六月の手紙

山崎まさよしサンのファンです。六月生まれで、手紙の様にLIVEレポが中心のblogにしたいと思っています。

美ぎ島Music Convention in宮古島2007

2007-05-28 04:04:40 | Weblog
5/25-27迄宮古島で行われた『美ぎ島MusicConvetion in宮古島』へ行って来た。
当日の25日に関西空港8:10の航空便に間に合う様に、4時前に起床して、京都駅から5:46発“はるか”で関空へと向かう。車窓の外は雨、それも結構激しく降っていた。宮古島も梅雨入りしたと聞いている。天気が少し気になった。
関空に着くと、今回の旅の友の大阪のAさん、Sさん、Mチャンは既に到着していて私を待ってくれていた。久し振りのお泊りまさ旅、何度か沖縄には足を運んでいるが、宮古島は4人共初めてだった。4人共この旅をとても楽しみにしていた。関西から宮古島迄の直行便がないので、那覇で乗り換えて、12:00過ぎに宮古島へ到着。遠いなあ、関空から4時間もかかった。
宮古空港に着いた最初の感想は「暑い!」。そして梅雨入りしたせいか湿気が高くて汗が吹き出る。気温は30℃位あったのではないだろうか?
AさんとSさんはチケットの引き換えの為にタクシーで先に会場へと向かってもらった。
Mチャンと私はレンタカーの手続きへ。手続き後に会場へと向かったが土地勘が無いので随分と迷って何とか川満漁港内グランド特設会場に到着。
会場の前にはエメラルドグリーンの美しい海。その美しさに先ず魅了された。すぐ近くにはマングローブの公園があり、マングローブの原生林が広がる。
異国に居る様な、壮大で美しい景色に感動。
会場には何時もLIVE会場で出会うまさ友サン達も全国から来られていて、再会を喜びあう。午前中から会場に並んでられるらしく、既に日焼けされ、顔や腕が火照っている。
暑いからと、スタッフ用のテントで待って下さいと言ってくれる、イベントのスタッフさんも皆さん本当に優しい。イベントの主催者のゲンタさんも気さくに開場を待つファンに声をかけてくれる。
待ってるファンは30人余りだったかなあ~
待ってると、リハーサルの音も聴こえてきたりしていたのも嬉しかった。
開場前にチケットの引き換えが始まる。皆さんチャンと来た順番通りに整列して・・・我先にナンテ割り込む人は居ない。
でもイザ入場となると、良い場所GETする為に走る走る・・・駄目だ~走れない~と出遅れてしまったけどSサンが最前列の場所をGETされていた。走るのも早いSさん・・・凄い!
それでも私はSサンの後ろの2列目辺りで聞かせて頂く事にした。
ステージがすぐ前。会場自体がコジンマリしてるから、少々後ろでも良く見える。
会場の後ろには日よけのテントがあるが、それ以外は太陽を遮ってくれる物は無くて、日差しは遠慮なく全身に照りつけ、肌を焦がして行く。暑くて汗が全身から容赦なく吹き出るから、熱射病になりそうな位。南国の日差しは侮ってはいけないのだ。

定刻の16:00になるとゲンタさんの挨拶があり、開演。
会場で東京のまさ友Tサンと合流も出来、再会を大はしゃぎで喜び、一緒にLIVEを楽しんだ。
地元のミュージシャンの方も野狐禅もアナマキも素晴らしかったけれど、私の時間の都合でレポは「まやさんのステージ」のみとさせて頂きますね。

まさやんは25日にクレジットされている最後のステージに登場。
時間ははっきり覚えていないけれど、多分18:00過ぎだったと思う。

開襟のベージュのシャツは、第三ボタン辺り迄開いていてチョッと胸元が肌蹴る感じでセクシー、パンツは少し短め丈の島模様。(後でRさんが宮古島の名産の宮古上布ではないかと・・・言ってはってとAさんから教えて頂きました。うん、見た事ないステージ衣装??でした。)足元が見えなかったけど、多分サンダル?。髪は短めでかなり鋤いてはる感じでしたがチョッとボサボサ感もあり~お髭のまさやんでしたが綺麗にお髭も整っていてハンサムでしたよ~
まさやんのステージになると、とにかく急に前の人口密度が増して・・・まあ当然ですが、一歩も二歩もステージに近づく近づくって感じだった。
ステージはキタローさん、ゲンタさんとお馴染みのマキゲトリオバンド。まさやんはエレキギターを持ち・・・
キタローさんがまさやんに向かって、“酔っ払い~、酔っ払い~”と言ってはったら、それに反応するミタイに「あ~あ~」と大きく口を開けて叫んでました。気心知れたこの何とも滑稽な掛け合いも面白かった。
①長男
HMAのツアーでもお馴染みのアフリカンテイスト感のあるリズムから始まる。
1曲目からカッコ良く会場をヒートアップさせてくれる。
ま:どうも・・・みなこ(宮古と言おうとして間違った)・・・“みなこ”は俺の姉貴でした(笑、自分で間違えた言葉にプッとフィと吹き出して笑ってはった)
宮古LIVE二度目ですけど、如何お過ごしでしょうか?美味しいラム酒だ~カーッ(と言いながら、カップの麦茶を飲む)こう云う夕暮れ時ですけど、こう云う音が~(ウクレレに持ち替えて。ウクレレをポロ~ンと爪弾く)
ウクレレを弾いてもお客さんがノーリアクションだったのでか、
ま:何だ、何も来ないのか(拍手とか要求してはるミタイで)
会場:いえ~(拍手)
②デイドリームビリーバー
まさやんが、本当に気持ち良さそうにウクレレを弾いてはって、日が沈みかけた暮れなずんで行く中でのモンキーズの名曲のデイドリームリバーもまさやんがカバーすると山崎色になって、ほのぼのとしたウクレレの優しい音色が火照った体を心地良くクールダウンしてくれたかの様でした。「知ってる人は一緒に歌って~」なんて言いながら素敵な笑顔を見せてくれていた。

ま:ハーモニカでも吹こうかな?(小声で言ってもお客さんに聞こえてるので、お客さんがイエーイと反応)、ボソボソと言っても、ステージの声も全部聞こえてる。(と、ガハハと大笑いしてはった)
③妖精といた夏
エレキでの妖精。時折吹く浜風に乗って優しい歌声が会場イッパイに広がる。切ないメロディーも夕暮れの中で聴くと格別に素敵な趣。
ま:夕陽だね。(調度海には大きな太陽が沈もうとしていた。キラキラと海面が光りオレンジ色の太陽とのコントラストは感動的だった)
④心拍数
久し振りに聴く心拍数。もうイントロからカッコいい。切ない歌詞が力強い歌声と共に胸に迫り、男っぽくて素敵だった。

ま:(呼吸を整える様に)チョッと喋ります。最近非常にお洒落な格好でビールを呑んでると思うんですけど。あのCMも6月イッパイです。名残惜しいと思いますが、実際あれで変なイメージがついて困ってるんです。あのビールは他のビールよりチョッとお値段がはりますけど、これからも是非とも呑み続けて頂きたいと思います。僕あのCMで3回引越してます(笑)実際引越ししてませんけど、セットが3回変わりました。
会:オリオンのCMは?
ま:オリオンビールね。オリオンビールは都会で呑むと、美味しくないんです。
会:え~(とちょっとブーイングぽい反応)
ま:いや、美味しいんですけど。(ちょっと弁解してる?)
キ:(これ以上喋ると墓穴をほるぞ~とでも言うように。)やろう(と次の曲へと合図)
ま:ちょっと待ってくれ~チューナーが振れない(と、チューナーが動かず、チューニングに困ってはる様子)もうお昼から夕方まで本当に良く耐え抜いて・・・熱射病が・・・ちょっとクールダウンと云う事で・・・

⑤未完成
何時聴いても心にすーっと入って来る歌。良い歌ですよね。

やっぱりチューナーが動かず困ってる様子。
でも、そこはプロですから、チューナ動かず共、チャンとチューニング。
そして、空を見上げて「月」が出てるのを確認するかの様に、
⑥月明りに照らされて
⑦ステレオ
エレキでのステレオ。体が自然と揺れる。会場もリズムに乗って踊る・・踊る。まさやんもスィングしながら気持ち良さそうに歌ってる。エレキを楽しそうに弾いてはるから、もうそれ見てるだけでも幸せ。大きく口を開けて、変な顔して舌を出したり、演奏してる表情も七変化してお茶目な一面も見せてくれていました。
⑧FatMama
宮古~と叫びながら歌ってはりました。もうこの曲は絶対に盛り上がるから~カッコいい。

ま:あ~もう、何?暑い~~
エレキを弾きながら。
ま:ありがとうございました。さらばじゃ~
⑨さらば恋人
エレキでリズムはかなりアップテンポでロックぽくアレンジされた「さらば恋人」。気持ち良さそうに歌いながら、メンバー紹介。宮古~とか海~とか叫んではりました。
最後にまちゃあき星三つです。と言ってまさやんの姿が消えたーのでは無くて転んだ~
ギターを抱えたまま最後に高く足を上げて飛んでカッコ良く終わるハズだったみたいでしたが・・・
自分の汗で床が濡れていたらしく汗で足を取られて滑ってしまわはったらしい。
照れくさそうに起き上がり・・・
ま:アナマキの汗で滑った~くそ~もうチョッと決まってたのに。(ちょっと左肘を打ったのか肘をさすりながら・・・)アナマキ~(と呼び入れ)
アナマキ登場。
ま;歌ってね~踊ってね~
⑩晴男
アナマキも加わっての晴男。マキちゃんが「宮古に生まれてサンピン茶ちょっと苦手でも~」と歌い、それはそれで良い~♪
もうすっかり日は沈み闇が迫る会場はライトアップされていた。ラ~ラ~のコール&レスポンスで一体感に包まれ、ステージはクライマックスを向かえて行く。
晴男パワー炸裂、楽しい~。まさやんの笑顔もキラキラ・・・「明日も明後日も続きます~最後まで楽しんで行ってね」とまさやんの本編は終了。後ろを向いたまさやんのシャツの背中は汗ビッショリだった。

鳴り止まない歓声と拍手。
アンコール
まさやんは左の肘を気にしながら登場。アナマキも登場。
肘を気にするまさやんに会場から「痛いの痛いの飛んでけ~」と。その声に笑って、
ま:ありがとう
セロリ
会場も大合唱のセロリで1日目は終了。

まさやんは本当に楽しそうでした。
宮古島と云う開放的な場所の効果もあってか、リラックスした感じで音で表現する事を楽しんでる感じでした。リハの時は「声が出てないかも~」ナンテ心配してたけど、本番は声の伸びも良くて、最高に楽しいパフォーマンスを届けてくれました。
舌を出して変な顔したり、MCも色々聞かせてくれて、ウクレレも素敵でした。
もう大満足、満喫。
暑くてたまらなかったけど、それぞれのアーティーストも素晴らしかった。

そして私たちはホテルに帰り、シャワーを浴びて、第二部の夜の部の会場へと向かった。

宮古島から27日に23時過ぎ京都の自宅に帰って来た。社会復帰出来るか・・・とも思ったり。
宮古島の時間の流れの緩やかさが本当に心地良くて、普段の時間との闘いの様な生活が嘘みたいで、こんな風に暮らしていたら、きっと人はもっとピュアな心で生きて行けるのではないかな?なんて思える2泊3日の初宮古島だった。
宮古島の美味しい物も勿論堪能した。宮古牛も、島ラッキョウも、島豆腐にマンゴーも・・・
宮古の海も・・・

主催者のゲンタさんにも心から感謝。
今回のチケットを取ってくれたSさんにも感謝。
素敵なLIVEと素敵な旅の友、出会えた全てのまさ友さんにも感謝。
また明日から頑張れるエネルギーをイッパイ充電して帰ってきた。

次は7/8の北海道のイベントレポの予定デス。

Martin Club Japan ♪~Ribirth Tour 2007 きらめきの街へ~

2007-05-01 15:17:16 | Weblog
4/30(月)GWの最中に東京の渋谷AXで行われた「Martin Club Japan~RebirthTure2007 きらめきの街へ~」と云うイベントに行って来た。
今回のチケット譲って頂いた大阪のまさ友サンSさんと「こだま」で品川から会場へと移動。
途中の車窓からは美しく雄大な富士山も見る事が出来た。
ちょっとLIVE迄に時間があるので、夜行バスで朝に着いてる大阪のまさ友サンのMさんとAさんと目黒で合流して遅めのランチ。
会場で千葉のTさんと会い、久し振りの再会を喜び~
ビールを呑みながら、開演をドキドキワクワクしながら待っていた。
ステージにはMartinのギターがずらりと並んでいた。
ギターファンの男性のお客さんも目立ち、年齢層も幅広い。もう29回も開催されているイベントらしい。今日は立ち見も出る位の会場は大入り満員だった。

開演時間の6時になっても始まらず、各地のイベントの模様や旅の様子の映像がステージの大きなスクリーンに映し出されていた。
6:40位に司会者?の方がステージに現れ、ようやく開演。
このイベントは日本を代表するギタリストでもある斉藤誠さんが中心となりその年によりLIVEの内容も変化しているらしく、今年は複数のアーティストをゲストに迎えてのコラボの形態。
今回クレジットされているのは、BanBanBazar おおはた雄一 Leyona そして急遽出演となった山崎まさよし。

アーティストとのセッションも素晴らしかった。
アンプラグドと言う事でギターはアンプには繋がっていない。マイクで生のギターの音を拾う。ホールに広がるギターの美しい音色はギターの素晴らしさと弾き手の技もあり、音の物足りなさは微塵も無く、アコースティックギターの奥深い音は心地良く音楽の世界へといざなって行く。
ゆったりと音楽を楽しむ感じ。
でもBanBanBazarのクラプトンのレイラをカントリーバージョンでカバーしたのには笑えたし、遊び心満点だった。BanBanBazerなかなか面白い~!ちょっとこれから注目したいと思った。

まさやんは、9時頃に登場。
「最近の音楽友達」と斉藤さんから紹介されていた。斉藤さんの友人のイタリアンストランで会い、意気投合となったらしい。
この日のまさやんは、ドブロギターの写真入の白のTシャツ(TMTコラボT)、Gパン、adidasグリーンラインのスニーカー(カントリー?)。髪は伸びていたけど落ち着いていた。少し逞しさが増した感じの体型に見えた。肌の艶が良くて元気そうでした。
まさやんの登場と同時に一緒に行った4人が一斉に双眼鏡を構える。まるで野鳥の会さながらの光景には何時も笑える。
ニューヨークで購入したMatrinの小ぶりのコアウッズの1930年代製O-18のギターを持って登場。
ま:僕が唯一持ってるMartinの・・・(とギターの紹介)
山崎まさよしと云えば、「GIBSON」
他のギターはひょっとしてギブ○○?と、斉藤さんに突っ込まれていました。
#1.Hava you ever the rainを斉藤さんと楽しそうにセッション。
CCRの名曲のカバーもまさやんの高音が冴え、斉藤さんの渋い声と軽快なギターのリズムに会場は手拍子をしながら酔いしれる。
セッションの後はまさやんの単独のステージとなった。
ま:こう云う雰囲気は逆に緊張する。余り日頃使わないギターも使って・・・
と、言って会場からああ・・と云う様な声と笑い。まさやん~今日はMartinのイベントだよ~~と思わず突っ込みたくなる様な・・・本人もあっしまったと云う感じの苦笑い。
ま:まあ家ではちょくちょく弾いてるんですが、(小声で「しまった」)
 水2本飲んでるんですね。(と言いながら水を飲む。墓穴を掘りイササカ緊張してはる?)
私のオリジナルをと紹介して
#2.名前のない鳥
曲が終わり、「名前のない馬」と云う曲があったのを知らずにタイトルをつけて被ってしまったとか、LIVEをずっとやってるとお客さんがMCで引いて行くのも12年もやってると慣れてるんで面白い事を期待されてもとか、今日は凄く良いギターがイッパイありまして何本か盗んで帰ろうかなあとか、今日はこう云うイベントに呼ばれた事を心から嬉しく思うとか話してから、何年か前に非常に場違いなドラマに出て、それの主題歌をやりますと紹介して、
#3.僕はここにいる
今日は何時もにも増しこの2曲を一つ一つの言葉を丁寧に歌い上げてくれた様に感じた。
そして斉藤さんとLeyonaさんを呼ぶ。まさやんとLeyonaさんは楽屋が隣同士だったそうです。斉藤さんとLeyonaさんがMCをしてはる間にまさやんはチューニング。斉藤さんに横でチューニングしてると言われ、
ま:今日は少ない人数で来たので、ローディの役もしなきゃいけない
3人でセッション
#4.根無し草ラプソティー
軽快なハープとギターのリズム。この曲はみんなを笑顔にしてくますね。
まさやんが終了後、斉藤さんは「山崎君の自然体な雰囲気が良いよね。ずっとついて行きます」と。そして再び斉藤さんとBanBanBazerとおおはた雄一さんとで、斉藤さんの曲で「ブルーインブルー」?をしっとりと聞かせてくれ、これも心に染みて素敵でした。

アンコール
Leyonaさん以外の全員が登場。
まさやんはステージに向かって右の一番端に座り、持って来たギターを床に置き、ハープを手に取る。
セッション曲は「エブリディ」?(ごめんなさい、曲名が解りません)
ギターの音も素晴らしかったが、まさやんのハープが炸裂でハープでのソロはメチャクチャカッコよかった。
エブリディと会場とのコール&レスポンスもあり、一体感に包まれた。
そしてLeyonaさんも呼び、カントリー調の「Mother」

3時間に及んだイベントは終了。
タップリお腹イッパイ遊び心に溢れた演奏と珠玉の音と歌声に心行くまで楽しめた。
クレジットされていた全てのアーティストの演奏も歌も素晴らしかった。曲間でのMCも笑えたし・・音楽を演奏を心から愛しているミュージシャン達は聞いてるオーディエンスの心をも幸せな気持ちで満たしてくれると感じた。
生ギターの山崎まさよしもそうそう聴く機会も無いと思うと凄く贅沢な場所に居たと思えた。
チケットを取って頂いたSさんに本当に感謝。

私にはとても買えそうもない高価なギターではあるが、その素晴らしい音を本当の生音で体感出来、東京まで遠征した甲斐があった。
久し振りにまさやんにも会えたし~まさ友サン達とも再会出来た。
夜行バスの時間の都合でゆっくり話せなかったけれど、お互いの日常は厳しくとも元気で再会出来る日は必ずまたあるだろうしね。

長らく休業していたブログをまさやんの始動と共に再開。
2007年の私のまさ旅も緩やかに始まろうとしている。
次回は宮古島レポの予定デス。