Bチームについての感想を書かざるを得ない状況となっているようなので(笑)、少しBチームのことに触れておきたいと思います。「少し」とは言いつつも、書くと長くなると思いますのでご容赦ください。
ここしばらくは、新人戦を意識してチーム作りを行ってきましたが、守備も攻撃も実はまだコメントする段階に達していないと感じています。
まだ、チームになっていない、個々の選手の思いつきだけで試合をこなしている、という状況のように見受けられます。
25日の大田地区では第3位という成績でしたが、この段階では順当な結果だったでしょうし、仮に仁摩に勝って大田Aと決勝を戦えば、惨敗に終わったことと思います。
春から夏にかけて、BチームがAチームと互角の試合をした時がありましたが、あの時と比べるとAチームは格段に力をつけ、そしてBチームは伸びていません。
普段の練習や体育館でのスクールを見ていてもそれを感じます。同じ内容、メニューの練習をしているのに、何故5年生は伸びないのでしょう?
体力(体格や脚力も含めて)の差もあるのですが、一番の違いは”意識・意欲”ではないかと思います。意識・意欲が高まると、サッカーに取り組む姿勢が変わります。週2回、体育館練習を含めても週3回の練習だけでは決して上手くはなりません。練習のないときに、自主的にどれくらいボールに触っているかどうか、毎日リフティングをやっているかどうか、5年生の中には?の選手がたくさんいます。
Aチームとの決定的な違いがここにあると思います。Bチームの中にも優れた選手はいます。高い意識・意欲を持って練習しているんだと感じさせてくれます。しかし、そういった選手がまだまだ少ないのが現状です。
Bチームの中で、高い意識・意欲を持った選手が増え、それが個々の選手のスキルに反映されたとき、初めてAチームと肩を並べるようなチームになれると思います。(可能性はあると思いますし、そうなるようにトレーニングして行くことが指導スタッフの役割なのですが)
ということで、練習についても「どうすれば選手の意識・意欲を高めることができるのか」といった点を念頭に置きながら、当面は取り組んで行こうと思います。
このように書くと、6年生はやっぱりすごいと思われるかも知れませんが、25日の大田地区の試合内容は、決して川コーチにとって満足できるものではありませんでした。優勝こそしたものの、松コーチの苦言のとおりだと思います。もう一度、鍛えなおす必要があると痛切に感じた1日でした。
やはり長くなってしまいましたが、とりあえず現在の感想と課題でした。【川コーチ】