六月の手紙

山崎まさよしサンのファンです。六月生まれで、手紙の様にLIVEレポが中心のblogにしたいと思っています。

HAND MY ADDRESS2006 Vo.l27 高知(千秋楽)12/15

2006-12-18 04:27:00 | Weblog
松山から帰った翌日に、大阪発7:40の高速バスで高知へと向かった。
この日は大阪のAさん、Mさん、Sさん、偶然バスが一緒だった京都のHさんと5人が一緒に高知へと向かう。
私達の他には男性の方一人のみ、貸切状態。
まさ友サンが揃えば・・・まさやん話でそりゃあもう盛り上がる~
うん?男性の方に申し訳ないかも~と思ったら、最後尾の席を陣取ってリラックスした姿勢で爆睡されていました。
車窓からの景色も楽しみつつ、12時過ぎに「はりまや橋」に到着。
Hさんと別れ、4人で会場の下見を兼ね、千葉のTサンを待ち、合流。
南国土佐の高知は気温15℃と歩いているとコートが邪魔に感じる程暖かった。
天気は快晴。
「わあーい千秋楽日和だ~ヤッパリ晴男効果かも~」とか、ウキウキ気分で会場近くのお店で5人で昼食。
途中はりまや橋で記念撮影してたら、親切な叔父さんがシャッター押しますよ~そこに並んで~と5人全員で記念撮影もして頂いた。
ホテルまで30~40分位かけて歩き・・思ったより遠かった。
ホテルにチェックインして、荷物を預けて、路面電車で、「ひろめ市場」へ。
ひろめ市場は屋台の様なお店が沢山ある。高知の名物の宝庫。此処では土佐の高知の名物は何でも揃うし、胃袋も満たしてくれる。
それぞれ好きな物をお店で注文して、私とTさんは「ぶっかけうどん」¥380-、Aさんは「かけそば」¥200-、Mさんは「鰹のたたき丼」¥600-。
Sさんは「たこ焼きと鰹のたたき」。それぞれの物を交換し合いながら、色んな味を満喫。トロトロフワフワのたこ焼きも焼きたての鰹のたたきも絶品。
やっぱり土佐鰹はメチャ美味しい~とその美味しさにビックリだった。
庶民的な雰囲気とリーズナブルな値段も嬉しい「ひろめ市場」は土日は入場制限される程に人気スポット。
市場を出る頃にはすっかり日は落ちていた。会場まで、少しニンニク臭いかも~と言いながら歩いて移動。

会場の高知オレンジホールに着くと既に入場が始まっていた。
千秋楽とあって、全国から熱いまさやんファンの方々と沢山出会う。
千秋楽・・・今日で終わると思うだけで淋しくて・・辛くなるから、余り考えないようにしようと思っていたけど、やっぱり会場に入ると、緊張感と寂しさと、千秋楽のステージへの期待とか・・・もう色んな思いがよぎり、自然と胸に込み上げるモノがあった。
千秋楽と云う事で穂苅さん、ジャイアン社長の姿もあった。
この日は1階10列目36番、ステージに向かって右のキタローさん側の席。千葉のTサンと楽しむ。
肉眼でもまさやんが見える席でツアーの千秋楽を楽しむのは初めてだ。

定刻より10分程?遅れて開演。
キタローさんが今日は一層テンション高くピースをしながら登場し、ワンツースリーと元気良く会場に向かって叫ぶ。
ベースで最初に弾いたのは「ジングルベル」♪
手拍子と共にスタンディングになる。
リズムがスローテンポに変わると後ろ向きでお茶目にゲンちゃんが登場。
最後にまさやんが登場すると更にヒートアップして、凄い歓声と大きな拍手。
白地に襟と袖がグリーンのラグラン袖のTシャツとGパン姿。髪の毛も良い感じで落ち着いている。
ベースとドラムとハープのセッション。シンプルだが、カッコいい~
今日もキタローさんと合わせる様に視線を送りながら、前横前横と可愛い振り付け?を見せてくれる。
1. NAVEL
1曲目から力強い歌声。曲の途中で叫んだりと、楽しそうデス。
2. 陽気なゴースト
何時もはトロンボーンしか登場しないのに、今日はトロンボーンとサックスが登場した。キタローさんは迷わずサックスを選ぶ。
サックスの音は残念ながらキタローさんの健闘空しく鳴らなかったが、サックスを持ちながら「ジャズ・・」と言ってはり、まさやんが「ジャズ??」と怪訝な感じで言い返し、ニッコリと優しい眼差しをキタローさんに送っていました。

ま:どうもこんばんは。山崎まさよしデス。
HAND MY ADDRESSツアー本日千秋楽でございます。(と言いながらチューニング)(拍手)
(拍手に応える様に)ありがとうございます。
8月から続きましたが・・・今日イヨイヨ最後(??)デス。
会:よう頑張った!
ま:ハイ、
会:もっとやって~
ま:まああの~このLIVEが進むにつれ、懸念されていた髪の森リ上がりも今日が見納めデス。暫く見れません。髪の毛の盛り上がりが暫く見れないと思いますが・・・
会:淋しい~
ま:今日は出来るだけ押さえて来ました。後半に行くに従い、凄まじい爆発力を見せると思います。
会:最後にアフロ?
ま:(クスッと笑い)え~そう云う事ですね。今日は皆さんと千秋楽を祝いたいと思います。今日は最後までごゆっくりお楽しみ下さい。

3.Long yesterday
零れる様な美しいアコースティックギターの音色と伸びやかで優しい歌声が一段と冴え渡る。3人のコーラスワークも絶妙。
4.メヌエット
12弦ギターはこのツアーで初めて披露されてきた。繊細で優しい音色と曲との調和も素晴らしく、昨年の10周年記念で聴いたメヌエットとは、また違う味わい深さで魅了される。メヌエットのドラムの音はこのツアーでかなりはまってしまった。ゲンちゃん凄い!って絶賛したくなる。
5.十六夜
ベース先行でイントロが始まりドラムの音が入り、そしてギターの印象的なイントロが絡んで行く感じがたまらない。
6.Super Susupicion
十六夜から間髪入れずに始まるイントロ。この流れも又気持ち良い。曲の間奏でエレキを爪弾きながら、一瞬横を向く切なげな横顔が色っぽい。
本当にカッコいい曲だとこのツアーで再確認出来た。

水を飲み、汗を拭い、ピアノへ移動。
ま::どうも、ご機嫌麗しい。
会:こっち向いて~
ま:(その声に応える様に会場の方を向く)え~もう今年も年の瀬で終わろうとしtますけども・・・まああの去年は10周年を祝って戴きありがとうございました。(大きな拍手)え~ずっとLIVEをやって、紅白も出たんですよね。まあ何分初めてなもんで、あんな寒いロケだとは思わなかったですね。(笑)
あの寒さでギターを弾くと云うのはチョッと辛いモノがありますね。指がカジカンデ・・・ひもじい思いが、孤児(ミナシゴ)な気持ちですね。
今年アルバム製作やりまして、無事にアルバムが出まして、そしてツアー。充実した1年だったと思います。こんなに長い間ツアーしてると家賃が無駄なんです(笑)。引越し続けたと思えば良いんですが・・・もし宜しかったらお座りになりませんか?(立ってMCに聞き入るお客サンに着席を促す。全員着席)

7.8月のクリスマス
今日は格別に丁寧に歌い上げてくれた様に感じる位に素敵で美しい8クリでした。もう涙は自然と溢れる。

チャイムが鳴り、何時もならすぐにキタローさんとゲンちゃんが登場するのに、今日は現れず、まさやんチョっこ困惑。
ま:あれっ?ピンポンダッシュか?困ったなあ~どうなるんだ?何だ誰も来ないの?このままMCか?
とステージ上で戸惑っていると、ようやくキタローさんとゲンちゃんが登場。
ま:何やってたの?
ゲ:インタホーンの位置が上の方で届かなかった。
とにかく二人が無事に登場してくれて安心した様子のまさやんデシタ。
ゲ:イッパイ引越したね。
ま:48回引越した。
本日の名産品は「ごっくん」(馬路村で作ってる柚子果汁入りの瓶に入ったジュース)と「ジャコ天」(鰯のすり身の天ぷら)
ゲ:いいぞ~ハチミツ、柚子入り!果汁は10%しか入ってないけどね。
そして「ごっくん」で3人で乾杯~
ま:これ家でも作れる。(笑)
ゲ:馬路村だよ。
ま:馬路村公認飲料だから、旨い!(だじゃれ~)馬路村が体イッパイに広がります(と瓶に書いてある説明を読み、手で胸を撫でて広がった~ミタイなジェスチャーが面白かったですね)
ゲ:(ゲンちゃんも説明文を読み)ふるさとを想う時、自然が足りない時、よーく振って一気にごっくんと飲んで下さい。(笑)
キタローさんはじゃこ天にもパクついてました。
ゲ:引越しがもう最後だしね。
キ:次何処へ引越そうか?
ま:馬路村
ゲ:俺、ボラボラ島。
キ:(ごっくん)お替り無いかな?
するとまさやんとゲンちゃんが残ってるごっくんの瓶をキタローさんに渡す。
ま: このツアー色々ご当地の食べ物出て来ましたけど、
キ:出たね~
ま:君や食べてたの(とキタローさんに言う)こんなに客席?いやステージで物を食べたLIVEってのも珍しいよね。
キ:俺も初めて。
ま:初めてにしてはすごかったよ。
キ:俺、米を食ったのは・・鰻とか~
会:だるま弁当。
キ:あ、だるま弁当ね。
ま:君、だるま弁当完食やったやん。
そしてポロリーンとまさやんがギターを爪弾く。
キ:今日は正しくやってみよう

8.お家へ帰ろう
今日はチャンと歌ってくれました。雪も降ってロマンチックな雰囲気で美しいハーモニーが素敵でした。

ま:何処が一番好きだった?食べ物とか~人とか。
ゲ:何処が好きだったかなあ?綺麗な子?博多の夜の蝶達がご出勤!?
ま:凄いんだ~曲がり角かえあさ~ドレス着たお姉さんがどんどんどんどん、何?何?ってついて行っちゃった(笑)あれはある種インターティメント(笑)マンホールから出て来てるんじゃないかミタイな。
ゲ:何処も飯が旨かったなあ~
キ:その土地で食うのがね。
ゲ:おかげでコレよ。(とすっかり大きくなったお腹をさすってはりました)
ま:メタボ?
ゲ:俺7月までは(お腹の筋肉が)6つに割れてたんだよ。10月からコレになっちゃった(笑)多分俺9月に妊娠したな。
ゲンちゃんのMCにまさやんも大笑いでした。
ゲンちゃんは10月の北海道のツアー辺りから太りだしたと。原因はお酒呑んで、いい気分になって訳解んなくなって、そのノリでラーメン食べるから悪いと。まさやんも「そうだよね、あれが一番体に良くないよね」と言うと、ゲンちゃんは「お腹空いてるハズないもん。さんざん食って、2軒位行って、夜中の2時3時だよ。5時位にラーメンって、絶対可笑しいよ。」まさやんは「何でだろう?」と。ゲンちゃんに「次のツアーから夜中のラーメンは禁止だな」と言われて、え~そんな~って感じの顔をしていたまさやんは子供みたいで可愛かったです~
ま:ラーメンは拘りの味もあって・・
ゲ:でもカップ麺も食ってるでしょ?
ま:あのね~良い物ばっかり食べてるとジャンクフード食べたくなるんですよ。あんまり新鮮な魚ばっかり食べてると何かで汚したくなる。俺はそんな人間じゃあねえ。底辺だ!ミタイな、こんな崇高な物ばっかり食べてちゃイカン。
キ:ハングリー精神?
ま:ハングリー精神だ!腹減ってるだけだったんだけど(笑)

9.未完成
ソファーで聴く未完成もコレで最後なのかなあとか、色んな思いが交錯して優しい歌声が一層胸に染み涙が溢れて仕方なかった。

ゲ:なんか色々よぎるね。夏だったのにね。
ま:半パンだったよね。結構切ないモンがあるね。ずっと(ツアーが)続いてても良いって感じだけどね(拍手)
ゲ:これから始まったもんなあ(プライムタイムのCMでグラスを持って腕を伸ばすポーズ)
ま:あれね。俺最初絵コンテ見て、コレ無いやろう。だって家であんなシャツ着てるんか?
ゲ:解りませんよ。ステージではTシャツだけど。俺たちは知らないし、家ではピタピタにオールバックしてたり。本当は難しい人かも・・
ま:俺、風呂にワインとか入れたりするからね。うそ~(と言った悪戯っぽい表情も可愛かった)そんな訳ないジャン。
キ:テレビの芸能ニュースとかでは、IT社長だとかね。俺に言わせると汗かけよって事なんだけどね。
ま:自家用セスナとか持ってたりするんですよ。
ゲ:お金イッパイ有るんだもん。そんな事より毎日一生懸命生きてね、コツコツね、やるんですよ。
10.ADDRESS
本当に気持ち良さそうにギターを弾いてるまさやんが素敵でした。

ゲ:忘年会とかあるでしょ?
ま:あるね
ゲ:そんな時にね。手品なんか出来ると良いよ。俺が教えてあげるよ。夏よもう一度手品~
浮き輪を首にかけて、波マシーンの音で夏気分になれると云うゲンちゃんは今日も少し強引に夏モードへ持って行き、まさやんも笑ってはりました。
そして見納めの波マシーンと共に波の音に合わせて可愛くジャンプ~~
11.ビー玉望遠鏡
12.全部、君だった

Partyは3歳の男の子を連れてたご夫婦。女性4人と小さな娘さんとそのお母さん、カップル1組の子供も含めると合計11人?だったかな。
アッ、プロモーターの方も招待されていました。
3歳の男の子はまさやんの横に座らせてもらい、鈴を振っていました。
13曲目の中華料理では隣に子供が座ってるので「老酒」を「カルピス」に変えて歌い、
まさやんが幾つだい?と聞くけど、どうして良いのか解らない感じでお母さんが「3歳」とフォロー
まさやんが「下さい」と言い、お母さんもちょっと困り、「嘘だよーん」と歌ってました。
そしてゲンちゃんとキタローさんが「アンコール」と云うと会場も「アンコール、アンコール」となり、
14.根無し草ラプソティーを歌ってくれて、会場も大喜びデシタ。
千秋楽サービスって感じ。

15.道化者のチャーリー

チャーリー君とゲン子ちゃんのトークセッション。
ゲン子ちゃんに「今年に入ってから48回目の家出よ、つくづく愛想が尽きたわ。もうそろそろ限界かな?」と言われたチャーリー君は「そんな~俺を捨てないでよ」と。「お酒呑むと訳解んない事言うし~」とも言われ、チャーリー君は「その変は藩政してるよ」と。「もう貴方と一緒にクリスマスは吸う過ごせないいわ」とゲン子ちゃんに宣告されて、「え~、ダ・ダ・ダ・ダン・ショック」と言うと。ゲン子ちゃんは「やっぱりチャーリーが好きなあだな」と。「許して欲しい?もう絶対家出はしないって約束してくれる?」と言われて「ダ・ダ・ダ・ダン・プロミス」と言って会場は爆笑。許す代わりに今晩のディナーはチャーリーのオゴリでと。高知の美味しい物と言われて、「鰹?」と。鰹ってたたきでしょ?半生でしょ?と言われ、「あ~今はノロウィルスとか・・・焼いた方が良いの?」と。2006年は焼きたいブームとなり、高知も焼きたいのか?と
16.パンを焼く
焼くぞ!と叫んではりました。
17.Fat Mama
18.長男
長男では唇型の笛も登場。
19.アンジェラ
20.晴男
16~20曲の全曲が今日は一層力強くて素晴らしかった。
Mamaのイントロでキタローさんのストラップが外れると言うアクシデントもあったが、素早くストラップを付けて、その間はまさやんが長くイントロ弾いてました。
キタローさん回る回る。まさやんは叫ぶ叫ぶ~、飛ぶ飛ぶ~って感じでパワーコードでジャンプしててノリノリでした。
今日の晴男は、「いや~本当にありがとうございました。新しい日本の夜明けぜよ。また会う日までご機嫌よう~それはそれで良い~」と歌い、最後の僕らは何時だって~♪を繰り返し歌うフレーズを優しく語り掛ける様に歌って、心に深く深く染み込む素敵で泣きそうになる位感動的な晴男が聴けました。
そうそう晴男で一瞬まさやんがステージかえあ会場へ降りようとしました。でも無理と判断してすぐにステージに戻りました、チョッと意外な行動にビックリでした。
晴男の後にはピースした指を唇に当てて投げキッス~~

アンコール
1.セロリ
2.月明かりに照らされて

最後のMC
ま:ありがとうございます。(拍手)
なんかこうズット旅を続けてやっておりましたが、本当にこんなに沢山の人が来て頂いてありがとうございます。(拍手)
あの・・コンサートやるにもですね、こういうう風にセットとかも段々お金をかける様になってですね。ホントありがとうございます。
え~まああの最初はコンサートと云う環境というか、アコースティックギターでカナリの大きな会場でこういう風な素朴な楽器の音をどうすれば届けられるか、試行錯誤してましたが、やっぱりスタッフの弛まぬ努力があってですね。私、顔色が悪い時もピンスポットで顔色を良くしてくれたりですね。この場を借りてですね、スタッフにもお礼を言わせて下さい。本当にありがとう~(拍手)
会:まさやんも・・ありがとう~
ま:どっちみちLIVEが大好きなんで続けて行きますんで、・・・
会:歓声と大きな拍手。
ま:お時間が許せば又是非足を運んでやって下さい。ありがとうございました。
会:これからも、応援するよ!

3.バス停
もう最後かと云う思いと、温かく優しい歌声に、止めどない涙が頬を伝う。

ありがとうととステージの左右中央でお辞儀。

おやすみなさいの言葉で暗転となり・・・
白いスクリーンが下りてきて、エンドロールが流れた。
Thank you 山崎まさよし
Thank you 中村キタロー
Thank you 江川ゲンタ
Thank you 日本全国のAUDIENS

mud skifull trackの優しい音色が流れ、何時までも鳴り止まない拍手が会場を包んでいました。

8月から始まったHAND MY ADDRESS06ツアーは高知で沢山のオーディエンスと共に終了しました。
バンドでのツアーは01-02のTTT以来です。
48公演、きっと体調の悪い時もあったかも知れませんが、1公演も飛ばさずに全国各地のオーディエンスを幸せにしてくれました。
まさやんの「LIVEが好きだから続けて行く」と云う嬉しい言葉も聞けました。
LIVEは決して一人では成立しない事も、まさやん自身のスタッフへの感謝の言葉で語られ、きっとスタッフ一人一人にも愛されてるんだろうなあと実感。
千秋楽のまさやんは本当に熱かったデス。
そして、歌う事が表現する事が演奏が楽しくてしようがないと言う、幸せイッパイの零れる様な笑顔が何時までも心の大きな支えとなる様なツアーでした。
何度も溢れる涙でまさやんの顔が見えなくなってしまう位の高知での千秋楽だったけれど・・・参加出来た事に心から感謝している。
HMAツアーに参加された方一人一人の心にきっときっと、素敵な思い出を届けてくれた事でしょう。
終わりがあるから・・・始まりもある。
HHAツアーは終わったけれど、これからも又、一段と進化したまさやんが何時の日かそう遠くない時期に元気な姿と新しい音を持って、登場してくれる事でしょう。
その時には、又何時もの素敵なキラキラオーラで輝くまさ友さん達との再会を楽しみにしています。

♪僕らはいつだって同じ空を見ているのさ
そしてずっとこの先も同じ夢を描いていくのさ
泣いたり笑ったりしながら・・・♪

私自身もおかげ様で予定通りに27公演全て参加できました。
父が元気で居てくれた事、旦那サンや職場の理解にも支えられ、各地で沢山のまさ友さんにお世話になり、全ての方々に感謝の気持ちでイッパイです。
晴男は本当に名曲。
この歌を胸にツアーでの素敵な思い出と零れる様なまさやんの笑顔を糧に明日から又頑張れる。
つたないブログを読んで戴いた皆様にも感謝。
次のツアーまで、少しお休みになりますが、またツアーがあれば再会する予定です。

レポのアップが遅くなりました。
最後やからと、チョッと四万十川にも足を延ばして来ました。

ヤッパリまさやんは最高に素敵さ~

それでは皆様良いお年をお迎え下さい。
アディオス~

HAND MY ADDRESS2006 Vo.l 26 松山 12/13

2006-12-14 11:36:59 | Weblog
こんにちわ。
まさやんもMCで言うてはりましたけど・・・HMAツアーもいよいよリーチのかかった松山へ行って来ました。
大阪から早朝の高速バスで5時間余り。
車窓からの美しい景色も堪能するつもりが・・・爆睡して~気付いたら「ようこそ鳴門へ・・」との看板で、ありゃまあ鳴門海峡渡ったんや~と。
雨に煙る山々・・
ナンとも幻想的な風情のある四国の山間の風景。
JR松山駅にはほぼ定刻の13時20頃に到着。
路面電車に乗る。1DAYパス、一日路面電車乗り放題300円を購入。

松山と云えば「道後温泉」
昨年の10周年のOKSTの千秋楽の翌日に大勢のまさ友さんと、一緒に行って、道後温泉を満喫したが、体の疲れが取れすっきりしたし~絶対に行こうと決めていた。
ウィークデーとあってか、道後の街は閑散としていた。
で、温泉も人少ないのかと思ったら、ドアを開けて浴室に入ると人がイッパイでビックリ~
ユックリとお湯の中に体を沈めて、温まる。自然と「あ~極楽・・極楽」ナンテ言ってしまう。極楽気分満喫!体もポカポカ。
チョッと脱衣所で放心状態。
それから、道後の商店街を散策。
お土産買うの大好きやから~この日もシッカリ経済貢献しました。

地元のまさ友のSチャンと会場で少し早目に待ち合わせしてたので、来てた電車に「市民会館」に行くか確認して飛び乗る。温泉に入って気持ち良くなり、電車のゆれが眠気を誘いウトウト・・・すると隣に座っておられたお婆さんが「市民会館行かれるんやったら次ですよ」と教えてくれて、覚醒。横断歩道を渡って~とか丁寧に親切に教えて下さり、お礼を言って下車した。
いや~地元の人の温かさに私は度々救われている。
感謝!

会場でSチャンとも無事合流。
近くで一緒に早目の夕食しながら、しばしお喋り。
Sチャンは今回の松山がHMAツアーに初にして最後の参加と。
今まで何も情報を入れずにズット我慢してこの日をワクワクドキドキして待っていたと聞き、喉から出そうになるツアーの話を飲み込んだ。
店を出ると降っていた雨は止んでいた。

会場に着くと、既に入場が始まって居た。
この日は1回18列目のステージから向かって右のキタローさん側の席。
でも比較的こじんまりとしているので、結構良く見える。

定刻を過ぎ・・緊張感が高まる。
暗転になり、拍子木の様なポンと云う開演の合図でスタート。
キタローさんが今日も元気良く登場。
オッス!ヒョー!と云うテンションの高い掛け声で会場も拍手喝采。
ベースでアップテンポのリズムを弾くと手拍子と共にスタンディング。
テンポがスローに変わると、ゲンちゃんが転がりながらお茶目に登場。
そして最後にまさやん。
凄い歓声だ。
まさやんは東京国際フォーラムで着てたTシャツとGパン。湿気の多い雨模様にも関わらず、結構頑張って伸ばさはったなか、髪の毛は落ち着いていた。
ステージの向かって左側でハープを吹きながら徐々にキタローさんに接近しつつ、リズムに合わせて、横・前・横・前と云うダンス?が今日も可愛い。会場もリズムの合わせてフーと云う掛け声でオープニングセッションから盛り上がる。

1曲めのNAVELが終わり、男性の声で「まさよし~」とかかり、その声の方に無言で視線を送りながら、大きく深呼吸してゴーストへ。

ま:(明るい声で)どうもこんばんわ。山崎まさよしデス。
はっきりしない天気ですけれども・・・ようこそお越し下さいました。HAND MY ADDRESS今日入れて2本デス。リーチです。ウノです。ウノじゃねえか・・・ページワンです。もう皆さん冬場の装いでシックリ決めてらっしゃいますね。まあ、あのLIVEはこの様に始まってしまいましたが、今私の髪の毛もこの様に落ち着いていますが、進行と共に異様な盛り上がりを見せると思いますが(笑)みなさんの心も盛り上がる・・・(唐突に)2階~1階~
(唐突な呼びかけに会場のお客サンも一瞬反応が遅れる)
今日は、最後までごユックリお楽しみ下さい。

本日はメヌエットとSuperのバージョン。
4曲終了

汗を拭い、水を飲みピアノへ移動。
ま:こんにちわ。
(と、言うと会場の方を向いてジーッと視線を送ってるので、ドキドキ)
宜しかったらお座りになりますか?坊ちゃんお座りになりますか?道後ですか?道後ですね?何が聞きたいんだ(と一人ボケ突っ込み~)道後お湯足りてますか?
限りある地球の資源ですから・・・温泉はずっと湧いてるんですね。一時ありましたよね。入浴剤入れてるだ何だと・・・入浴剤でも良いじゃないですか~リウマチ~とかああ云うのは治らないかも知れませんが。聞く所によると、殆どが冷泉らしいですね。それをガスとか・・プロパンガスとか~で温めておるらしいですよ。
会:(知らなかった~と云うリアクション)オ~
ま:えっ、知らんかったん?(笑)まれな事らしいデスよ。HOT・・??(英語で言わはったけど。良く解りませんデシタ)
僕最近英語付けやってまして~そうですね気分ですからね。僕、昔見事に騙された事ありますからね。シラフネのトコで車で行ってて、お風呂に入るかとなったんですよ。お湯真っ白で「あ~ヤッパリ違うなあ。芯からポカポカして来るしなあ~」と云うてたら、あれ入浴剤だったらしいですよ。気分ですよ。心の持ちようって言うかね。ナンカ失笑をかってるミタイですね。まあ変なMCでスイマセン。

ウーン、まさやん今日はMC弾けてるって感じ。イッパイ喋る喋る~

なのに又このMCでこの曲ですか~みたいに「8月のクリスマス」
イントロのピアノで、一転する会場の空気。
ステージの左にポツンとピアノに座って歌うまさやんだけがライトに照らされ浮き上がる様もより切なさを惹き立てて涙が溢れる。
さっき迄笑ってたのに~今日もやられた・・・泣いてしまった。

チャイムが鳴り、キタローさんとゲンちゃんが登場し、ソファートーク。
忘年会シーズンの話題で
ま:サラリーマンの人とかは(忘年会)そういうのが無いと1年が終わった気にならないんでしょうね。
ゲ:俺達は毎日が忘年会みたいだもん
キ:毎日・・・廃人・・
ま:なに?
お茶で乾杯してキタローさんがお茶だけも何だからと「ポエム」と。
本日の名産品は松山名菓子「母恵夢」(ポエム)
ま:母に恵む夢と書いて「ぽえむ」
ゲ:良くあるよな。ライムライトとか
ま:ライムライトは来る・・夢・・来る・・人?
キ:松山良いね。
ま:松山良いよね。
母恵夢の話から・・・
ゲ:気のせいかも知れないけど、「ポエム」って言うのは他のお菓子でも食べた事が有るような気がする。
ま:それはね。味わい・・形なんです問題は・・「ひよこ」だろうが、「鳩サブレ」だろうが、「バナナ」の形をしておろうが(力説~)
キ:ネーミングね。
ま:ネーミングと形なんです。(と、ポエムのお菓子を二つ手に取り、胸に乳房の様に当てて・・)これは母の乳房の様に・・・坊やお吸い(爆笑)
坊やオッパイかい?
キ:(お菓子の説明書を読み出す)口の中でトロケル味わいはまるで母の母乳の様な味わい・・・
そして、まさやんは産まれた時、お姉さんがお母さんの母乳を吸い過ぎて、自分が産まれた時はお母さんは母乳が出ずに粉ミルクで育ったと。乳の出ない母~とも。
ゲンちゃんのお母さんは乳首が大きくて半分しか吸えず、噛んでしまって血だらけにしてしまったそうデス。オフクロの乳首がデカイのをバラシテしまった~ナンテ言って、3人で大笑いしてました。
家庭の香り・・ま:「ママ~」と叫び♪お家へ帰ろう♪を歌うのですが、母乳や乳首の話の後で、タジタジで笑ってまともに歌えずデシタ。
ま:全部「ぽえむ」が悪いんだって・・・
と云うまさやんの顔が赤面してるとゲンちゃんに突っ込まれて照れていたのも可愛かったです。

キ:幼稚園時代に戻りたい。
ゲ:幼稚園もまともに行ってないからね。隔離されてたから・・問題児だったし。
ま:あ~俺は良くそう云う子の居る所に遊びに行ってたね。俺らのトコより遊ぶ物がイッパイあって面白そうで・・・
ゲ:良いよね。小さい頃・・甘えたい放題だもんね。甘えたーい!(笑)
キ:今日何か変じゃない。
ま:転んで泣いて帰りたい~ミタイな・・
ゲ:よーし甘えるぞ
そのゲンちゃんの言葉を聞いてソファーでひっくり返るまさやんは爆笑してました。

未完成
ま:サラリーマンの悲哀を歌ったんですけど・・もしサラリーマンになってたら?
ゲ:あ~無理無理!毎日同じ時間に起きて同じ電車に乗って・・・凄いなあと思うモン。毎日スーツ着て・・それだけで人間駄目になりそうだもん。社会的には失格者だもん。
ゲ:毎日同じ時間6:30に起きて、NHKのニュースとか見ながら新聞読んで、朝ご飯食べて、同じ電車に乗って~絶対無理。
ま:芸能人の人が1日所長みたいなの良くあるけど。
ゲ:1日なら出来るよ。一種懸命俺頑張るよ。
あと凄いのは農家の人。誰に命令されるでもなく、できないよ~俺だったら放ったらかし。荒地で終わる。
ま:でもきっと日本って云うのは四季があるからじゃない?
ゲ:いや~無理無理。出来る?(と、まさやんに聞く)
ま:出来ないなあ。田植えだけなら手伝う事は出来るかな?あとこの前TVで見たけど「マグロ船」乗ってる人。
ゲ:男だよね
ま:男だよね~
と、演歌っぽいギターを弾くまさやん。ゲンちゃんは「男だよ~♪」歌ってました。
母恵夢の効果か・・・何だか今日のソファートークは爆笑の連続。チョッと壊れかけの様なトークも3人の仲の良さが伝わって来て、ホノボノした気持ちにもなりました。

ADDRESS

ゲ:風邪ひく季節よ。インフルエンザの予防接種した?
ま:してません。
ゲ:風邪流行るよ。内臓に来るらしんだ。胃とか腸とか、大変な事になるよ。インフルエンザの予防接種なんて要らないんだ!予防したい?
ま・キ:予防したい、予防したい。
ゲ:先ずは温かくなれば良いんだ~
今日もこんな強引な持って行き方で堂々と波マシーンが登場。
波の音にのって、まさやんもキタローさんもジャンプ~

Partyはお友達4人(男の子3人女の子1人)と姉妹1組、女の子2人組の計8人をご招待。
女の子も男の子も一緒に楽しそうに「中華料理」を歌ってました。
何時もなら招待された人にキタローさんが色々聞いて、まさやんに歌のネタの情報提供してくれるのに今日はほったらかし~
まさやんも少々困り「あれっ?これどうやって落としたらエエの?」と。
結局「知らな~い♪」と歌ってました。
最後に一緒に歌ってた男の子はリズムに合わせてジャンプ~
まさやんも大うけ・・大喜びでした。

新しいBAND組むから、俺達行くと差って行ったゲンちゃんやキタローさんと招待されたお客さん。
一人ステージで「友達が帰った後は淋しいよね」と。

チャーリー君とゲン子チャンのトークセッション。
何しに来てるの?とゲン子ちゃんに聞かれ「ちょっと疲れたから温泉に・・」と云うチャーリー君。
本当に一人なの?と言われ、「当たり前じゃないか・・(ちょっとモゴモゴと言葉に詰まる)何をそんなに勘ぐってるんだい?」とチャーリー君。「怪しい」とゲン子ちゃん。
「当たり前じゃないか。僕がゲン子ちゃんを裏切る訳無いじゃないか。ダ・ダ・ダ・プロミス~」(笑)
ゲン子:最近可笑しいのよね、言い訳も変だし~
チャーリー:え?そんな事ないよ~チョッと哀川翔に声が似照るんだけど~
ゲン子:本当は誰か良い人要るんでしょ?
チャーリー:えっ、松山に?何言ってるんだよ。僕はゲン子ちゃん一筋だよ~
ゲン子:本当?
チャーリー:当たり前だよ。ダ・ダ・ダプロミス~
ゲン子:ゲン子やきモチ妬いてるの~
チャーリー:やきモチ?妬いてるの?何だゲン子ちゃん妬いてるのか?焼きたいのか?
松山焼きたいのか~とパンへ。

晴男では「我輩は猫である。名前は未だ無い~それはそれで良い~」と歌ってました。(夏目漱石の「坊ちゃん」誕生100年なんだそうですよ)
晴男の後投げキッス~

最後のMCでは
ま:ありがとうございます。
HMAツアーも高知で終わりますが、今日は本当に楽しかったデス。ありがとうございました。このセットを見てもらえば解ります様に、ADDRESSと云うアルバムにちなんで、自分の部屋と云うコンセプトを、落ち着く、癒しをテーに・・・
こう云う、スタジオもそうなんですけど、僕どっかの根付くみたいなのが苦手で「根無し草ラプソティー」と云う歌もありますが、自分の音楽をやる環境と云うのを10年過ぎて、デビュー当時って云うのはなかなか腰を落ち着けて何かをやるって云うのは難しい・・で御座る。やっとやりたい事って言うのが、10周年って云うのも祝って戴き、これからもリラックスしてやって行きたいなあと。本当に今日は来て下さってありがとうございました。


バス停

ありがとうとステージの左右中央でお辞儀して「おやすみなさい」の言葉を残し終了。

素晴らしい歌声が一層胸に染み、何度も感動の涙が頬を伝った。
11周年を終え、まさやん自身からの感謝の言葉と、これからも自分なりの音楽をリラックスした環境で作って行きたいと云う頼もしい言葉も聞けて、嬉しくなりますよね。
きっと今宵の打ち上げは母乳話で盛り上がり、ゲンちゃんは甘えん坊さんになってるかな~

夜行バスで帰り。イヨイヨ明日は高知です~

ヤッパリまさやんは最高に素敵さ~

HAND MY ADDRESS2006 Vo.l 25 金沢 12/8

2006-12-10 00:46:35 | Weblog
師走を向かえ、1週間余りが過ぎた。
職場ではノロウィルス感染症の対応に追われる日々・・・
おかげ様で私は元気で、毎日自転車で通勤し仕事をし、神戸のシカオちゃんのLIVEや、京セラドームのビリー・ジョエルのLIVEに行ったり、相変らず音楽と縁深い生活を送っていた。

HMAツアーも終盤となり、12/8金沢へ行って来た。
JR金沢駅で大阪のKサン、Tチャン、新潟のPチャンと合流。
お昼ご飯を食べてから向かった先は、ひがし茶屋街。
まさやんが、99-00のOKSTで訪れた三味線屋さんに行くのが目的。
あさの川の傍の石畳の路地を入ると、江戸時代の藩政の頃の佇まいが広がる。
格子戸と2階建ての木造建築の町並みは国の「重要伝統建造物群保存地区」に指定されている。
ガラガラと板ガラスの扉を開けて三味線屋サンに入ると、TVにも出演され、まさやんを案内した女将さんが迎えてくれた。当然だが、三味線がイッパイ展示されてある。三味線の体験をしたいと言うと、2階に案内された。
2階の奥座敷では三味線の製作中。
男性の二人組のお客サンも来られていた。先ずはお抹茶でおもてなし頂く。作法が解らずお茶の経験のあるKサンとPチャンに教えてもらいながら戴いた。
そして、いよいよ三味線の体験。
最初に三味線の持ち方やバチの持ち方を説明。
そして目の前にある「さくらさくら」の弾き方をレクチャーされるが、メチャ早い説明でチンプンカンプン。説明してくれた女将さんは説明が終わるとサッサと居なくなってしまい、取り合えず、目の前の楽譜を見ながら、悪戦苦闘。
もう結構4人共必死。
さくら~さくら~迄は何とか全員弾けた。
余りにも一生懸命な私達に呆れたのか早々に男性二人は「お先に~」と帰って行かれた。
Tチャンが4人でさくら~さくら~迄セッションしよう~と言い、私達は調子に乗ってメチャ短いセッションに挑んだ。
三味線をメチャクチャ弾きまくり、それでも初めての三味線に触れ、思う存分楽しんで、情緒のある音色に少しはまった。
三味線って幾ら位するのか聞いたら最低8万円との事。
うーんギターよりはやはり高価だけど、私のギターは10万円だから、一生物と思えば決して高くないと思った。
楽器に触れて音を奏でるって、ヤッパリ面白いと4人共大満足だった。
ちなみに体験料はお抹茶付きで300円。

時間があるので少し茶屋街を散策しようと思い、その前に無料休憩所でトイレを借りたら、観光協会?の叔父さんが「案内しましょう」と言って頂き、ガイドして頂けた。
茶屋街の家々にある格子戸は木が三角になっていて「紅柄木虫籠(ベニガラキムスコ)」と呼ばれ、中から外は見えるが外から家の中の様子が見えない作りが特徴と。金沢の名産はやはり金箔と、金沢の金箔で京都の金閣寺は出来ているとも教えて頂いた。
金沢の人の温かさが嬉しかった。
歩き疲れ、喫茶店を探す。
大通りに出ると面白い看板が目に留まる。「禁煙喫茶室」と書いてあるが・・その横にタバコの吸える喫茶店とも~どっちやねーんと興味深々で、お店に入ると、なんとも愛嬌のあるマスターが向かえてくれ「うちは時代と逆行でタバコの吸える喫茶店なんです」と。レトロな雰囲気のお店は面白いネーミングの喫茶店で雑誌やガイドブックにも紹介されていると言う金沢では有名な喫茶店だった。マスターが「うちはココアが自慢」と。その言葉で4人共ココアを注文。自慢のココアは生クリームがタップリでクリーミーで程好く甘くて、冷えた体を優しく温めてくれた。


そしてタクシーで会場へと向かった。
そうそう、この日は4人行動なのでタクシーを使う事が多かったが、金沢のタクシーの運転手サンはお客さんへのリップサービスが上手、とにかく面白いし、よう喋らはる~

会場に着き、「はあ~なんかもう満足したなあ。これから旅館帰ってお風呂行こうか・・」みたいな気分でもあり・・・何でやねーん!今から本番やろ~と突っ込まれそうやから、ハイ、本題。
いや~ホンマすいません。前置き長いよ~と言われるかな?

金沢厚生年金会館は1階のみで、会場がすり鉢を半分に切った様な作りになっていた。
本日のチケットは福井のまさ友サンのTサンにFC先行で取って頂いた。
本来ならTサンも参加し、一緒に楽しむ予定が、急遽ご家族の方の看病で来れなくなり、新潟のPチャンを誘った。
席は6列目のステージから向かって左の端っこ。

定刻より少し遅れて開演。
キタローさんが登場すると、凄い歓声。リズムに合わせて・・フーと云う掛け声もあり、いきなりスタンディング。お客サンのテンションが最初から高い。
続いてゲンちゃんがお尻をフリフリしながら可愛く登場。
そして・・・まさやんが登場するとキャーと云う黄色い歓声が飛ぶ~
まさやんは白地にFRYNG HIGHと書かれたダメージTに大きめサイズのGパン。髪も良い感じで落ち着いていました。寒くてもキタローさんとゲンちゃんは変わらず半パン。
ベース・ドラム・ハープのセッションでは、まさやんとキタローさんがかなり接近して、お互いを見つめながらリズムに合わせて、チョコット横・前・横・前の可愛い振り付け。お客サンもフーフーとリズムに合わせて言い、ノリノリでした。

1曲目のNAVELから素晴らしい歌声。

ま:みなさんこんばんわ。山崎まさよしデス。え~石川、随分寒くなりましたが、HAND MY ADDRESS大分大詰めですけど、今日は石川金沢デス。
会:金沢どう?
ま:いきなり・・そんな漠然と。(笑)「前田利家どうですか」と同じ様な感じで、すり鉢状のこの感じが非常にこう・・何かこう迫って来るみたいで・・
咳をしてらっしゃる方もありますが、こう言うと余計コホンコホンとする人もありますが誘惑に負けない様にと云う事で。え~まあ寒いんですけど、心配しなくても僕の頭は後半に行くに従って盛り上がって行くんで・・・お見苦しい点を見せると思いますが、お許し下さい。今日は最後までごユックリお楽しみ下さい。

本日はメヌエットとSuperのバージョン。
LongYesterdayのギターの響きと絶妙な3人のコーラスワークが素晴らしくて、まさやんの優しさが会場を包み込んで行く。
12弦ギターの音色の美しさにも負けない、高音の伸びやかさも素晴らしいメヌエット。
Superの間奏でギターを弾き一瞬横を向く顔も今日は良く見えて、何だか男の色気も垣間見た様な気分。ちょっとドキドキする横顔でした。

4曲終了すると、会場からは大きな拍手と歓声。
汗を拭い、ピアノへ移動。
ま:え~映画の撮影できましたし、調度犀川のほとりで・・やりました。2月でしたね~。今年?去年の2月か?
会:しっかり~
ま:しっかり?君野球の応援でも見に来てるのか?部活を見に来てるのか?え~と云う事で・・このままこの向きだとズット独り言喋ってるミタイになるんですよね。(と、突然客席の方を向くとキャーと歓声)皆さん此処の楽屋のトイレご存知でしょうか?非常に狭いですよ。無理してユニットバスにしてるんですよ。僕ね、非常に水周りとか気になるんですよ。東京でもワンルームマンションになると、ユニットバスとか便器見ながらお風呂に入る事になるんですよね。水周り位はね贅沢にしたいデスね。所謂、西洋と違ってですね、日本はお風呂に長くつかる文化がありますよね。座ります?(立ってMCを聞いてるお客サンにさりげなく着席を促し、着席しました)(そしてお風呂話の続きへ・・)ノンビリと足伸ばして入りたいモノですよね~特にこう寒くなって来ると。結構シャワーで済ましてる人多いでしょ?半身欲とかしてますか?ああ云うのしないとね、これ位になってくると、段々代謝が悪くなって来るんですよね。汗かく時に汗出ないミタイな~
会:大丈夫?
ま:大丈夫?って(笑)そいう風に健康について、今日はこんな話を・・・

まさやんのMCは自分の日常で感じてる事、誰もが暮らしてる中で感じてる身近な話題がより親近感を産む様に感じます。決して饒舌では無いけれど、丁寧な語り口調も好感が持てますよね。最近は会場の声も上手に拾う余裕も感じたりします。

そして「8月のクリスマス」
背中から聴く8クリは格別。切なさが一層胸に迫る。

チャイムが鳴り、キタローさんとゲンちゃんが登場しソファートーク。
本日のお土産は「ウーロン茶で乾杯と言えば」とゲンちゃんが言い、キタローさんが出したのは「第七餃子」。
包みを開けると、まさやんが思わず「丸いじゃん!」と。
ゲンちゃんはたこ焼きみただねと。
そしてゲンちゃんはカニを期待してたと。
するとまさやんは(カニだったら)MC無くなると思うと。(笑)
そして第七餃子を食べたゲンちゃんは「ウワ~これはね、周りの皮のムチムチ感と中のアンの組み合わせが、又も一口で食べられる大きさが絶品ですな~」と。
まさやんにもナンで食べないの?と云う様に餃子を勧めるゲンちゃん。
ま:俺は無類の餃子好きですよ。
と言いながらも食べないまさやん。
ゲ:旨いわ~この鼻を抜けるニラの香りと肉とキャベツのハーモニーがたまりませんなあ~
キ:食い物の表現が上手いよね。俺なら美味しいで終わっちゃうけど・・
そして、今日はまさやんがインタビュアーの様にキタローさんとゲンちゃんに金沢の思い出とかは無いの?と聞き、ゲンちゃんの金沢の恋の思い出話が展開。都道府県別恋愛1位らしい。金沢の女性は日本人らしい日本人女性なんだそうデス。
キタローさんが「我が家が恋しい季節だよね」と言うと。
お家へ帰ろうが始まる。♪
♪お家へ帰ろう~コウバコ食べよう~お家へ帰ろう~シチューを作ろう~コウバコでダシ取ろう~♪
と歌ってステージのバックには雪が降りました。スタッフもアドリブが利くとゲンちゃんもビックリしてました。
(コウバコは加賀と能登のカニを加能カニと言って市場で売ってるそうで、雄を「ズワイ」雌を「コウバコ」と呼ぶのだそうです。Pちゃんに教えて頂きました)

未完成

ゲ:今時あれだよ、今時のコンサートって何かコンピュターでで縛られてダンサーとか居てね、凄い事になる訳だよ。
キ:ステージこれだけで良いのか。マイク3本。
ゲ:俺達ってホントにアナログだよね。
ま:ヘッドマイクとか付けてるんだよね。
ゲ:俺、昔使ってたよ。CCBのマネして。息切れするとゴホゴホって言う息切れも入っちゃうんだよ。
ま:1回ヘッドセット付けてやってみる?
ゲ:俺、ヘッドセット付けてる頃って坊主じゃなかったんだよ。今大変だよ~ツルッと落ちちゃうよ。しょうがないアナログでやろう~最近アナログもね、時代遅れかも知れないけどね。

ADDRESS
「深~い」と歌い出だしの声から鳥肌モノの素晴らしい歌声。天性の歌声って感じがする。

冬が嫌い!夏よもう一度と強引に今日も波マシーン登場。
波の音に乗り、今日も可愛いくまさやんはジャンプ~。Gパンがブカブカで小さいお尻がキュートでした。

本日のPartyはカップルと女性二人。そしてキョードー北陸のお花ちゃんこと岩見さん。岩見さんのカツラ姿にまさやんは「岩見、カツラ似合ってるぞ~」と。
もうすぐ結婚すると聞いたカップルの方に中華料理で「おめでとう~♪」と歌ってました。

チャーリー君とゲン子ちゃんのトークセッション。
タバコを買いに行くと言い、3日間帰って来ないチャーリー君。
ついつい金沢迄来てしもうたんやと言うチャーリー君はゲン子ちゃんに「ゴメン兄貴!哀川翔みたいや。」と、「意味解んない」と突っ込まれるチャーリー君。
「罰に夕飯奢って」と言うゲン子ちゃんは最近メタぼってると。
チャーリー君は「今日のごきげんようで言ってたコウバコカニはどう?」と。
「金沢と言えばコウバコカニよね。でもカニ食べると会話が無くなっちゃうじゃない」と。すると、「さっきの残りの第七餃子がある」と云うチャーリー君。一応焼いてあると言われて「焼くと云う言葉に弱いかも~」とゲン子ちゃん。焼きたい?焼きたいのか~金沢も焼きたいのか?随分と物分りが良いねと、パンへ♪

会場は一気にヒートアップ。
パン、Mama・長男とまさやんのパワフルなボーカルを堪能。
Mamaの間奏では舌を出したり、お茶目な表情も見せてくれる。
長男はキタローさんもゲンちゃんもパーカッション。まさやんのエレキ。こんなにもシンプルな構成のハズの音なのに、この3人から作り出されるアフリカの民族音楽の様なアレンジはとにかくカッコいい。
アンジェラは、今日も力強くて、山崎まさよしの声のパワーに圧倒される。
そして色っぽいのだ。男っぽくて色っぽい。より切なさが胸の奥に迫ってくる。
CDでは味わえない大音量で聴く力強さに酔いしれる。全身でまさやんの声を受け止める感じがたまらない。
これぞLIVEの醍醐味だと思う。

そして晴男になると、軽快なレゲエのリズム。まさやんの零れる様な笑顔に魅了される。歌詞も素敵だ。
「そうなんです!私、未だ兼六園に行った事がないんですよ。今度必ず行きます!
」それはそれはそれで良い~♪と歌ってました。

そして晴男の後ステージの袖に下がる前に投げキッス2回飛びました~

ツアーTのスタンプT生成りを着てアンコールに登場したまさやん。スリムな体にフィットして、凄く似合っていて可愛かったです。
セロリを歌うまさやんの笑顔も素敵。
楽しくて仕方ないこの笑顔に会えるから、何度も足を運びたくなる。この笑顔が幸せを届けてくれるんですよね。

最後のMCでは、
ま:ありがとうございます。まあ北陸飛び飛びで来ましたが、今日が北陸の千秋楽デス。色々と縁がありまして、石川とかは撮影とか、弾き語りのLIVEでも来てますけれども、またこうしてバンドでこうやって演奏出来るのも楽しみにしてました。映画のロケも来てましたが・・・僕12月生まれなんで、そんなに雪弱い方じゃないんですよ。まあ住んでる方は大変なんだと思うんですが。もうすぐクリスマスですけど、風邪をひかずに、ご健康でお過ごし下さい。

バス停

「ありがとうございました」とお礼を言い、ステージの左右中央でお辞儀。
そして、見えないかな?との配慮でか、スピーカーの横からチョコット顔を覗かせて、ステージの左の端の方のお客サンにも笑顔で手を振ってくれました。
そして又投げキッスが~2回飛びましたよ。

「おやすみなさい」と言って終了。

北陸のHMAも終了。
夏から始まったツアーも後は四国3公演となりました。

音楽の世界も日進月歩。いろんなデジタル機器からの電子音で作りこまれているLIVEも確かに増えているのかも知れない。その事がどうのこうのと言える立場でも無い。
でも、まさやん自身から生身で作り出される音はやっぱりカッコいい。
そして本当に芸達者な3人の最強のバンドから作られる今回のLIVEも又素晴らしい。音に対する物足りなさは微塵も感じない。
自由で奔放でありながらも完成度の高いLIVEは山崎まさよしのボーカリストとしての成長と共に、今後もワクワクドキドキが止まらないだろう。職人気質の様に何時までもきっと変わらずにアナログに拘りながらも、新しいモノも否定せずに更に進化して行くんやろうね。

今宵も幸せ度120パーセント!
金沢のLIVEの後は地元のまさ友のAサンと大阪のTさん、Kさんと打ち上げて、この日はAさん宅に泊めてもらい、積もる話で布団に入っても深夜までお喋りしていた。
翌日は高岡へ行き、鈴木写真スタジオにも行って、贅沢な金沢・高岡の旅を満喫。

ヤッパリまさやんは最高に素敵さ~

次回は松山レポの予定です。