大田SC

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あとはヤルだけ!!Tシャツ大乱舞、交歓県大会優勝しました!

2010年10月25日 | インポート

昨日、交歓優勝県大会決勝トーナメントがあり、快進撃を続け、全山陰大会出場権獲得はもとより、決勝でボアソルテ美都を下し、チーム創設以来初となる県制覇という夢を果たしました。幾多の先輩たちの果たせなかった夢を叶えてくれました!!

(準々決勝結果)

・大社ー斐川U(3-0)

・美都ーおろち(1-0)

・東出雲ー湖南(1-0)

・長久ー松江南(2-0)

(準決勝)

・大社ー美都(0-2)

・長久ー東出雲(1-1、PK4-1)

(3位決定戦)

・東出雲ー大社(0-0、PK5-4)

(決勝)

・長久ー美都(0-0、PK5-4)

この結果、優勝長久、2位美都、3位東出雲、4位大社、5位湖南、6位斐川Uとなりこの6チームが11/20、21米子市で開催される全山陰少年サッカー大会の出場権を獲得しました。

*全山陰出場が懸かった松江南戦。試合前小学校でやってきたことをこの試合に全て出そう!実力差はほとんどない、気迫が勝った方が勝つ、絶対気迫で負けるな!と送り出しました。前半SイイチがGKの手を弾く気迫のシュートで先制。さらに切り返しのフェイントから左足を振りぬき豪快にゴールネットを揺らしました。昨日ノーゴールだったエースSイイチがここ一番の試合で爆発してくれました。後半もみんな集中し、歓喜のホイッスルを聞きました。

5ヶ月前の全日本浜田地区予選で悔し涙で下を向いていたTなたけコーチ、この瞬間ウルウル状態で帽子を深くかぶり直していました。もちろん保護者の皆さんの「あとはヤルだけ!!」Tシャツ軍団も大乱舞。U監督とがっちり握手を交わした後子供たちともしっかり握手しました。この時点では目標の全山陰大会進出を決めたことに大満足という感じでした。

準決勝は浜田陸上競技場に移動しました。予想通り松江地区1位の東出雲との対戦となりました。雨が降り続きスリッピーなグランド状態でした。試合前U監督とこの試合のフォーメーションについて色々と話ましたが、ここで守備的な布陣をしては全山陰で戦えないと松江南戦と同じ布陣で試合に臨みました。

前半SイイチがGKとの1対1を決められずいやな予感がしていたらゴール前で崩され先制されました。後半SイイチのシュートをGKが弾いたところを押し込み1-1の同点。その後も決定的ピンチをKズキのナイスセーブでしのぎ試合終了のホイッスル。ピッチでの戦い以外にもスタンドで両チームの保護者さん同士の壮絶な?応援合戦が繰り広げられていたようです。で、いよいよPK戦となりました。ここでGKをAツシに変更。こちらは3人連続して決め、相手は2人外し、4人目はSクタロウ。今日はいつものようにパンツを上げずに歩いていきました(後で聞くとあれ以上上がらないようにすでに上げていたとのこと(笑))。以外?と冷静にきっちり決め、歓喜の決勝進出となりました。

いよいよ決勝。相手は石見地区大会決勝で0-3と完敗したボアソルテ美都。準決勝でも全日本県大会優勝の大社を2-0と圧勝した相手です。たぶん、多くの人は、まあボアが優勝かなと思っていたと思います。で、U監督と以前から話していた秘策?で行こうと布陣を大きく変更しました。

予想通り厳しい戦いとなりましたが、GKのAツシ、KIイト、Kンシン、Nオキ、Kウキのデフェンダー陣を中心に全員が気迫のプレーを見せ、押しこまれながらも絶対ゴールを割らせないという意志を感じました。ピッチ状況もあり蹴りあいに持ち込んだ感もありましたが、0-0のまま、またもやPK戦に突入。スタンドも絶叫状態となりました。

後攻となり、相手が3人連続で決める中、こちらもSイイチ、Kイト、Kンシンがきっちり決め、相手4人目が外し、「よ~し!」。こちらの4人目はSクタロウ。やや正面気味から動き出しのでおや?と思っていたら右ポストに当ててしまいました。外れたボールを拾いに行ったのは何とボールボーイをしていたSクタロウ父でした。心中如何ばかりかという感じでしたね。で、相手5人目をAツシがナイスセーブで止めガッツポーズ。こちらの5人目はそのAツシ。ここで決めたらヒーローだと思っていたら、相手に止められサドンデスに突入。相手6人目が決め、こちらは外したら終わりでTッペイ。ご両親の心臓は飛び出さんばかりだったと思います。が、きっちり決めてくれサドンデスが続きます。相手7人目が外し今度は決めてくれと祈る中Nオキがひょうひょうと歓喜の決勝ゴールを決めてくれました。グランドも子供たちの歓喜の輪、スタンドも「あとはヤルだけ!!」軍団の大乱舞、感動の嵐。コーチ陣もスタンドに向かって両こぶしを突き上げました。

あの全日本浜田地区予選敗退、悔し涙から、6月の三瓶での強化合宿、夏のハードな試合日程で西野交流優勝、笠岡ロータリーカップ準優勝、石見銀山交流大会優勝、交歓浜田地区予選優勝、フットサル浜田地区予選優勝、交歓石見地区大会準優勝と結果を残し、そしてとうとう交歓県大会優勝と一気に駆け抜き大輪を咲かせてくれました。ほんとにすごいことをやってくれました。思い返すと毎年、「大きな紙一重」「悔し涙」「残念」という言葉をブログに書いていたことを思い出します。

子供たちはハードな日程、厳しい練習に耐え、保護者の皆さんの熱烈な声援に応えてくれました。ピッチに立った選手だけでなく、ベンチの選手、帯同して色々お手伝いしてくれた6年生、何より保護者の皆さんの言葉では言い表せないくらい積極的なご支援・ご協力(たぶんどこの保護者さんより速くピッチのラインを引けます等々)、これまでの先輩、保護者の皆さんたちが残してくれた「伝統」、そして大高のS先生のご指導、今回の県制覇は単に監督・コーチ陣の指導だけでなく、大田のサッカーに関わる全ての人たちの「思い」が通じた結果だと思います。

優勝決定後、多くの保護者の皆さんと歓喜の握手をし、感涙の姿を目の当たりにしました。こちらもウルウルでした。そして閉会式で子供たちが優勝カップを手にしました。大きな紙一重を破ってくれた子供たちに感謝です。感動をありがとう!

という訳で、急遽祝勝会が開催されました。もちろん5月の全日本予選ご苦労さん会で、これ以上は無いくらい超へこんでいたTなたけコーチも満面の笑顔でした。予想どおりの超盛り上がりで優勝カップを囲んでの写真撮影(選手の家族ごとも撮りました)。バカ受けはやはりF家3人のパンツずり上げポーズでしたね。Sクタロウのコメントで、PKを外した時は人生終わったと思った発言は大爆笑でした。やはりKツキコーチ命名の「Oキノ一族の血」ですかね(大爆笑)。さすがに疲れたので1次会で帰りましたが、マザー・テレサ軍団の猛者は2次会に繰り出したようです。

当面次は、バーモントカップフットサル県大会、そして全山陰サッカー大会とまたハードな日程が続きますが、約1名U-11も忘れずに平行してやりましょう!と気炎を上げていた某保護者会長さんもいました(爆笑)。今大会は初日浜田に向かう高速で赤ランプが点いた覆面パトが迫ってきて心臓が飛び出そうになりながらも結局つかまらなかった保護者会長さんの「幸運」が運を呼び込んだのかもしれないですね(大爆笑)

さあ、また次の大きな目標ができました。10年前の先輩が残してくれた全山陰大会準優勝という結果を乗り越えましょう!あの年代は大田一中で県制覇し「伝説の年代」と名づけたのですが、今年のメンバーを命名すると、やはり「あとはヤルだけ年代」ですかね(笑)。祝勝会でも言いましたが、保護者さんは今年の優勝で10年はこの話題で集まって飲めますよ。

明日から次の目標に向かってスタートです。まだまだ子供たちと新たな感動を共有できることを期待しています。【久々の長文になったMコーチ】