六月の手紙

山崎まさよしサンのファンです。六月生まれで、手紙の様にLIVEレポが中心のblogにしたいと思っています。

ONE KIGHT in BOOGIE HOUSE 2009大阪1/16

2009-01-18 23:35:45 | Weblog
ONE KNIGHT in BOOGIE HOUSE2009 大阪1/16(金)

2009年も気付けば早、2週間余りが過ぎてしまいましたね。
京都も本格的な冬将軍到来で、毎朝と言う位に道路が凍結し怖い思いをしながら自転車通勤をしている私です。
私が記憶している限りでは多分ファンクラブイベント開催は2004年以来だと思います。
まさやんファンは本当に辛抱強いですよね、はあ本当にこの日をどれ程待ち望んでいた事でしょう。
1月16日ゲランキューブ大阪で開催されたファンクラブイベントに参加して来ました。
午後から半休を頂き、夕食の準備や父の様子を見たり、母にお風呂の沸かし方を何度も説明したり、気は焦るけれど・・なかなか家から出られず、会場に着いたのは18:00を過ぎていました。
もう入場は始まっていて、身分証明書と会員証を提示して入場。
既にグッズ売り場は長蛇の列。グッズの列に並んでる間にどんどんと品切れ商品があり、係員の方は「グッズ売り場に並ばれていると開演に舞に合わないかも知れませんが、ご了承下さい」とのアナウンスもあり・・
え~そんな~開演に舞合わないのを了承出来る訳ないやん~~と思い、グッズ購入を泣く泣く諦め席へと急ぎました。イベント途中でトイレに行くと大事な部分を聞き逃すよ~と前日名古屋に参加された「まさ友サン」から聞いていたので、トイレも済ませておきました。
グッズは先行販売もあるそうなので、お時間のある方は早めに会場へ行かれる事をお勧めします。

グランキューブ大阪は縦長の作りで後ろの方はとても見にくい。辛うじて1階とは言え、後ろの方だったので、ステージが本当に遠く感じました。
会場に入ると、耳馴染みのあるまさやんの曲が流れていました。毎日耳タコ状態で聴き込んでるから、もうイントロだけで曲が解るのが妙に嬉しかったりして・・・
何時もなら大抵隣には馴染みのまさ友サンがご一緒なのにファンクラブイベントは一人参加なので、知らない人が隣で独特の緊張感が伴う。皆まさやんのファンだから安心もあるけれど、緊張もあると云う不思議な空気が漂う。

定刻19:00より若干遅れて始まりました。
暗転になり、拍手が起こり、
<Part1:スクリーン映像>
Heart of winterが流れてステージ正面上に作られた大画面にまさやんが映し出されました。
頭に日本手ぬぐい、無精髭、作務衣を着てスタジオみたいな所に居るまさやん~
そうそのスタジオはまさやんのプライベートスタジオ“ジンジャミエールスタジオ”
「どうも山崎まさよしデス、今レコーディング中なので、どう云う風にレコーディングしてるかを見てもらおうかと思って・・」とか云う紹介が本人からあり、エレキギターを楽しそうに弾いてるまさやん。
黒子に扮したエンジニアさんが即座にパソコンに音を取り込んで、
で、また違うニュアンスでギターを弾き、次はエレピでリズムを弾き、ギターの音とエレピの音を重ねて音に厚みが生まれる。ヘッドフォーンをして真夜中のBOONBOONの歌詞を歌い、どんな風になったか確認するというレコーディングの作業風景が紹介されました。
ワンフレーズだけでも、まさやんの声って良いなあと感じられました。
作務衣に頭に日本手ぬぐいと言ういで立ちもあり、職人~って感じのまさやんは男っぽいなあと感じました。

<Part2:レコーディングスタジオ風に作られたステージでの曲作りの再現>
ステージにはレコーディングスタジオさながらに沢山の楽器が並んでいました。
まさやんと黒子に扮したエンジニアさんが登場。
藍色の作務衣にスニーカー。髪の毛もイイ感じで、とてもスリムに見えました。
ま:皆さんにレコーディングと云うのが実際にどの様に行われているのかを皆さんに体験してもらおうかと思って。先ずはテンポ、大阪のテンポと云うのを出してみたい。
木魚の様な音のリズムに合わせてまさやんがドラムでリズムを刻む。
それを即座にパソコンに取り込みリズムトラックを完成させるエンジニアさん。
エンジニアさんに「どう?」と確認するまさやんに「ビミョウ~!」と言う文字のプラカードに会場から笑いが零れる。
ドラムの音に合わせてパーカッションを叩き、先ほどのドラムのリズムと一緒にサンプリング。
次はギターの音。
トラックの完成を待つ間の時間はまさやんが間を持たせる為にMC。
出来たトラックを聴きながらリズムに合わせてステージの端から端まで踊りながら動く。
その動きが本当に可愛いかったです。
自分でもステージで日頃はこんなに動く事はないと言ったり、お客サンの反応が無くシーンとしている事も「こういうサーっと退く感じも僕は好きですよ~」とか。
一人で司会進行頑張ってるって感じで、そうしながらチャンと色んな楽器で曲らしく完成させて行く。いや~エンジニアさんとまさやんの息の合った作業振りは職人技です。
ベースもピアノもハーモニカも色んな楽器を一人で全部演奏。
重ねた音を1回ずつ聴き、確認して次どんな音を入れるかを即座に考えて弾く。
こんな風にして緻密な作業を繰り返しながら曲が出来る事が解りました。
即興で出来た曲を歌う。
♪誰でもエエやんけ、どないや大阪、だれでもカマヘンねん茶しばいて行けへんけ♪
ダビング作業が完了しエンジニアさんがミックスを加える間の時間はまさやんがMCで間を繋ぐ。まさやんのMCを皆シーンと耳を済ませて聞いている感じの会場。
まさやん曰く最近は曲が出来ると勝手にコンピューターが歌詞を作ってくれるらしいとかも話してはりました。まさやんは「そんな事余計なお世話や~」と言うてはりました。
出来た曲のタイトルは「誰でもエエやんけ大阪ブギ」と。
曲が流れてる間に暗転となりまさやんも黒子さんもステージの袖へと下がって行く。

次にPartに行く間の繋ぎはマネージャーのジュン君が登場。
ジュン君曰く、今回の制作風景を見せると言うのはファンクラブイベントでしか出来ないのではないかと、まさやん本人の発案と。

<Part3:LIVE>
セットリスト
① Heart of winter
② 腫れた日と月曜日は
③ 星に願いを
④ 深海魚
⑤ アンダルシアに憧れて
⑥ ヤサ男の夢
⑦ 八月のクリスマス(ピアノ弾き語り)
⑧ ツバメ(ピアノ弾き語り)
⑨ イカレタBeby
⑩ アレルギーの特効薬~What‘d I say~アレルギーの特効薬
⑪ 晴男

久し振りのONE KNIGHT STANDのLIVEでした。
ギター1本でステージ中央に立つまさやん。黄色のTシャツにGパン。まさやんは「何時までTシャツとジーンズ姿でやれるかなああ」と言うてはりました。最近はもうラブハンドル(お腹回りの脂肪が気になるそうで、「でもそんな自分も愛せれば良いんですよね、体脂肪も中性脂肪も」とか云うてはりました。
TTT以来久し振りに生で聴いた「晴れた日と月曜日は」は素晴らしかった。
ファンクラブイベントなので、普段は余りやらなくなった曲を出来るだけ~と言うてはりましたが、この曲は切なさが胸に響いて優しい歌声に酔いしれる事が出来て感激でした。
星に願いをはイントロから痺れるって感じで素晴らしいギターの音色を堪能しました。
八月~Baby迄は涙ポロポロ零れて、久し振りの生まさやんを見ていた双眼鏡が涙で曇ってしまいました。
実は最初作務衣姿の時は髪の毛も素敵に整っていたのに・・・何故かLIVEの時は真ん中で別れていて、チョッと笑えました。ゴメンねまさやん。

アンコール
新曲(タイトルは言って無かったと思います)
全部、君だった

アンコールはOKBH09シルエットTを着て登場。
新曲をやろうと思うけれど暗いですよ~傷口に塩を擦り込む様な曲です。曲が出来た経緯も話してはり、子供の頃の大事にして居たモノとかを考えてたらこんな曲が出来たと言うてはりました。
どうだったでしょうか?私はそんなに暗くは感じませんでした。郷愁を感じさせる優しい曲に思いました。まさやんらしいい素敵な曲でした。
全部君は胸の奥まで沁みました。

2時間足らずで終了。
短いなあ、もう終わったん??と淋しい気持ちもありましたが、ファンクラブイベントならではのプライベートスタジオの映像や制作がどの様に行われているかも見せてくれて、新曲まで披露され、お得感イッパイでした。まさやんは随分と饒舌にならはった事にも驚いたり、あんなに動くまさやんも滅多と見れないしね、何時までもお茶目で少年の様なあどけなさが残るのも魅力で、歌声の素晴らしさも満喫できたし、ヤッパリまさやんに会うと元気出るなあと満足。

会場の出口では沢山の関西のまさ友サンとも再会出来ました。
長崎のまさ友サンが第二希望にした大阪が当選して来られて居たので、京都のYサンと私の3人で居酒屋サンで再会を喜び合い、プチ打ち上げをして楽しい時間を過ごせました。

何時もLIVEのチケットを確保しても行けるだろうか?と不安が付きまとう昨今の私、今私は仕事と家事に加え、抗がん剤治療をしている父の介護もしています。
我が家での両親との同居生活が始まり早2か月、親の介護が出来る時間を与えて頂いた事にも感謝しながら日々悪戦苦闘中の身。
本来ならLIVEどころじゃ無いんですが、幸い同居してから父の病状は今の所安定していて心配して居た抗がん剤の副作用も殆ど見られず父も母も理解のある我が旦那サンの優しさもあり穏やかに過ごしてくれております。
まさやんにまさ友サンに又沢山の元気を貰い、チョッとヘビーな日常も頑張って行けそうデス。
好きな物がある事、良い友人が居る事は生きる上で本当に大事だと感じています。
冬の寒さが沁みる今日この頃にあっても、心が幸せに満たされると「うん、うん、何があっても大丈夫」って思えるんですよね。

皆様もどうかお元気で、来るツアーでは又どこかの会場でお互い元気でお会い出来る日を楽しみにしています。