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「有給休暇」関連相談事例から2012年11月にNPO法人労働相談センターと東部労組に寄せられた「有給休暇」関連相談から抜粋して以下の事例を紹介します。
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「有給休暇」関連相談事例から(2012年11月分)
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2013年1月21日
1、妹の海外挙式のため、6日間の有給休暇を申請したところ、「うちは月2日までしか有給休暇は使えない。それを超える分は賃金カットする」と言われた。
2、変形労働の会社。祭日のある月はその分土曜日が出勤日。しかし、「仕事がない」との理由で無理矢理有給休暇の消化を強要させられる。
3、介護施設。過酷な職場のため、次々と仲間が辞めて人手がいつも足りない。公休をかってに削られたり、もともとある夏休みすら貰えない。有給休暇もこの5年間一度として希望日に認めてもらえたためしがない。
4、パートにも有給休暇はあるか。有給休暇の請求時効はいつか。(パート・アルバイト・派遣・契約すべての労働者にあります。時効は在籍中の2年です)。
5、アルバイト。上司から「有給休暇は月に4日しか使用できない。退職時に余った有給休暇の消化も不可能」と言われてしまった。
6、デイケアサービス。退職する時に、残っている有給休暇を消化できず、また買い取りもしてくれなかった。退職した後でも今から請求できるか。
7、病院。30日残っている有給休暇を退職時に消化したいと願いでたが、上司が「あなただけ認めると、今後みんながそれを請求してくるので、認められない」と拒否された。
8、店舗アルバイト。週6日間一年近く勤務しているのに有給休暇がない。雇用保険も休日割増手当もない。
9、毎日朝6時半からの12時間労働で働く勤続20年から1年のパート社員数名の会社。ひとりが心筋梗塞で倒れたので、「有給休暇はないのか」と尋ねると「うちにはそんなものは存在しない」と言われた。
10、アルバイト。他の女性のパートには有給休暇が与えられているのに我々アルバイトにはない。
11、歯科医院。誰も有給休暇を取った人がいない。冠婚葬祭・病欠・15分の遅刻で皆勤手当1万円がカットされる。「休んでいる間は他の人が忙しい思いをしているから、我慢しろ」「法律があっても四角四面どおりいかない」と。
12、夜持病が悪化した時、翌日の午前中に病院に行ってから仕事に行きたいのだが、いつも「段取りが付かないから休んでくれ」と言われる。その上、有給休暇も使わせてくれず賃金カットの欠勤扱い。生活のため仕事に行きたい。せめて有給休暇を使わせて欲しい。
13、アルバイト。休むと正社員から「休みは会社への裏切りだ」と罵倒され仲間外れにされる。有給休暇もない。
14、休みが月4日しかない上、毎日10時間の拘束時間で休憩時間は一時間だけ。有給休暇もない。
15、特別養護老人ホーム介護職員。勤続10年。人手がたりず、公休の消化すらままならず、どんどん「公休残日数」が貯まる一方です。勿論有給休暇などとれるはずもありません。
労働相談は
NPO法人労働相談センター http://www.rodosodan.org/
全国一般東京東部労働組合 http://www.toburoso.org/
電話 03-3604-1294、03-5650-5539、03-3604-5983
メール info@toburoso.org
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