(写真=定年制廃止のたすきと腕章を着用して団体交渉に臨むメトロコマース支部組合員)
東京メトロとメトロコマースの経営者は瀬沼組合員の雇用と生活を守りなさい!
3/28 東京メトロ駅売店の非正規労働者とメトロコマースとの団体交渉報告
東京メトロの地下鉄駅売店「メトロス」で働く非正規労働者の女性たちでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部は3月28日、直接の雇用主である東京メトロ子会社の株式会社メトロコマース経営者との第31回団体交渉を東京・上野で行いました。3月18日に非正規労働者への65歳定年制に反対するストライキ闘争を行って以降、初めての団体交渉です。組合側はメトロコマース支部の後呂委員長ら6人、会社側は土佐取締役ら5人が出席しました。支部の組合員は「定年制を廃止せよ」と書かれた手作りのたすきと東部労組の腕章を着用し、団体交渉に臨みました。
会社側は、この日の団交で、非正規労働者への65歳定年制廃止は「困難」「仮に現行の制度を見直すとしても時間がかかる」と消極的な姿勢を見せました。他方、65歳定年制に基づき昨年退職に追い込まれたうえで「特例措置」として1年間雇用を継続されてきた瀬沼組合員の雇用を今年5月21日以降は打ち切るという従来の会社の考え方について、「あらためて見直せるかどうかを社内に持ち帰って検討したい。4月4日午前中までに組合に回答する」と話しました。
組合側は、賃金など労働条件が著しく低く有期雇用で不安定な非正規労働者に対し、正社員と同じ65歳定年制を当てはめることの残酷さと不合理性を追及し、制度の見直しを求めてきました。そのうえで、当面、この定年制度に基づいて組合員の中で真っ先に犠牲になり、生活を破壊される瀬戸際に立たされている瀬沼組合員の継続雇用を強く要求してきました。この日の団交でも、私たちは瀬沼組合員の雇用が守られない場合には引き続き争議を拡大発展させることを告げました。
会社側がどのような回答を行うかはまったく予断を許しません。東京メトロ駅売店の非正規労働者の決起に関心と注目をいただいている皆さんにはこの間のご支援にお礼を述べるとともに、「瀬沼販売員の雇用と生活を守れ!」「非正規労働者への差別をやめろ!」の声をいっそう強くあげてもらうよう心よりお願いいたします!
なので、東京メトロのサイトからクレーム付けました。
先日、売店の販売員さんの「定年退職」を設けるという事をTwitterで知りました。
どうして「退職金」無しで「定年退職」させるのかサッパリわかりません!!
しかも、給料も週6日働いて10万円台の人達が「定年退職」に応じるわけないでしょ!!
「定年退職」撤回してください!!
「瀬沼販売員の雇用と生活を守れ!」「非正規労働者への差別をやめろ!」