六月の手紙

山崎まさよしサンのファンです。六月生まれで、手紙の様にLIVEレポが中心のblogにしたいと思っています。

COVER HALL TOUR2007 渋谷C・C・Lemonホール 12/23

2007-12-25 02:41:13 | Weblog
COVER HALL TOUR2007 千秋楽(渋谷C・C・Lemonホール)12/23

追加公演を含めて16公演のCOVER HALL TUORの千秋楽公演に行って来ました。
今回の旅の友は大阪のAやん。
旅行パックツアーの関係で新幹線の発着を京都からにしてもらい、大阪のAやんには京都まで出向いて頂いた。「ひかり」なので少し時間はかかるが、遠征費を少しでも安くあげたいので少々時間がかかっても良しとしよう~
東京に11:46到着し、事前に調べた「乗り換え案内」の通りにホテルまで移動。
ホテルにチェックインし荷物を預けて、下北沢へと向かう。
今回の旅の目的の一つのアルバムYO!のジャケットの撮影場所のレストラン「トロカデロ」へ。
下北沢駅から地図と住所を頼りに歩く。土地勘が無いから随分迷う。
途中地元の方に道を聞きながら、何とか無事に到着したが、大阪のSさんが予約しておいて頂いた13時にはかなり遅刻。
商店街の中にある見過ごしてしまいそうな小さなフランス料理店。
3階建ちの建物は木造でかなり歴史を感じるレトロで味のある風情だった。
こんな商店街のドン真中で撮影したのか~とビックリ。
1階はカウンター席と小さな二人かけのテーブル席が一つと調理場。間接照明のみの店内はボンヤリした明かりの中でも活気がある。Sさんの名前を言い2階席へと案内される。ギシギシと言う木の階段を上がると、既に到着されて待たせてしまったSさんとお友達の同じくSさん、そして新潟のPちゃんとそのお友達のD君。遅刻のお詫びを言いながら早速ランチメニューを注文。
何とも愛嬌のあるフランス人(?)の店員サンが片言の日本語で注文をとってくれる。
私は鴨肉とダイコンのオレンジソース添えとジャガイモのスープとデザートはレモンタルトケーキにコーヒーを注文。かなり空腹で、写真撮るのも忘れて一気に食べた。上品なお料理は量も上品。美味しかったけど、空腹を完全には満たしてはくれなかった。
この日の店内はまさやんファンでイッパイ。お馴染みのまさ友さんともお店で再会した。
お客さんが引けると店内撮影大会もどきが始まり、デジカメでみんな店内を撮りまくると云う、他の人が見れば本当に滑稽な光景が展開される。
次の向かったのは、同じく下北沢にある、05のカレンダー撮影場所の「スズナリ」
時間無いから走る~
そして、最後はピストル君の個展。先日行った私が及ばずながら皆さんをご案内。本日はご本人はいらっしゃいませんでしたが、結構大勢の方が来られていました。
会場に流れている濱野君のインストロメンタルも素敵でした。

はい、時刻は16時前。本日発売の「渋公千秋楽Tシャツ」を先行グッズ販売でGETしまきゃ~と会場へと大急ぎで向かう。
クリスマス・連休とあって歳末の渋谷はもの凄い人だった。これはメイン通りを歩いてはとても時間がかかると、土地勘のあるPちゃんの道案内で浦道をすり抜けて会場へ16時半頃に到着出来た。
早速先行グッズ販売の列に並ぶ。飾ってある「渋公千秋楽T」はマーサ&パンチラスの3人の写真がプリントされてあり、サングラスに帽子スーツ姿の3人が可愛い。
白・ピンク・茶と3色あり、1枚¥3.800-と少々高いとも思ったけれど、私は白と茶と購入。千秋楽だしね、奮発しました。
渋谷C・C・Lemonnホールと名前が変わり、会場の正面にはレモンの看板にC・C・Lemonホールと書いてあった。ホールも綺麗に改装されてあった。
本日のチケットは千葉のTさんにFCで取って頂いた。
この千秋楽&まさやんのお誕生日と言う記念日に参加出来る事を心から感謝。
本日は1階席22列の中央の席。まさやんが正面で堪能出来る。
全国から沢山の熱いまさやんファンが集結した様な感じで会場は開演前から熱気が漂う。
緊張・・・緊張・・・妙に緊張していた。
千秋楽がお誕生日だし~ワクワクドキドキ、心拍数も上昇して当たり前。

開演時刻の18:00を少し過ぎて暗転になると会場から大きな拍手と歓声が起こりました。
まさやんは淡いパープルのシャツに銀ラメのネクタイ、黒っぽいGパン。白に黒リボンの帽子にエレキギターを持ちスタート。

本日のMENU
1.ストリッパー(沢田研二のカバー)
2.ソノラマ
3.M
4.あなたに会えてよかった
5.あの鐘を鳴らすのはあなた(和田あきこのカバー:ゲンタ&まさやん)
6.Sweat Memories(アカペラで)
7.アンダルシアに憧れて
カバーも良いけどカレーもねとキタローさんまさやんが言い
8.ドミノ
MC
9.ケンとメリー~愛は風のように~
10.レイトショーへようこそ
11.True Colors
12.Englishman In New York
13.週末には食事をしよう

色とりどりの大きな蝶ネクタイをして・・まさやんが赤、キタローさんが青、ゲンちゃんが金の蝶ネクタイ。
14.「一人酒」(即興で作った曲。ウクレレでハワイアン調)
15.Raindrops Keep Fallin’On My Head
16.Daydream Beliver
ものマネとカバーの違いの講座?
秋川雅史、ブルーハーツの甲本さん、長淵剛
17.トランジスタラジオ
18.月
19.大きな玉ねぎの下で(エレピの弾き語り)
20.コイン
21.ステレオ
22.苦悩のマタニティー
23.ヤサ男の夢
24.アドレナリン

アンコール#1
3人お揃いの黒のスーツ姿に黒のサングラス。(ブルースブラザーズ風)
1. Respect
2. さらば恋人
3. Superstition
4. はじめてのチュー
5. Just The Way you are(Vo.キタロー)
6. Just The Two Of US
7.坊主&パーマのテーマ(DEEP PURPULEのSMOKE ON THE WETERの替え歌)
8. All My Loving Just The Two Of US


アンコール#2
渋公千秋楽マーサ&パンチラスの白のTシャツに着替えて

真夜中のBoonBoon
いかれたBaby

勿論1曲目からスタンディングでヒートアップ。
今日はまさやんだけでなく、ゲンちゃんもキタローさんも何時もにも増して凄かったです。
ゲンちゃんのソロの「あの鐘を鳴らすのは・・」も最高に上手かった。キタローさんのベースの音も冴える~
まさやんが「ストリッパー」で会場の方を指差すと、まるで自分の方を指してくれたみたいで・・ドキドキで、思わずTサンと顔を見合わせて大ハシャギ。(そんな訳ないと解っていても嬉しい

最初のMC
ま:どうも、こんばんは(と言いチューニング)
山崎まさよしデス(と言いハーモニカホルダーを首に下げる)
今日はカバーホールツアー千秋楽です。よう来たなあ~(関西弁で)
会:お誕生日おめでとう~
ま:えっ、何の事(ちょっととぼける)
はい、この世に生を受けて36年が経ちました。
会:大きな拍手とおめでとう
ま:まあね、こういうの照れるんですよ。スィースィーレモン(ワザとなまって言う)ですけど、前もありました。その時も皆さんから手厚く葬って頂きました。(笑)
まあそれはサテ置いて、今日は最後までごゆっくりお楽しみ下さい(拍手)
照れてるまさやんはとても可愛かったです。

ケンとメリーのイントロが変わっていました。ストリングスの音がSEで流れた様に感じて音が更に重厚になった様な・・?勘違いかも知れませんが。
もうこの素晴らしいパートも今日で最後かと思うと、切なくなりました。
何時も以上に丁寧に伸びやかな歌声が会場を包み込んで行く。
レイトショーでのゲンちゃんのパーカッションも素晴らしかった。
3人だけで作りだされるグルーブの心地良さを満喫。
まさやんの体がギターと一体となり揺れる。妖艶な姿も見納めと双眼鏡でしっかり見てしまう。声がね、もう本当に良いなあと。
ラーラーのコール&レスポンスも楽しそうで、笑顔が零れる。
お客さんとのエンディングのタイミングも絶妙で良い感じです。まさやんも凄いけど、お客さんも凄いって思う。
週末・・はドラムのリズムから始まりベースとまさやんのエレキの音が絡んで行く。音が徐々に重なり始まる感じが良い。アグレッシブで男っぽさ炸裂で声のパワフルさが引き立つ。
デビュー当時の楽曲だが、LIVEの中でどんどん成長し成熟してますます聴きごたえのある曲へと進化した。理屈は抜きでカッコイイ~。

マーサ&パンチラスのステージ
汗ビッショリのマーサ。前髪が短くて眉毛がクッキリ、大きな蝶ネクタイと、何とも愛嬌がある。
ス:今年はマーサ、アルバム2枚出したんだろう?「ミイとケイ」
それを受けて、マーサはピンクレディーのUFOかペッパー警部だかの振り付けしながら、手をクルクル、開脚して踊る。これがメチャ可愛いかったです。

ス:カバーアルバムを出したツアーだからカバーばかりやるっれ訳でも無く・・オリジナルもやってるよね?
ま:昔の曲だけどね、古いのをね。埋もれそうな曲をね。
ス:しかもシングルじゃ無いヤツばっかね(笑)
ま:もう持ち駒が無いからね。
ス:そうだ!新曲が無いからね。
ま:新曲が無い・・無い・・やかましいわ(笑)
スが今から作ろうと、
ま:どんな曲作る?ご当地ソング?
ス:何言ってるの?ご当地ソングなんて古いよ。何時の時代の事言ってるの?
本日は千秋楽と言う事もあり、「山崎まさよしと言えば」と言うテーマ。
山崎まさよしご本人ソングを作ろうと言う事でとパンチラが紹介。
タイトルは「一人酒」
マーサはタイトルに大ウケして、演歌のフレーズをウクレレでポロポロ弾く。
オッパイ星人に、ま:決してそんな事無いんやけど~何か誤解してますね~と。
ハイ、こんな歌になりました。
♪オッパイ星人と~ジャックロックダブルでおかわり~オッパイ星人と~ジャックロックダブルでおかわり~俺は関西のモーツァルト~×3、渋谷で千鳥足~×3♪
お見事!!拍手喝采でした。
Daydream Beliverでパンチラさんはカスタネットで可愛いリズムで良い味だしてくれました。

物マネとカバーの違い講座
秋川雅史さんの物まねで「千の風にのって」
太い声を出して、似てましたよ~
秋川さんのカバーをブルーハーツの甲本さんのカバーで歌い、ピョンピョン飛び跳ねて歌い、照れ臭そうで可愛いかったです。
でも・・・スは納得できず「解り辛い~」と。会場もあおり、お客さんも声を揃えて「解り辛い~」と。
楽屋で練習してたぞ~とスが小声でケシかけ、
ま:もうこの先どうかなったら助けてや。じゃ長淵剛の物まねでと。
パンチラからミニエレキギターを借りて、全部オで歌う「トンボ」を披露。
そして長淵剛のカバーを秋川さんでやり爆笑大ウケでした。
キヨシローさんのカバーと歌ってくれた「トランジスタ・・」も素敵です。
ほのぼのほんわかした和みのコーナーも「マーサ&パンチラスでした~」と言う言葉で終了。
物マネもカバーもマーサ頑張りました。
スの援護射撃もファンにとってはこのツアーでは随分と有難かったですね。

これまでは会場毎で「月」か「玉ねぎ」どちらかでしたが、千秋楽スペシャルでどちらも歌ってくれて感激でした。
この日の月も玉ねぎも素晴らしかったデス。
特に「玉ねぎ」はウルウルでしたまさやんの一人での弾き語りだし、今日はピアノのイントロもやや長めで素敵なフレーズを奏でてくれました。音がシンプルな分曲の切なさが一段と伝わり、胸に響く。
力強い「コイン」。オレーオレーと言う掛け声から始まる「ステレオ」から会場は再びヒートアップ。ステレオが始まる前にライトが暗くなり、ステージのまさやんのシルエットだけが浮かぶのも素敵です。マタニティーでは楽しくて仕様が無いって感じで、ステージの前でエレキを歪ませてカッコイイフレーズで圧倒してれました。
表情がね、何故か悪戯っぽい目をしていて、それが又良い。舌を出したり、面白い顔をしたりとお茶目です。
エレキもまさやんに似会う。アコギのまさやんとは違い男っぽさが引き立つ。
ガンガン弾いて、ロックな一面を満喫。
ヤサ男のイントロでは「シブコウ~」と叫びイエーイのコール&レスポンスで会場との一体感の中で一気に本編最後の「アドレナリン」まで駆け抜けるって感じの構成もカッコイイ。

アンコールのブルースブラザーズ風のスタイルも3人とも似合ってるんですが、サングラスでね、実はまさやんの顔が見えないのが少々残念なんて・・・贅沢な事をずっと思ったりしてました。
まさやんの楽しそうな笑顔がね、大好きなんですもん。

最後のアンコールでは、マーサ&パンチラスの写真がプリントされた白のカバーホールツアーTで登場。
ま:ホールツアー今日千秋楽デス。ありがとうございます。
非常に企画性の高いアルバムと言う事で、はっきり言って真剣にやっております。普段企画性の高いこういう物(Tシャツの事)ってあれなんですけど、これは何か着てもエエかなああって思っています(拍手)色々腹に一物持ってる人も居るかも知れません・・何の話やねん(笑)。なかなかオリジナルアルバム出た時にこんな事やってたら事務所やレコード会社の人が怒り出すと思うんですが、これもカバーアルバムならではと言う事で、それでですね、今回は演奏して歌うと言う事だけではなくて。毎回ですね僕たちと共に盛り上げてくれた、ナレーションを担当してくれた鮎貝ケンさんが来てくれています。
鮎貝さん登場。
まさやんと鮎貝さんは10年以上前の番組からの縁との事。ポールマッカートニーのボストンでの取材時に現地でのコーディネーターが居なくて、鮎貝さんが担当してくれたとか、鮎貝さんは英語もタンノウとか、鮎貝さんのナレーションはまさやんの自宅で録音したとか零れ話もしてくれました。
鮎貝さんはかなりハンサムで背が高くて素敵でした。
そしてゲンちゃんとキタローさんを呼び、
ま:新曲がないと今日も言われましたが・・・
会場からオ~と言う歓声が湧き、
ま:何も言うてないやないか。
するとラップの様に「OK!今から俺がチョッと早いけど、クリスマス、クリスマスプレゼント」と歌って、ゲンちゃんがドラムで加勢。
ま:1月からフジテレビ系で放送されるドラマ「明日の喜多義男」。それの主題歌この前書きました。出来たばっかりですけど、触りだけでも~
会:えー全部やって~
ま:色々と都合があるんじゃ(ガハハと大笑い)やってみようか?「真夜中のBoonBoon」
歌詞はっきり覚えてませんが、メロディーはアップテンポで明るい曲調で、でも歌詞は少し切なく感じて、友達は未完成の雰囲気の世界観があると言ってました。
触りだけでは無くてちゃんと歌ってくれました。
歌い終わって
ま:新曲出来ちゃった。(可愛い言い方)真夜中のBoonBoon。Boonと言うのを辞書でひいたら恩恵とか恵みとか・・
会:ふーん
ま:何や、そのふーんって?又(ドラマ)始まったらよろしくお願いします。
で、最後は「いかれたBaby」なんですが、この歌を歌うと非常に切ないのと音楽をやっていいて本当に良かったなあと思えます。シンプルな言葉で皆の心に響く、そんな曲をこれからも届けて行けたらと思っています。

いかれたBabyは今日も心に深く響き、素晴らしかった。最後まで泣かされてしまった。
最後はステージの端から端まで歩きながら手を振り、投げキッスもしてくれました。

お誕生日と千秋楽が同じ場所で過ごせた幸福とまさやんからの新曲のクリスマスプレゼントまで戴き、幸せイッパイの素晴らしい千秋楽は公演終了のアナウンスが流れても、名残惜しくて拍手が何時までも鳴りやみませんでした。
新曲も完成して、今日のまさやんの笑顔は輝いていました。

チケットを取ってくれたTさんには心から感謝。
ツアーは終わってしまい淋しい気持ちは否めませんが、終わりがあるから始まりがある。
まさやんはLIVEの人だから、きっと又来年も会えるハズ・・
きっと昨日は楽しいお誕生日のお祝いとツアーファイナルお疲れ様の打ち上げで美味しいお酒を朝まで呑まはったやろうね。
私たちも総勢10人で渋谷で打ち上げて、渋谷で千鳥足の楽しい宴をしました。
翌日はまさやんも好きな麻布十番の「タイ焼き」食べに行き、東京タワーに行って、まさ友東京デートも満喫。

今回は11公演無事に予定通り参加出来ました。
職場にも旦那さんにも両親にも弟や妹にも感謝。
そして一緒に旅してくれた、出会えた全てのまさ友サンにも感謝。
こんなつたないレポでも読んで頂いた方にも感謝。


またこのブログは暫くお休みになりますが、皆様お元気で、どうか良いお年をお迎え下さい。
メリー栗キントン、メリークリスマス。
アディオス~