六月の手紙

山崎まさよしサンのファンです。六月生まれで、手紙の様にLIVEレポが中心のblogにしたいと思っています。

四国中央ドリーブライブ2008.10/12

2008-10-15 01:43:31 | Weblog
四国中央ドリームライブ2008 10/11-12

10月12日(日)
今日も四国中央市は良いお天気。
朝から「今日どうする?」と言う本日の行動の相談メールがTチャンから入っていました。
う~呑み過ぎたのか朝起きたてで頭の思考回路が繋がらない、。
うーんメールで相談では大人数ではラチがあかないかな?と考えて、申し訳ないけど「私の部屋で相談しようと」メールを返信しました。
で、皆集合してくれました。
11時に地元のSチャンが車で来てくれたら、そこから讃岐うどんを食べて、13;30頃に伊予土居に着く大阪のIサンをホテルの方の駅迄来てもらい迎えに行ってからIサンにチェックインを済ませてもらい、会場まで行き、小林太鼓台の山車を見に行く事でまとまりました。
一旦解散し、お着替え&メイクタイム。
11時前にSチャンがホテルに到着。
再会を喜びあい、初めて会うKサンを紹介して、去年行ってメチャ美味しかった「セルフの讃岐うどん」のお店へと向かう。
昼前なのにお店の駐車場はかなり満車の状態で、お店には注文を待つ列が出来ていた。地元にも人気があるので美味しいくて安い。お店を切り盛りする若嫁サンは去年は臨月の様に大きなお腹を抱えてお店に出ておられた。
覚えてくれてはったのか、「コンサートですか?」と聞かれました。
「はい」と答え、「子供サンは産まれたんですね?」と聞くとお店の隅っこにあるベビーベッドで何とも可愛い赤ちゃんが賑やかなお店の事など関係無いと云う感じでスヤスヤと眠っていました。
子育てもお店も頑張る若くて可愛いお嫁サンはお店の看板女将って感じで、オジサン達にはマドンナ的な存在にも見えました。母は逞しいなあナンテ感じながら、美味しいシコシコの讃岐うどんに皆で舌鼓。
もう一人の今日12日だけのIさんからメールで予定より早く12:50頃に着くと連絡が入ったので、記念撮影だけ済ませて、駅へお迎えにと向かいました。
Iサンと駅で無事に合流出来ました。
お喋りしながらお茶してたら、「あ~もう山車の時間~」と慌てて会場へと向かいました。

会場に着くと沢山の人でした。
勇壮な小林太鼓台の山車のパフォーマンスが会場前で既に始まっていました。
法被姿の勇ましい男性の方が果敢に山車を担ぎ、音頭を取る方の合図に合わせて大きな山車を持ちあげる姿はカッコ良かったです。
山車の重さは2トン、担ぎ手は100人の地元の男性。ゲンタさんやキタローさん、野狐禅の二人もアナマキも山車を見に出て来られていました。
13日から伊予土居のお祭りに担がれる山車「小林太鼓台」を地元の好意で、今日は全国からシコチュードリームライブに来ている人の為にと特別に1日早くお披露目してくれはったそうです。
思わぬ地元のお祭りが見れてラッキーでした。このドリームライブを地元でも歓迎してくれてはる事を感じて、有り難いなあと思いました。
山車が終わり、私たちは又小腹が減ったので、チョッと面白いうどん屋さんがあると関東のまさ友サンから教えて頂き、さっき行ったうどん屋さんはもう本日分は完売でお店が閉まっていたので紹介してもらったお店へと向かいました。
このお店のご主人がお客さんの姓名判断もサービスでしてくれるんですよ。
うどんは手打ちで麺が太い。このお店でしか食べられない手打ちの焼き讃岐うどんは特製の鉄板に盛られてジュージューとアツアツの物がテーブルに運ばれて来ます。
うどんは別腹なのかな?なんぼ食べても、又食べたくなる・・それ位美味しい讃岐うどんなのです。
お店を出ると日は傾きかけて居て、うろこ雲が空をオレンジ色に染めていて幻想的な風景の中で、目の前に凛とそびえる小高い可愛い山の景色に「綺麗やなあ~この景色だけでも旅の幸せかんじるな~」と口々に言いながらカメラにこの瞬間を留める思いでシャッターを切りましたまさ友サン達でした。
日常は皆それぞれの生活に追われているから、こんな時間がとても贅沢に感じるのです。

又とんでも無く前置きが長くなってしまいました。
LIVEレポと違うや~ん、旅日記になってるやーんと言われそうですね。

はい、シコチュー2日目12日は、先ず会場に入るとアナマキのグッズのTシャツがメチャ可愛いので、Kサンと一緒に買ってしまいました。
本日も開演前の注意事項はアナマキのアナウンスで行われました。
そしてほぼ定刻通りの18:30からの開演となりました。

チャチャチャーラチャララーン♪と「フィーロングカップル5:5」の番組のテーマ曲に乗って、野狐禅・アナマキ・まさやんが登場。まさやんは小林太鼓台の法被に頭にタオルの伊予土居のお祭り男衆姿で登場でした。その衣装が凄く似合っていて可愛かったです。
まさやんは結構コスプレ好きかも?ナンテ思ってしまいます。
オチャラケタご挨拶が終わり、幕が開くと、モズクブラザーズのお部屋のソファーにキさんとゲさんが昨日と同じ夏の装いとモヒカン頭で座ってはりました。

<モズクの部屋>
モズクブラザーズのゲさんは、何故かオネエ言葉になってるのが可笑しい。
ゲさんも本当にお茶目ですよね。
最初のゲストは今日も野狐禅。
ソファーに座る野狐禅の二人。
今日も四国中央市のサトイモコさんからの質問が届いていました。
新しいアルバムがもうすぐ発売ですが、大ヒット間違い無しって本当ですか?と聞かれて、ピストル君は「名盤です」と答え、会場から大きな拍手が起こりました。細い目を更に細めて嬉しそうに笑うピストル君。この笑顔は凄く可愛いんですよね。
野狐禅とモズクブラザーズの4人でのセッションは「ジュウジカ」
ピストル君は「二日目だからもうちょっと緊張しないかと思ってたけど、今日もダメだ~」みたいな事を言うと、ゲさんは「ミュージシャンがLIVEで緊張しなくなったらお終いよ」と返して励ましてはりました。キさんは「でも楽器を持つと妙に落ち着くんだよね」と言うてはりました。
4人のセッションに会場は聴き入ってました。ピストル君の日常と重なる様な切なくてユーモラスな詞世界が心の芯に静かに響く。

野狐禅のステージ
今日もゲンちゃんのドラムが加わり3人でのステージ。
ピストル君の書く詞の世界観はとても独特で、野狐禅しか出来ない曲だと思う。誰も歌った事の無い様な世界観は切なくて情けなくて、みじめで、でも生きてれば誰でもが心の何処かに潜ませている感情を上手くメロディーに乗せていると思っています。だから時に痛いまでも自分の胸に突きささるから、涙が止まらなくなる。
ピストル君がMCで
昨日は明日備えて休みたくて打ち上げも出席せずでね、すぐ解散するのも味気ないですからと僕の部屋で相棒の濱野君と部屋でチビチビ酒を呑んで俺先にウトウト寝てしまって・・又うっすら目が覚めたと思ったら、何か聞き覚えのある声が聞こえて来て、へっ?誰かと思ったら山崎サンが・・泥酔の山崎サンがいらっしゃってて、それで朝型の4時近くまで「製紙工場の煙突の煙白いなあ~」とかホントどうでも良い事をずっと話して、帰ってくれとは言えないし・・打ち上げに出てた方がよっぽど休めたんじゃないかと。
そんなMCに会場は大爆笑でした。
宮古島のゲンタさんのイベントに参加させてもらって出来たと紹介してくれた「シーグラス」も歌ってくれました。心に沁み入る名曲です。
トレインとレインでは会場も大きな手拍子で盛り上がりました。
ピストル君は「LIVEをやっていてこんな風に自然発生的に手拍子を頂けるのも3年に1回位あるか無いかなんで・・」と言うてはりましたが、そんな事はありませんよ~関西でも男の子が手拍子しながら一緒に歌って泣いてますしね、野狐禅のLIVEは熱いファンが多くて凄く盛り上がっています。
何処までも謙虚な所が又素敵な野狐禅です。

<モズクの部屋>
此処で今日のシコチューLIVEに参加されている四国中央市長と地元の議員サンが紹介されました。
そしてアナマキが呼ばれました。
何でもマキちゃんとゲさんはお家が近くらしく、一緒に呑む機会も多いそうですが、マキちゃんはお酒はそんなに強くないので一杯で5時間位粘ってずっと話しをしているそうです。
アナマキへのサトイモコさんからの質問は「モームスのメンバーだったと言うのは本当ですか?」
「小学生の時はそうでした」とさらりと答えていました。
そしてアナマキとモズクブラザーズとのセッションは昨日も聞かせてくれた「心に花をたずさえて」
う~なんて優しくて良い歌詞なんだろうと、今日もまた大粒涙ポロポロと零れ落ちて止まらなくなりました。

アナム&マキのステージ
今日もキタローさんが加わっての3人のステージ。
「月の花祭り」が1曲目。益々大きな曲へと聞く度に成長してると思える曲。(元は英吾さんの曲です)
本当に女でも惚れてしまいそうな位にかっこ好いギターのカッティング。
凄くキャシャナ二人から出る音とは思えない位に力強くてアグレッシブ。
2曲目は「あるがまま」と云うマキちゃんのボーカルから始まる曲。“
あるがまま・・そのまま生きて行けるなら~きっとその手をとって何処までも飛べるだろう”ナンテ歌詞も素敵です。
何度聴いても泣けるのは中島みゆきサンのカバー曲の「ファイト」
この曲もアナマキによって更に進化したと感じます。
最後はデビュー曲「戦え野良犬」
今日もキタローさん。ゲンちゃん、まさやんが太鼓隊として加わり、まさやんはジャンベ担当でした。ジャンベを真剣にズット休む事なく叩いてるまさやんは、今日も手が痛そうでした。
この曲の事は以前にも書いたのですが、初めて聴いたのはFM802で、ぶっ飛びました。凄い女の子のギターデュオがデビューした~と。メチャかっこ好い。
地道にLIVEを重ねて来た彼女達はLIVEの中で本当に成長し成熟したパフォーマンスを見せてくれる様になったと思う。
流行や音楽業界の波に流されずに自分達の音楽と真摯に向き合う女性のアーティストは商業主義的な日本の中では数少ないと思う。良質の音をきっとこれからも届けてくれると確信している。もっと多くの人に知って欲しいアーティストの一組。
ギターも歌も素晴らしい。

<モズクの部屋>
ゲ:山崎君じゃないの?居残り?
まさやんは白地に沢山のバラの花が胸にプリントされたTシャツにGパン。バラ柄のTシャツは珍しいですよね。お洒落な雰囲気のTシャツが似合っていました。
ま:あら~(まさやんもオネエ言葉になってました)
ゲ:昨日はイッパイ呑んだの?
ま:昨日はモニターのグッキーが部屋呑みするんで~と言うからそのままグッキーの部屋をコンコンとしたら全然誰も出て来ない。帰りしなに部屋の灯りがついてたのが濱野とピストルが居て、狭い部屋に空き缶だらけで、そこに迷い込んで・・ピストルの寝顔を見ながらこう(ビール?を飲むマネ)
ゲ:そうなのね
ま:そうなのよ(笑)
ゲ:そうそうチャンと視聴者から質問あるわよ
ま:あ、なに?
ゲ:四国中央市のサトイモコさんより「今日小林太鼓台であの山車を持ちあげていたって本当ですか?」
ま;あれ大変なんですよ。こちらとこちらの力関係が合わないと
ゲ:どういうタイミングで合わすの?
まさやんは立ちあがって、口笛で笛を吹くマネしながら担ぐタイミングの合図を出してるマネをして、こっちの人と向こう側の人と黄色の旗でとか言いながら「あ~」と山車が倒れそうになるマネをしていました。
もうその仕草がメチャ可愛かったです。
キ:(今日の山車の素晴らしさで)リハどころじゃ無くなるよね。
ゲ:最近山崎さん、何かあれですか?新ユニットなんて。
ま:これから男性と女性のユニットがこれからウケルんじゃないか
ゲ:もう古いんじゃない?
ま:あ~もう皆やってるか?
キ:なんて言うユニットなの?
ま:ヤマッキー
キ:カッコ良い気?
ま:ルクプルみたいな感じ(笑)
マキちゃんが呼ばれソファーに座る。
まさやんとユニットを組もうと思ったのは、マキちゃんもこのシコチューLIVEで何かしたいと思ったそうで、曲作りたいと思って。折角だだから山崎サンと何かしたいと思って・・曲一緒にやって貰えませんか?と言ったそうです・
まさやんはなかなか一人でやってると一緒に誰かとと云う事も少ないので嬉しかったと言うてはりました・
キさんから「友達少ないしね~」と突っ込まれて「それ言うか~」と笑いながらまさやんは切り返したりしてはりました。
まさやんはアナマキが高校2年生の時から知ってるそうですよ。
すると唐突に「モズクが頭に生えちゃった」ナンテ歌い出し、即興でまさやんはギターでポロポロとモズクの歌のフレーズを弾いてはりました。耳で聴いてすぐ弾けるんですね。流石プロ~ってそんな大層な^と言われそうかな?

ヤマッキーとモズクサンたちとの4人セッション「境界線のメッセージ」が始まりました。
昨日はまさやんはコーラスだけって感じでしたが、今日はチャンとまさやんが歌うパートもありました。マキちゃんの声も良くて・・短い限りある時間でこんなに素敵にはもれて素晴らしかったです。ウットリしてしまいました。シコチューでしか聴けないのが惜しい~

そして次はまさやがソファーで一人で弾き語り。
ま:そろそろ肌寒くなって来たじゃないですか~久し振りに「お家へ帰ろう」(拍手)
久し振りのせいか、「チョッと練習」と言いながらコードを探り探り・・「あ~違うな?」とか言いながらコードを弾きながら探す仕草も滅多に見れません。
コードが合い、歌い出す。
ウーウーウーウー♪と会場が上手にコーラスすると、まさやんも嬉しそうで、ニコニコ。凄いハモッテル何て言って褒めてくれましたよ。

山崎まさよしのステージ
ゲンちゃんとキタローさんを呼び、3人でのステージ。
アコギを持ち
①深海魚②アヒルちゃん
エレキに持ちかえて
③長男 ④ペンギン ⑤審判の日
アコギとハープで⑥月明かりに照らされて

今日は前節なしの深海魚でした。いきなり曲が始まる。男っぽくて伸びやかな歌声で会場を魅了して行きました。
アヒルちゃんのカッコ好いギターを今日も聴けて痺れました。この曲の激しいカッティングがもうタマリマセン~~
声が一段とパワーアップしていて、ブルースとロックの融合って感じでした。

長男のアレンジが今回はシコチューバージョンって思う位に変わり、LIVEの度に違う顔つきで楽しませてくれるのも嬉しい。曲はアレンジによって七変化するんですね。曲に合わせるかの様にまさやんの表情も変わる変わる。ハンサムやのに歌ってるまさやんの表情って豊かで、滑稽で、そんなマニアックなチェックもしてしまう私なのでした。
そのアレンジの事で言えばペンギンは原曲のアルバム「ドミノ」に収録されているモノとは別の曲みたいになってますね。どちらも素敵だと思います。
審判では、まさやんが可笑しな顔したりして笑い転げました。
審判で終わるんや~と思ってたら、まさやんがアコギに持ち替えて首にはハーモニカホルダー。
ハープのカッコイイ音色炸裂の月明かりに酔いしれました。まさやんでしか出せないギターの音って感じの音色はイントロからやられた~と絶句する程に素晴らしくて力強い月明かりが聴けました。

アンコールは全員ステージに登場。
晴男
セロリ
ステージと会場が一体となり手振りして・・・
歌って、踊って・・
エスエッチアイケオシーワイユーシコチューもキタローさんのコールで一緒に言い、セロリへと流れて行く。
セロリのラップは今日もピストル君。
ピストル君かなり緊張されてるご様子でした。
「初めてのコール&レスポンスをやります、一生懸命やりますんで宜しくお願いします」と言い、ピストル君の掛け声に会場もレスポンス。
ピストル君も嬉しそうでした。
まさやんもアナマキも会場のお客さんも皆が笑顔でアンコールは終了。
ステージの袖に下がる前にまさやんは「ありがとね」と言い、カニさんの様に二本の指を動かしながら去って行くまさやんは最後までお茶目で可愛くかったデス。
最後にキタローさんと濱野君で「峠の我が家」を演奏して2日間のシコチュードリームLIVEは終了しました。

実は昨日Kサンはハープ吹いてくれないのかな~と言うてはりました。その思いが届いたかの様な月明かりが聴けて、Kサンも大興奮でした。
Kサンとアナマキの「ベストデス」アルバムを買いました。
会場を出ると、夜空には幸せな夜を一緒に喜んでくれているかの様に、綺麗なお月さまが白く輝いていました。
そしてSチャンの好意で打ち上げの居酒屋さん迄車で送って頂き、居酒屋サンの駐車場でお礼とお別れの挨拶をして、お別れしました。

6人での打ち上げは興奮冷めやらないシコチューLIVEの余韻で大いに盛り上がり、ホテルに戻ってからIさんに買って来て戴いた生大福を食べたり、また尽きない話に長い夜を過ごしました。

ドリームLIVEは本当に夢の様な幸せな時間でした。
車の中では、山崎まさよし褒め殺し大会みたいになり、カップリングも良いよねとか話して「え?まさやんの今一な曲は無いって事やん」とか「まさやんが突然家にピンポーンって来たらどうする?」とか。Tちゃんのおハコでもある妄想暴走中を展開。良く笑い、良く喋り、良く食べて、良く呑み、まるで修学旅行みたいと言うTチャンの言葉通り、音楽の力、友達の力イッパイ感じて、心が「幸せ」と満足してる2泊3日伊予土居シコチューの旅もハッピーエンドとなりましたとさ~

ボランティアの方の尽力に感謝!チケットを購入しに行ってくれたまさ友サンにも感謝!
随分と朝晩は冷え込む日もありますので、皆様もお風邪などひかれませんように。
また来るべきツアーで元気にお会い出来る日を楽しみに暫くこのブログお休みとなります~
最後まで読んで頂いた全ての方に感謝。
ではではアディオス~

四国中央ドリーブライブ2008.10/11

2008-10-13 21:43:09 | Weblog
四国中央ドリームライブ  2008.10/11(土)-12(日)

10月11日(土)
今年で3回目の開催となる愛媛県四国中央市で開催された“四国中央ドリームライブ” に行って来ました。
大阪から高速バスで新居浜まで約4時間。
JRに乗り換えて、会場の伊予土居まで向かいました。
今回の旅の友は大阪のAやん、Kさん、Tちゃん、Mちゃん。
高速バス乗り場でお馴染みのまさ友サンとも出会う。
Kさんとの旅はおそらく初めて、会うのも久し振りで、高速バス4時間は積もる話が尽きない。
寝る暇を惜しんでお喋りしてたら、え~もう到着したん?って感じでした。
新居浜に着いたのは12時過ぎでした。電車まで時間があるので、お昼御飯を食べる事にしました。
四国に来たなら讃岐うどんでしょ!?と、駅前のうどん屋さんに入る。
「おうごん」と言う名前の釜揚げの讃岐うどんに生醤油をかけて頂く。生玉子を絡めてネギ・生姜・ゴマといういたってシンプルなおうどんなんですが、これがメチャ美味しかった。

駅前は閑散としている、のどかな田舎町の風景が今年も変わらずに在る。
高層ビルのない見晴らしの良い景色は心癒される。
会場で千葉のTサンと合流。
他にも沢山まさ友サンと再会した。
ボランティアの方に挨拶したりして・・・ボランティアの方の優しい歓迎の挨拶が嬉しい。
近所のCafeでお茶したりしながら、開場迄の時間は楽しいお喋りで過ごす。
おからケーキも里芋入りのロールケーキも美味しかった。

夕方会場前になると、会場には開場を待つ列が出来ていました。
手荷物を預かってもらい、列に並んで会場に入る。
全国から来る人の為に手荷物もチャンと預かってもらえる心配りも有難いですね。
500人のキャパの小さなホール。
一番前の席から一番後ろの人の顔も見える位の小さなホール。
ドキドキしながら開演を待っていました。
開演前はアナマキから開演前に注意事項のアナウンス。こう云うのも手作り感イッパイで、ほのぼのします。

開演は定刻の18:30よりもかなり遅れました。
今年も「フィーリングカップル5:5」(昔の関西のテレビ番組)のテーマ曲が流れ、野狐禅・アナマキ・まさやんが登場して会場は大きな歓声と拍手。
その後、ステージの幕が開くと、向かって右側に大きなソファーに「モズクの部屋」と手描きのパネル。ソファーにはモヒカンヘアーの自称キことキタローさん、ゲことゲンちゃんが座ってはりました。
モヒカンにタンクトップ・膝上パンツと夏の装い。
モズクブラザーズとして今回は司会進行をされるとの事。
なんとも滑稽でオネエ言葉を話す二人に会場の緊張感も和んで行く。
<モズクの部屋>
最初に紹介されたのは野狐禅の二人。
恥ずかしそうにステージに野狐禅の二人が登場してソファーに座る。
ソファーでのモズクブラザーズとのセッションは「カモメ」
濱野君はテーブルに乗ってる玩具のピアノで演奏してはりました。
この歌をこんなスチュエーションで聴けるとは~最初から心に突き刺さるこんな曲が聴けたら、もう感激でウルウルしてしまいましたね。素敵でした。

野狐禅のステージ中央に移動して、ギターのチューニングなんかしてると、唐突にゲさんから四国中央市のサトイモコさんからの野狐禅の二人に質問デスと。
「お二人はダンスユニットをされているのは本当ですか?」と。
LIVE前で緊張しているピストル君は本当に唐突な予想も出来なかった質問に「そんな事を突然言われても、ただでさえ緊張してるんで、集中させて下さい」と苦笑いしてはりました。

① 野狐禅のステージ
ゲンちゃんのドラムが加わっての3人でのステージ。
ピストル君の激しいギターのカッティングも然る事ながら、濱野君のピアノの鍵盤を弾く激しさは凄い。泣きだしそうな必死の形相で歌うピストル君の歌は聴く者の心が揺さぶられる。
1曲目から会場はスタンディング。
今時のテレビを賑わしてる音楽シーンの美しい男の子や女の子とは、縁遠いけれど、彼らから生み出される曲たちは魂の叫びの様でもあり、聴く者の心を熱くして、一度聴いたら野狐禅ワールドは病みつきになる。
12月にはアルバムが出ると言う事でそのアルバムに入る新しい曲も披露され得した気分でした。

<モズクの部屋>
ゲ「やる事多過ぎてフラフラよ~」
キ「野狐禅素敵だったわね」
キ「次のゲストは女の子よ。アナム&マキでーす」
アナマキがステージのソファーに座る。
アナマキとモズクブラザーズとのセッションは春に作った新曲で心に花をたずさえて」(?と言わはったと思うけれど間違ってたらごめんなさい)出来たばかりで、殆ど歌った事が無いとも言うてはりました。
この曲がまた心に突き刺さり、涙が溢れて止まらなくなる程素敵でした。“泣いて良いよ、泣いて良いよ、心果てる迄泣きなさい”なんてフレーズがたまらなくて、大粒涙が止まらなくなりました。
サトイモコさんからのアナマキへの質問は「昔ウィンクさんと言う名前でアイドルをやってたと言うのは本当ですか?」
マキちゃんは小学生の時に初めて行ったLIVEがウィンクだったそうですよ~

アナム&マキのステージ
キタローさんが加わっての3人のステージ。
1曲目からやはりスタンディングになりました。
去年のシコチューよりも更に二人はパワーアップしていました。
歌の上手さもギターのテクニックもLIVEパフォーマンスも見事な成長振りを感じるステージは迫力と共に女性の色気も加わり、聴く者を惹き込んで行きました。
デビュー8年を迎えたアナマキは女の子から女性へと変貌して、一段と艶やかで素晴らしいギターテクニック。
こんなにギターも歌も上手い女性のギターデュオはこの二人以外には今の日本では居ないと思います。圧巻の熱いステージに満足。
最後の曲は彼女達のデビュー曲「戦え野良犬」はゲンちゃん・キタローさん・まさやんの男性3人のパーカッションが加わりました。まさやんは座ってジャンベを叩いてはったけど、ずっと叩きぱなしで真剣な表情でリズムを正確に刻んではりました。
曲が終わると、まさやんは手が痛いと言う仕草をしてはるのが可愛かったデス。うん、腕が吊るんと違うかな?と思う位に感じた激しいセッションでした。はあ~でもアナマキもまさやんもカッコ良かったです。

<モズクの部屋>
アナマキとのセッションの流れで、そのままステージに残りソファーに向かうまさやん。
今日のまさやんはピンクのTシャツがとても似会っていました。髪の毛も落ち着いていて・・やっぱりハンサムやわ~と思いました。
キさんとゲさんのモヒカンのカツラはまさやんのマネジャーのジュン君が作ったとか、キさんがこの前お誕生日で50歳になったとか話してはりました。
そして新ユニットを作ったと言うまさやん。
ヤマッキーと言うのでアナマキのマキちゃんとのユニット。
新曲を書きおろしたとまさやんに電話をかけたマキちゃん。電話するのも緊張したそうです。
まさやんはお家でワインを呑んではったそうで、そんな時に電話があり、マキちゃんが作った曲に対して凄く良いアドバイスをしてくれたそうです。マキちゃんは凄く嬉しかったそうですが、まさやんは何を話したか覚えてなくて驚いたとか云う曲が出来る迄のエピソード話しも聞かせてくれました。
マキちゃん、実は突然ステージに呼ばれて慌てて来たので、曲を始めるのを少し待って下さいと言うと。まさやんは「ああ良いよ、ユックリして、イントロダクション弾いとくし・・」と優しい言葉。マキちゃんは呼吸を整えて「あ、落ち着いたんで、すいません」と曲へ
まさやん・マキ・モズクブラザーズとのセッション「境界線のメッセージ」が始まりました。
まきチャンの優しい歌声が素敵でした。まさやんは少しコーラスとギター。
ほのぼのしたセッションでした。

サトイモコさんからのまさやんへの質問は「アルコールアレルギーでゲコで有名な山崎さんですが、今日空港のトイレにお財布を忘れたのは本当ですか?」
ま:本当です。
会:(思わず)へぇ~~(と驚く)
ま:ビックリしたーお酒で物忘れも有名なんですが、さっき楽屋でピストルにそのエピソードで「最近面白い事あってや~話し聞いてくれるか?と話しててオチ云う前に自分の財布が無い事に気づいて、山崎さんその先は何なんですか?ピストルちょっと待て!ジュン空港に電話してくれ、財布忘れた。でもうそこから1時間位経ってるから、これイカンよ~えーー。って、アカンなあと思ってたら優しい高松の人が届けてくれていて、
キ:良い人だね。
ま:本当にね、うどんイッパイ食べて帰ろうかなと。ついさっきの出来事ですから、やっぱり四国の人は優しいデスね、シコーク優しいですね(お財布見つかり安心してダジャレも披露)
そこへアナムちゃんがまさやんのお財布をステージの持って来てくれると
ま:あ~(大きな喜びの声)
会:大きな拍手
ま:これPORTERでコラボレーションした財布で。
ゲ:これで気分良くLIVEやってくれると思います。
ま;本当に記者会見開こうかな?ありがとうございます。私の財布が帰って来ました(とGパンの後ろのポケットに財布をしまうのが可愛いかったデス)
キさんとゲさんがステージの袖に下がり、まさやん一人での弾き語りが・・
ステージ上で選ぼうと思うと楽譜をめくっていると会場から「ワンモア」「ツバメ」「コイン」とかリクエストが・・・
ま:リクエストコーナーと違いますから
でも自分がやろうとしてる楽譜が見つからずに探し続けてると会場から「早く~」と言われ、
ま;急かすとベッドで嫌われるぞ、あ~こんな事言う様になってしまった(と少し照れてたのも可愛かったデス)
ま:ツバメやろうかな?
ツバメの弾き語りを聴かせてくれました。アコギで弾き語りの「ツバメ」は珍しくて、素晴らしかった。

山崎まさよしのステージ
キタローさんとゲンちゃんを呼び、3人でのステージ。
アコギで①深海魚②アヒルちゃん
エレキで③長男④ペンギン⑤審判の日

深海魚ではイントロで“相撲の八百長、芸能人の大麻所持、財布を空港のトイレに忘れるヤツ・・”と言ってから、「雨上がり~」と歌い出す。声の伸びが素晴らしくて、歌声が会場イッパイに広がり一気に山崎まさよしの世界へ誘われて行く。
500人収容と言う小さなキャパの会場だからか一層胸に沁み入る深海魚だった。

アヒルちゃんのギターのカッティングのかっこよさは99-00のOKSTで披露され、その後私が生で聴いたのは9月の長岡での「音楽と髭」のステージだたのですが、野外で聴くのとは又違い、ギターの音がより生々しく体にズシッと響き、もうこのギターの音は心憎いばかりにカッコイイ。
背中を丸めて、ギターに体を寄せて弾く様が妙に色っぽいんですよ。
アコギの力強さとパワフルな歌声を堪能出来る。
気絶しそうな位にかっこ良かった。

長男はアレンジが又変化し、ユッタリとしたブルージーな感じから入り、徐々にテンポアップして行く。
転調する前のまさやんの表情が面白くて笑える。そんな遊び心も楽しい。

審判の日で会場との一体感はピークとなり、まさやんの笑顔も零れ、フゥーウフゥウーのコール&レスポンスも久しぶりに満喫出来た。

アンコールは全員がステージに。
①晴男
間奏ではアナムちゃんが「シコチューでシコ踏んでる場合じゃ無いんだよ~」(?だったかな)
まさやんが「八百長はいけません~」と返してました。
ラーラーのコール&レスポンスから
エスエッチアイケオーシーワイユーシコチュー♪と繰り返して
②セロリへと繋がる。
「ピストル、ラップー」とまさやんに言われ、緊長した感じながらも「毎回毎回・・」とピストル君は頑張ってラップを決めてくれました。
最後に「エスエッチアイケオシーワイユーシコチュー」と叫び全員でのセッションは終了し、まさやんは笑顔で手を振りながら「ありがとう」と言いステージの袖に下がる時に足と手を上げてピョンと跳んで、お茶目でした。
そして最後はキタローさんと濱野君の二人で「峠の我が家」を演奏してシコチュードリームライブ一日目は終了しました。

「良かったねえ~」と紅潮した顔で興奮冷めやらずって感じでまさ友サンと語らいながら、私たちも打ち上げすべくタクシーで居酒屋さんへと向かい、総勢11人で短い打ち上げで盛り上がりました。
ホテルに戻り、関東のまさ友サンにお誘いを受けて、部屋呑みに突入して深夜まで熱くまさやんを語り長い夜の宴に酔いしれ、酔い覚ましに外に出ると空には沢山の星が瞬いていました。

10月12日目のレポは明日書きます。