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全国一般東京東部労働組合の記録

島津葉子さんの雇止め・解雇撤回求めメルスモン製薬本社前申し入れ行動

2017年10月30日 06時00分00秒 | 労働組合

 

 

10月27日、メルスモン製薬(東京・豊島区)で14年勤続・20回契約更新を重ねてきた有期雇用パートタイマー島津葉子(全国一般東京東部労組労働相談支部)さんが、9月15日付雇止め・解雇の撤回と復職を求め、同社池袋本社前で抗議アピールと会社に対する申し入れを行いました。行動には東部労組各支部組合員18人と友好労組から12人が結集し、会社による理不尽な仕打ちにつき抗議アピール。そして同じ職場で働く仲間に対し島津さん・東部労組との連帯と団結を訴えました。

島津さんは2003年7月、メルスモン製薬川口営業所に入社・配属、以来14年間継続勤務してきました。契約更新回数も20回を数えます。しかし、今年の7月、会社は島津さんに対し来期契約不更新を通告。9月15日付の雇止め・解雇を突きつけてきました。これまでの島津さんの実績と会社への貢献を無に帰そうとする暴挙です。その理由も「仕事の範囲がより広がり高度となるからあなたでは力不足」「正社員の有資格者を入れた」「職場を若返らせたい」など何一つ説得力を持たないものを羅列するのみ。島津さんに研修を実施して十分対処できるとの団体交渉での指摘に対しても「パートへの研修は考えていない」「これが会社の方針だ」と非正規労働者差別を隠そうとさえしません。来年度から施行される労働契約法第18条「5年無期転換ルール」(5年間を超えて労働契約を反復更新してきた労働者の申し出があれば、有期契約を無期契約にしなければならない)に真っ向から挑戦する意図も見え見えです。

行動当日、菅野存・東部労組委員長や司会を務めた矢部明浩同書記次長は、会社への抗議とともに、同じ職場で働く正社員に向け「島津さんを再び職場に暖かく迎えてほしい」「島津さんと団結して職場を働きやすくしていこう」と強く呼びかけました。島津さんからは「私一人では何もできないけれど、こんなに集まってくれて本当に勇気づけられた」との発言があり、島津さん本人による「職場に戻せ!」という力強いシュプレヒコールと団結ガンバローで本社前集会を締めくくりました。

メルスモン製薬は島津さんの雇止め・解雇を撤回し職場に戻せ!
メルスモン製薬で働く仲間は島津さんと団結しよう!

動画・メルスモン製薬は不当な雇止め・解雇を撤回してください! 

 

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