写真・中央労働委員会の布亀支部と弁護団
請負にされれば、仕事中怪我ををしても労災も使えません。残業代もでません。有給休暇もありません。
社会保険もなくなります
全国の布亀デリバリーセンターにお勤めの皆さんへ
会社の「偽装請負」に反対の声をあげていきましょう!事実上の賃下げに反対しよう!
いま、布亀の牛乳配達拠点「デリバリーセンター」(以下DC)では、会社が毎月の損益分岐点6133本を配達できない社員に対し、「通知書」なるものがバラまかれています。これは、6133本以下で宅配本数マイナスを出せば退職勧告される、いわば”最後通告”とも取れる内容です。さらに退職の勧告をのまない場合は、雇用契約(正社員)から業務委託契約(事業主)に切り替えるという実に一方的で卑劣なもの。
契約形態が業務委託に変更されてしまうと、これまで私たちが会社と争い、1年3カ月にわたる裁判においてようやく解決に導いた「ガソリン代自己負担」「車輌リース代の給与天引き」が、「一事業主との契約だから」という理由で容易に正当化されてしまいます。もちろん社会保険からも除外され、実際に数万円も自己負担が増えます。
私たち全国一般東京東部労組布亀支部の拠点・葛飾DC(東京都)や江戸川DC(同)では、会社による「通知書」攻勢が現在熾烈を極めています。事実、この執拗なアプローチに耐えきれず、不本意ながら業務委託契約を結んでしまったという宅配社員も出てきています。こうした業務委託契約締結強要は、もちろん不当なものであり、他の宅配社員とまったく同じ業務に従事させながら、労働者保護法制(労働組合法、労働基準法、最低賃金法、労災保険法…)の枠外に強制的に置く「偽装請負」行為そのものです。
私たちは、こうした違法・脱法行為を到底見過ごすわけにはいきません。会社がこれを完全に引っ込めるまで徹底的に闘っていきます。
全国のDCで働く皆さん、勇気を出してご一緒に声をあげていきませんか。文字通り明るい新年を迎えましょう。不安な日々に終止符を打ちましょう。ご質問、不明点、情報提供などがありましたら、遠慮なく下記までお問い合わせください。
お問い合わせ
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全国一般東京東部労組
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担当 矢部