上の写真=加賀澤さん(左端)の問題で打ち合わせする宇都宮弁護士(右端)
「反貧困」の宇都宮弁護士が日弁連会長に!
日本弁護士連合会(日弁連)の会長選が昨日(3月10日)にあり、私たち全国一般東京東部労組もさまざまな形でお世話になっている宇都宮健児弁護士が当選し、4月からの新会長になることが決まりました。
昨日の会長選は、2月にあった会長選で得票数が拮抗したための再投票でした。約2万8700人いる全ての弁護士が有権者で、投票率は63.19%でした。そのうち宇都宮弁護士は9720票を獲得し、全国52弁護士会のうち46会を制しました。任期は2年間です。
宇都宮弁護士は多重債務問題の第一人者として知られています。東部労組も参加している「反貧困ネットワーク」の代表を務めています。東部労組HTS支部の塩田委員長に対して阪急トラベルサポートが週刊誌の記事を理由にアサイン停止=解雇した問題では言論人・文化人アピール運動の呼びかけ人にもなってくれています。
また、大手損害保険会社による障害者差別の是正を求めている東部労組組合員の加賀澤志のぶさんのたたかいでは、宇都宮弁護士は他の多くの弁護士とともに会社との団体交渉に参加するなど、加賀沢さんの怒りやつらさに寄り添って献身的にバックアップしてくれています(現在も会社と交渉継続中)。
宇都宮弁護士は今後、貧困や格差拡大を「最大の人権問題」と位置づけ、日弁連をあげて取り組むとしています。私たち東部労組もともに貧困をなくす運動に全力をあげていきます。
尊敬してやまない宇都宮先生の、今後のご活躍を心より祈念しております。
おめでとうございます。
期待しております。