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全国一般東京東部労働組合の記録

バングラデシュ労働者の皆さんへ!

2009年08月14日 08時24分30秒 | 労働相談

バングラデシュ労働者の皆さんへ!

  「1日14時間労働、休日月1、残業代ナシ、毎月12万円ポッキリ」―7月も月末近くになって、社長から労基法も何のその、法制にかくも挑戦的な労働条件をあてがわれ、挙句の果て「顔も見たくない」との理由だけで解雇されたインド料理店勤務・バングラデシュ国籍の労働者が、血相を変えて当センターに飛び込んできました。

 彼には就業ビザが発行されていました。当然のことですが、雇用され労働を提供することが滞在の条件ですから、「解雇」されたとなれば、その瞬間に「不法滞在」のレッテルをべったりと貼りつけれられてしまいます。

 この”弱り目”をくだんの社長は、無情にも法律違反だらけの労働環境を押し付けることにも飽き足らず、そりが合わないという暴君的な言い分のみで「弱者」を自ら経営する店舗から放逐し、労働者としての誇りと生活の糧を剥奪したのでした。

 早速、この不当な解雇を撤回させ、これまでの残業代を取り戻し、ひいては労働条件に係る遵法性を担保させるため、社長に労働組合加入申入れを行う算段を着々と進めているところであります。

 「労働者のボーダーレス化」=国際化がツナミのごとく押し寄せています。当センターで目立つのは、バングラデシュ国籍労働者。口コミも手伝いコンスタントに毎月数件は相談が寄せられ、組合加入に至っています。

 労災事案をメインに工業団地が密集する関東近県等遠方からの引き合いも多く、これまで労働組合の枠組みでかなりの案件を解決してきました。

 全国一般東京東部労組でも、南アジアの労働者ネットワークが構築されつつあります。 まさに時代の趨勢を反映しているといってもいいのではないでしょうか。

 あらためて外国人労働者の皆さんの労働組合結集を呼びかけます! 

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