での労組間共闘組織の立ち上げに全力をあげよう」と提起しました。最後に公共清掃の仲間による団結ガンバローで集会を締めくくりました。

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