六月の手紙

山崎まさよしサンのファンです。六月生まれで、手紙の様にLIVEレポが中心のblogにしたいと思っています。

美ぎ島MUSIC CONVENTION2008宮古島

2008-05-27 15:21:18 | Weblog
美ぎ島MUSIC CONVENTION in MIYAKO 
                   ISLANDO2008
                      2008.5/23-5/25

宮古島で開催された「美ぎ島MUSIC CONVENTION」に4泊5日で参加して来ました。
昨年参加して帰る時から来年も絶対に宮古島には行こうと決めていた。
このイベントを通じてすっかり宮古島に魅了されてしまった。この日が迎えられる事を励みに過ごしていたと言っても決して過言では無い。
もう既に沢山の方のブログ等で宮古島の素敵なレポが届けられていると思う。
今さらと思ったが・・・山崎まさよしのステージを中心に記憶を辿りながらレポをとさせて頂きたい。
昨夜26日の23時頃京都の自宅に帰って来たが、パソコンのマウスが動かずに悪戦苦闘しつつ、深夜を迎え、旅行の洗濯物の処理等で疲れて眠ってしまい、更にレポアップが遅くなった。

今回は私を含めて関西のまさ友サンと総勢6人で参加。
関西空港から15:25のANA便で那覇空港迄、那覇から乗り換えて宮古島空港に到着したら、もう夜になっていた。空港を降りると梅雨入りしたばかりの沖縄は湿度が高く肌に張り付く様な暑さだった。そして雨が降っていた。
レンタカーの手続きを済ませ、ホテルにチェックインした。
遅い夕食を近くの居酒屋でし、沖縄料理三昧。海ぶどう・沖縄もずく・ゴーヤチャンプル・島らっきょう等々・・・沖縄料理は本当に美味しい。お酒も進んだ楽しく尽きない宴。
ホテルの部屋に帰り、何を着るか荷物を出しながら、ファッションショー紛いが、又楽しい。
明日の天気を心配しながら、就寝。

5月23日
朝起きると、雨は上がっていた。
昨年に比べて涼しいのも有難かった。
23日と24日の会場は川満溝港グランド特設ステージ。会場の前には宮古島の美しい海。
会場に着くと入場を待つ列が出来ていた。
すこし開場が遅れていた。
定刻の開場時間よりも30分程遅れて入場が始まる。
今日は会場の後方にシートを敷きまったりと楽しむ。
子供さんを連れて家族で参加されている方も目立った。カップルや私たちの様にグループで参加されている方、一人で参加されている方も・・昨年よりは明らかに参加が多いと思った。
全国各地から参加され、又懐かしいまさ友サンとの再会の場ともなった。どんなに遠くても。日々の仕事や生活は厳しくとも、こうして宮古島迄決して安くは無い旅費を費やして参加されるまさ友サンの存在を感じると、凄く安心し嬉しい。

23日のまさやんはこんな場面で突然に出演。
この日の最後の出演のオルケスタデラルスのステージはサルサの粋なリズムで会場はダンスホールの様に(古い表現やわ~(^^ゞ)、思い思いに踊っていた。
ノラさんのパワーのあるボーカルと圧巻のステージパフォーマンスは素晴らしい。
ステージも佳境を迎えた処でゲストが紹介され、「ステージの袖で緊張して出番を待ってる人が居ますよ~手ぶらでステージに上がるのは初めてらしい。山崎まさよし~」と言った途端にお客さんは一気にステージの前へと大移動。
私は後ろで見守る。
カラフルな柄シャツに紺色の膝下パンツにはハイビスカスの摸様。髪は短くカットされスッキリ。
ま:イカン、手持ち無沙汰だ~
少し踊りのステップをステージ上でリハーサルを受けているまさやん。
ノラさんから「大丈夫、皆でやれば怖くない」と言われていました。
そして始まったのはJust The Two Of US。
オルデラのダンスに合わせて、まさやんもステップを微妙に刻みながら踊る~
体を左右にスゥイング~
ノラさんが回るとまさやんにも回ってーと言う様にジェスチャーで合図され“えっ回るの?”って感じで戸惑いの表情を一瞬見せつつも苦笑しながらも、まさやんもクルリと回転~
いやはや踊りながら歌うまさやん見られるのは滅多とありませんが、照れくさそうに、はにかみつつもオルデラと一緒にステップしながら楽しそうなまさやんでした。
アンコールでは再びオルデラと、パンディロで参加のまさやん。

23日のまさやんの思わぬオルデラとのセッション。
参りました。正に「はにかみ王子」さながらで超可愛くて、初日からハートを鷲掴みされてしまいました。
誰かは「犯罪に近い位に可愛いかった」ナンテ言ってはりました。

5月24日
朝から快晴。
UV対策万全で少し早目に会場に会場へ向かう。
長い待ち時間もまさ友サンとのお喋りで楽しく過ごす。
暑いけど去年と比べると暑さはやはりマシだ。
待ち時間の合間は記念撮影したり海を見たり、コンビニに買い出しに行ったり。
海を見ながらならコンビニのお弁当も格別に美味しく感じる。遠足みたいやねと言いながらの賑やかな遅めの昼食タイム。
そして開場前の14:00から開催された川満溝港付近のクリーン作戦にも参加しました。暑かった~もう汗ビッショリでしたが、良い事して流す汗は気持ちが良いですよね。
定刻より15分程遅れて15:15位に開場となる。
一斉に走る~走る~
何とか最前列を確保。頑張りました。
この日は野狐禅やアナマキも出演し、胸に響く素晴らしいステージ。

まさやんのステージ
この日の最後のステージにまさやんが登場した。
つるつる坊主になったゲンタさんとキタローさんと共に、パンディロで軽快なリズムを刻みながらまさやんがステージに登場すると、会場は拍手喝采、大興奮。
頭は白い手ぬぐいで覆い、白地にダルマさんの柄の解禁シャツの胸元がかなり開いていてドキドキ。
膝下のストライプのパンツ。足元はサンダル。

セットリスト
①NAVEL
②愛のしくみ
③パンを焼く
④True Colors
⑤イカレタBaby
⑥Plastic Soul
⑦名前のない鳥
⑧アレルギーの特効薬
⑨ペンギン
⑩真夜中のBoonBoon
⑪アンダルシアに憧れて(オルデラのトランペットが加わる)

アンコール
晴男
セロリ(オルケスタデラルスとのセッション)

1曲目のNAVELから会場は手拍子で盛り上がる。まさやんも嬉しそうに零れる笑顔で歌う。
NAVELの後のMC
ま:(ステージから見える美しい海を見ながら)アメージング、どうも山崎まさよしデス。
アメージング、メチャ綺麗。I‘m Home(宮古島に帰って来たと言う意味かな?)皆さん楽しんでおられるでしょうか?
会:拍手しながらホーと叫ぶ(会場は非常にノリの良いレスポンス)
ま:この雰囲気たまりませんね。

愛のしくみでは“ラン・ラ・ラン・ラ・ラン・ラ・ラン・ラ~” とコール&レスポンス。
流れる様にパンが始まる。
ギターのお馴染みのカッティングのリズムが始まると、会場からは歓声が~
“しょうがない”のレスポンスの息も絶妙。まさやんも嬉しそう。
間奏ではラーラーラーラーの後には久保田利伸の曲のフレーズ「夜を超えて行くのさ~」とコール&レスポンス。早口言葉のレスポンスも素晴らしい。
君のための宮古そば~、シークワーサー、おとおり(沖縄の風習で親戚の集まりや宴会の席で泡盛をふるまう際に親を決めて泡盛を回し呑みする事?)

パンの後のMC
ま:改めましてどうも山崎まさよしデス。そして江川ゲンタ、中村キタロー。調度こんな良い時間を頂いて、本当にスイマセン。これも真面目に生きてた甲斐あって、今日は良い感じの、そして梅雨入りしたにも関わらず、もう梅雨が明けたと言う事で。本当にスガシカオを連れて来なくて良かったと思っています。本当に心からそう思っています(笑)。ちょっと前半飛ばし過ぎて、チョッとこうゆったりした感じの物も用意してますんで、まあこういう雰囲気なんで自由に楽しんで下さい。

ギターの優しい音色に包まれながら始まるTrueColors。日が沈み夕闇が始まりかけたまどろみの時間の中を静かに火照った体をクールダウンして行く。

ま:今日はダルマです(とシャツの柄を説明し、肩車してもらっている子供を見て)眺めは良いか?
今日あの~調度クリーン作戦に参加させて頂いたんですよ、ゴミを捨てるのは大人が多い様ですね。吸殻とか・・だからあの~やっぱりこういう子供達に綺麗な海が残せれば良いなあと暑い日差しの中思ってしまいました。何か俺ガラにも無いなあ。
MCしながらBGMの様にギターでポロポロと素敵なフレーズを奏でてくれていました。
まさやんの人としての良識的な部分が垣間見えるMCが優しいギターフレーズの中でとても幸せな気持ちにしてくれました。
イカレタBabyから心良いパーカッションのリズムでミドルテンポでゆったりとアダルトな雰囲気のPiasticSoul.
日が落ち暗くなり夕闇が訪れ様としている会場を少し妖艶な雰囲気のプラソも南国に似合っていた。自然と始まるラーラーのコール&レスポンス。ステージと観客が一体となり曲の中の溶け込んで行く様は素敵だった。
エレキのイントロとパーカシブな音の融合が素晴らしいアレンジの名前のない鳥は一層幻想的な雰囲気と伸びやかな歌声で魅了される。
キタローさんがベースで童謡「夕焼けこやけ」のフレーズを披露した後「せいのー」の掛け声で軽快なリズムでベースを弾き、まさやんのハープに会場も拍手と歓声で応える。
ブギなウキウキなリズムでユックリしたテンポはDoCoMoライブでも披露されたが、今までのアレルギーとは全く違うアレンジ。途中でゲンタさんのイヤササ?とか沖縄民謡の様な掛け声も交えて聴かせてくれた。
ペンギンへと続く。
ブルージーかつロックなテイストのこの3人の遊び心が散りばめられたペンギンは文句無しのカッコ良さだ。まさやんが本当に気持ち良さそうにギターを歪ませて居た。
しばしそのエレキに会場も酔いしれた。
ウォーウォーと腕と振りかざして勇ましく会場も一体となりレスポンス。

ま:暑い。(滴る汗を拭う)盛り上がってるか~盛り上がってるかって言っちゃった。あんまり言った事ないのに・・(と照れくさそうに笑う)
会:盛り上がってるよー
ま:俺は盛り上がりを抑えてるぞー(タオルをした頭を抑える)。ほっとくと大変な事になるん・・だよ(と言う言い方がメチャ可愛い)
会場から思わず可愛いと言う声。
ま:可愛い、可愛いナンテ言うな。(と言いながら照れくさそうに笑っている)。いや~もうすっかり暗くなって、こうなると真夜中の歌だな。
真夜中のBoonBoonが始まり会場からは歓声が起こる。
BoonBoonのフレーズでは会場全員で腕をブーンブーンと回して、まるで何時そんな振り付け練習したの?て位に揃っていた。掛け声も揃っていたしね~まあコール&レスポンスがとにかく絶妙なお客さんなのデス。

ま:よっしゃー最後の曲だ~~
会:(一斉に)え~~!
ま:やかましい~~
会:爆笑
ま:その代わりゲストを呼びましょう。トランペット佐久間一郎~
(オルデラのトランペットの方がステージへ)
カッコイイ佐久間さんのトランペットの音が加わりアンダルシアが始まる。
この曲がまさか本編最後の曲とは~って予想外だったけれど、カッコ良かった。
間奏のドラムのリズムもカッコイイ。
最後まで燃え尽きんばかりの熱い熱い本編のステージはまさやんの「サンキュー」と言う言葉で終了。

アンコール
着替える暇もなくダルマさん柄のシャツには汗染みを残したまままさやんは歓声に包まれたアンコールのステージへ登場してくれた。
ま:それでは最後盛り上がって行きましょう。オルケスタデラルスのホーンセクションを呼びましょう~。
ホーンも加わっての晴男。
僕らは何時だって~と会場も手振りしながら大合唱。
“宮古マモルはちょっと気持ち悪い(宮古島の道路に立っている警官の人形)、それはそれで良い~♪”と歌ってはりました。
まさやんのお客サン行くよ~の掛け声でラーラーの会場からのレスポンスの中でオルデラのノラさんとジンさんも来て~と呼びこみ、オルデラとのセッションで、ラーラーのレスポンスからセロリが始まる。
会場全体が手を振り気持ち良い時間を惜しむかの様に体を揺らして楽しんでいる様は圧巻。
ノラさんのコール&レスポンスも絶妙で楽しい。
まさやんもニコニコ。
ステージも会場も笑顔がイッパイの中で終了。

心に幸せをイッパイに詰め込んでくれた様な楽しくて観客とステージが一体となった野外ならではのステージの醍醐味を存分に味わった。

5月25日
この日の会場は前浜ビーチ。砂浜にステージが作られている。
何とこの日は地元への感謝も込めた無料のフリーLIVE.
美しい海岸線を前にハーベスタ・wyolica・絢香・Birdのステージを満喫出来る。
夕方16:30-からの開演。
何とも贅沢なスチュエーション。
海水浴をしながらだって聴く事も出来る。

25日のまさやんはこんな場面で登場
絢香のステージでまさやんが呼ばれた。
パンディロを持ってMUSIC CONVENSTION2008のグレーのTシャツにカーキ色の膝下パンツに麦わら帽子。リゾートな雰囲気なまさやんと絢香のセッションは「風になりたい」
まさやんはパンディロで心地よいリズムを刻みながら体を揺らしていた。リラックスして感じで・・・
絢香の歌声も本当に素敵だった。
途中で絢香から歌って~とのリアクションがあり、「え~」って感じで「いや歌えません」みたいなリアクションをしていたけれど、歌わされて・・キーが合わずに声が出無くて苦笑いで照れていたクシャクシャの笑顔も又可愛かった。
申し訳なさそうにステージから下がるのも何とも愛嬌がありました。
そしてBirdのステージのアンコールでも呼ばれた。
余りにも突然に呼ばれた為か、まさやん走る~
走ってステージに現れたけれど、パンディロ持つのを忘れ、しばしパンディロの登場をステージで待つ間にこんな面白いMCも
B:山崎さんチョッとステージの前に来て下さいよ。あっなんか楽器なんか無いのかな?
ま:(Birdに)綺麗だね。一際目をひいてるよ。
B:ありがとうございます。余り誉められる事ないんでね。山崎さんのパンディロは何処にあるんですかね。イメージは林家ペーパーなんですけどね。
B:楽しかったですね。山崎さんも満喫されましたか?
ま:ほんと満喫。(会場に向かって)楽しかった~?
会:イエーイ
ま:素晴らしい。
B:ほんとそうですよね。で、山崎さんのパンディエロは何処にあるんですかね?
ま:パンディエロ・・パンディエロ・・持って来いよ、オイ~みたいな・・
B:急に呼んだ私も悪いんですけど。
ま:大丈夫・・大丈夫。誰も持って来ないね。
B:誰も持って来る気ないのかな?あっ来た来た丸い物が~
ま:あっ来た来た。
B:それでは参りましょう
とBirdの曲でセッションが始まる。
アルコールも入り、少々呂律も回ってない様なまさやんも可愛くて、でもセッションが始まると気持ち良さそうにパンディエロでリズムを刻んでくれていました。

3日間開催されたMUSIC CONVENTION2008は終了しました。
あ~南国宮古島で海を見ながら贅沢な音楽とまさやん三昧の日々。
終了後は夜の砂浜にシートを敷いて寝転がりながら夜空の瞬く満天の星を見ました。
流れ星も沢山発見。
ホタルも飛んでいましたよ。
素晴らしかったLIVEの余韻に浸りながら、夜空の星を見つめてクールダウン。

最終日の26日はお土産を求めてホテル近くの市場に行ったり、美味しい宮古そばも戴きました。
帰りたくないよ~と名残りをイッパイ残して帰路に着く飛行機の中で、「絶対来年も来よう」と皆で誓いあいました。
初シュノーケリングにも挑戦し、宮古の美しい海と魚やサンゴにも出会い、良く笑い、良く食べ、美しい自然の恵みと音楽に抱かれる様な夢の様な4泊5日の旅は無事に終了。

実は、宮古島に行く4-5日前から父の状態が不安定で20日に仕事から帰ったら胸痛を訴え、かかりつけの病院へ受診した。もう宮古島行きは諦めるしか無いかな?と思っていた。
入院する程では無いので様子をみて良いとの医師からの説明。
一旦自宅に戻ったが、何時心臓の発作が起こるか解らない。
ところが父は翌日から元気になった。
父は「宮古島に行っておいで。ワシは大丈夫やで。もうどうもあらへん」と自分の体を案じる娘を精一杯強がって送り出そうとしてくれた。妹に相談し、妹も「行っておいで」と背中を押してくれた。
後ろ髪をひかれる思いはあったが、行く事にした。
幸いにも父は元気で居てくれた。毎日父からは「元気やからな」と携帯に電話があった。
主婦でありながら4泊5日もの旅をさせてくれた両親と理解のある旦那様、妹、長期休暇を取らせてくれた職場、一緒に旅をしてくれたまさ友サンと出会えた全ての方々にも感謝の気持ちで溢れている。
そしてこのイベントを開催してくれたゲンタさんにも、ボランティアとしてイベントを支えて下さった優しいスタッフの皆さまにも本当に感謝

宮古島で貰った幸せな5日間の旅を糧にして、また頑張れると思う。
色んな事が生きているとあるけれども。きっと大丈夫。
命の大切さも、仲間の有難さも、美しい自然を守る大切さも、音楽の素晴らしさもイッパイイッパイこの胸に刻みながら・・
またあの島へ行ける日を励みに又一歩前へ歩きだそうと思う。
今は皆にありがとうと言いたい。
どうか皆様もお元気で。

次回は西部ドームのACレポが出来る事を願い、暫くこのブログは又お休みです。
ではではアディオス~


ドコモプレミアLIVE大阪 08.5/16

2008-05-17 03:49:12 | Weblog
DoCoMoプレミアムLIVE大阪に行って来ました。
会場は大阪の南にある心斎橋「BIG CAT」。
午前中の仕事を無事に終えて夕食の支度をし洗濯物を取りこみ、着替えて、バタバタと大阪へ向かった。何度もチケット引き換え券や身分証明書を入れたか確認した。
BIG CATは久し振りだった。
こんな小さなLIVEハウスで至近距離でまさやんのLIVEを楽しめるのはそうはもう訪れないかも知れない。収容人数はスタンディングなら800人も入れば満員。
引き換え券の整理番号順に並び、身分証明書を提示してチケットに引き換えが完了する。
18:00になると入場が始まる。並んでいたら、お馴染みのまさ友サンと出会う。
会場に入り、改めて箱の小ささに驚き、何だか緊張した。左端の前方から3列目辺りを確保したが、その近さに心拍数も上昇。ステージから向かって右にはベースと椅子、ステージに向かって左中央よりにドラムセット、ステージに向かって左にマイクとまさやんのギターが・・
まさやんは中央では無く、今回は左側の位置の様。

開演は19:00-なのでかなり待つ。待ってる間は楽しいお喋りで少し緊張感も和らぐ。
名古屋は男性率が高かったと聞いたが、大阪は男性よりも圧倒的に女性が目立った。
19:00ほぼ定刻に暗転となりSEに合わせて会場からは手拍子が生まれ、まさやんの登場を待つ。
キタローさん、ゲンちゃん、そしてまさやんが登場。
ピンクのTシャツにGパン、adidasの黒ラインのスニーカー、髪の毛は最初から爆発気味で後ろの髪が跳ねている。目が少々充血。

セットリスト
①手をつなごう
②窮鼠猫を噛め
③心拍数
④未完成
⑤長男
⑥名前のない鳥
⑦Passage
⑧ツバメ
⑨Englishman In Newyork
⑩ふたりでPARISに行こう
⑪根無し草ラプソティー
⑫真夜中のBoonBoon
⑬ペンギン
⑭アレルギーの特効薬
⑮晴男
⑯セロリ
⑰One more time One more chance
⑱アンコール:月明かりに照らされて

「まいど~きばってまっか?ほな始めます」と言う様な関西弁のMCからギターで心地よいリズムを刻みながら“手をつなごう”が始まり、途中の間奏で「ベース中村キタローさん~ドラム江川ゲンタさん~山崎まさよしデス。よろしゅう頼んます」と大阪商人の様な愉快なメンバー紹介。
アコギの音色がとにかくカッコイイ。
最初のMCでは
ま:(会場からの「髪の毛爆発してる~」に)此処2-3日でこうなりました。今日は暑い?
会:暑い
ま:やっぱり暑いか・・え~ドコモプレミアクラブ・・プレミア6と言うLIVEにようこそお越し下さいました。
会:拍手
ま:ただ程・・まあただ程・・そう云うのは無いですからね。良かったね~この年になるとある一か所から汗が噴き出したりね。毛穴がココだけ開いてたりするんですね。テーマ無しのMCですね(ガハハと自分のMCで笑っている)え~皆さん契約してドコモ契約して6年は経ってる訳ですね。今日はアリーナはスタンディングですけど。もし気分が悪くなったりとか、それこそ皮脂が落ちてくるとか(??)皮脂落ちて来てどうするねん(と自分に突っ込む感じで呟く)色々と出てくると思いますが、その辺はご近所支え合って最後まで何とか乗り切って下さい。今日は最後まで楽しんで行って下さい。

心拍数の後でまさやんは次の曲の為にチューニング。
その間を埋める様にキタローさんが唐突に「ノッテルかい~」と言うと、ゲンちゃんが「のる様な曲じゃ無かったじゃん」と突っ込み、まさやんも「最近ノッテルかいは言わなくなりましたね。今はこうですよ、(両手を挙げて)みんな元気?(と言って照れてるのが可愛かったですよ。「元気やから来てんのやろ」と自分のMCに自分で突っ込み笑ってました。)

Passageの後のMC
ま:ありがとうございます。え~私の歌は暗い歌が多いですよ~(笑)結構シリアス目に見られている事が多いんです。案外喋るんですよ~今日初めて来られた方って居るんですかね?(会場から手が上がる)あ~そうですか結構おられますね。アシカラズ・・(笑)弾き語りってこの前城ホールの方でもやらさせてもらいましたけど。見栄え的にね、そろそろフロントに立つのがちょと、真ん中がチョッと怖くなって来ましたね。今日はちょっとこっちの方(左端)によってみました。此処の場所ってのは皆さんを見渡せて結構良いですね。最近は近眼も進んできぃ~こんな話題ばっかりデスね。標識が見にくい。大丈夫ですか?目?(笑)大阪の方は今財政が・・・非常に・・どうなんですかね?大変なんでしょうね知事ってのは、ひょっとして僕よりあの方は年下なんじゃないですか?え?上?あ~上か~(と妙に感心してはり、MC終わるのかと思うと)
もうチョッと喋ろうかな?なかなかこう無いでしょ?MCが多いって。案外冷たいですよね、僕ね。クールですよね。
曲に入るので照明が落ちた所で会場から「なんで今日目が赤いの?」
ま:1回暗くなって又喋らすんかい?(とぼやきつつも)いやもう最近はもうそんなに行けなくなりましたからね。タシナムってのが良いですよね。最近僕は家でワインをね、結構お洒落な呑み方をしてるんですよ。デキャンティングって知ってるかい?(得意気な言い方)誕生日にマネージャーからデキャンターを貰いまして、それにチリワインを移して呑んでるんですけど・・こう言うたら送って来てもらえるかなと思ってね。僕デキャンターの事花瓶と思ってましたから~1回さる知人のお金持ちの家のパーティーに呼ばれたんですね。何かパーティーだから僕もワインでも買って行こうと思って、家のリカーショップにある屑ワインをですね、屑ワイン言うても¥2.000-位のモンやから、そんなー屑って呼ぶな~~位のモンですから。まああの・・持って行った訳ですよ。そしたら「よく来てくれたね、じゃあ妻紹介するよ、妻ソムリエなんだ。」え~~ソムリエなの~?ワインの立場が見事に砕かれて、そのワイン渡す時は「じゃあ肉料理にでも使って下さい」と。それからワインが出て来た訳ですけども、デキャンタに入れて持って来やはった訳ですよ。それで僕年下だったもんで皆さんに注ごうと思ってグラスをこう持ちデキャンターを持ちかけたら「10分待って~」。あの状態は恥ずかしかったです。一人で食べてると皆が祈ってたみたいに見えて・・(その時の場面を再現するジェスチャーも交えながらのMC)皆さんも気を付けて下さい。(笑)

長い楽しいMCの後に聴かせてくれたガッドギターでの弾き語りの「ツバメ」が素敵でした。
ドュンドュンと口パーカッションのキタローさんのリズムとマラカスの軽快で優しい音色で披露された「ふたりでPARISに行こう」はテンポは何時もよりも早目で、体も自然とスゥイング。パーリパーリとキタローさんとゲンちゃんのコーラスにまさやんも混じり途中から「大阪~浪速~食いたおれ太郎~太郎~」のコーラスへとなり、大阪バージョンのパリが聴けました。3人とも本当に楽しそうです。
根無しはゆったりしたリズムでアレンジが変わっていました。ハープの音色も凄く優しい感じで、気持ち良かったですよ~まさやんの表情も多彩でした。

そして流れる様に真夜中のBoonBoonへと繋がる。
間奏のファンファーレの部分ではちょっと聞きとれなかったのですが言葉を叫び、そして「だけど涙が出ちゃう、だって男の子だもん~」と力強く叫んではりました。
遊び心満載のBoonboonも楽しめました。

今回のLIVEでもっとも顔つきが変化した曲の一つは「ペンギン」
ロックテイストとブルージーな味付けの両方を感じてしまい、上手く表現出来ないのですが、いや~度肝抜かれた~腰砕け状態になる位にカッコ良かった。まさやん正真正銘の天才やわ~~と圧倒されました。
続く「アレルギー」も又アレンジが大きく変わっていました。
こんなにゆったりしたリズムのアレルギーも又面白くて良い感じです。
で、最後のフレーズはロックぽいアップテンポなリズムとなるアレルギーへと変わる。
休む間無く「晴男」へと。
晴男では「食いたおれ太郎が無くなってチョッと悲しい。それはそれで良い~♪」と歌っていました。
携帯はドコモ・・携帯はドコモなんて歌いながら、しっかりスポンサーのCMも。
ラーラーのコール&レスポンスからセロリが始まる。

笑顔が溢れる会場を一転させるかの様に本編最後の「One more time One more chance」はギターの弾き方が何時もと違ってた様に感じました。アコギなのにまるエレキのフレーズみたいな音に感じました。

アンコールの前のMCでは
会場から「鼻どうしたの?」
そう言われて気づいたのですが、まさやんの鼻が赤かったんです。
ま:鼻赤いんだよ~あの今日鏡見てビックリしたんですよ。波平サンとかが酔っぱらうと鼻こうなるよね。お土産こうして持ってね(と酔っ払ってお寿司の折を持って千鳥足で歩くものマネを披露。これが可愛かったです)そんな事はどうでも良いんですが。今日は楽しんで頂けましたでしょうか?もう今年で13年。
キ:拍手~
会:大きな拍手
ま:不吉な数字(ガハハと大きな声で笑う)
キ:光陰矢の如し
ま:そうですね・まだ兄貴毛あったもんね。ゲンちゃん生えたり無くなったりするけど。急に温かくなって・・今日2ℓ位汗出たよ。飲む?スイマセン。もう言葉がね、最近自分で何を言ってるのか良く解らないんです。でねドンドン面白くなって来てるんですよ。昔はシャイでね、
会:笑
ま:何が可笑しいねん?うん?
会:(男性)何が言いたかったん?
ま:そこやねん。そこなんですよ。何が言いたいのかが解らないんですよ
会:(別の男性)落ちは?
ま:落ちが無いんですよ。詞とか書いてるから他に言いたい事無いんですよ。これからはね、もうちょっと気ぃつけてね。
会:(女性)がんばれ~
ま:がんばれって言うなって昔から言うてるやろう。いや頑張って行きましょう。
最近はお笑いの方では僕位の年でも若手とか言われてね、なかなかああいう世界もね厳しいと思いますけどね、特に大阪の方とか。。。で一体何が言いたかったのか・年の事が言いたかったのか?あ~ビール呑みたい。
スライドギターでイントロを弾くとキタローさんが「でもギターは上手い!」と言い、ま:「ちょっと待ってーそんな事言うと指吊るから~」と。
力強いギターのカッティングと伸びのある歌声で最後迄魅了してくれ、終了しました。

流れる汗も・・ギターを爪弾く腕の筋肉も・・フレットの上を流れる様に動く大きな手もしっかり肉眼で見えました。まさやんの眉毛はヤッパリ太いなあとか、横顔の鼻筋のラインがキレイとかくだらないマニアックな観察までしてしまいました。
このLIVEにラッキーにも参加出来た事を本当に感謝しています。
参加出来なかった人が大半だと思います。この素晴らしいセットリストは是非多くの山崎まさよしの音楽を愛して止まない全国の方々が聴ける機会を持って頂けたらと思います。ドコモさんとオーガスタさんにお願いしてみないとね。

誤字脱字はご容赦の程を。
また後日修正させて頂きます。
う~明日も仕事だった。
次はイヨイヨ宮古島です~

ではオヤスミなさい。