検証・電力システムに関する改革方針

「自然エネルギーですべての電力をまかなう町」の第2部です。

「地球環境とエネルギー調和展」に行って

2014年02月03日 | 検証・電力システム
 1月31日、東京・ビッグサイトで開かれた第38回「地球環境とエネルギー調和展」に行ってきました。一番の関心は地中熱と別会場で開かれた「エネマネハウス2014」でした。
 「エネマネハウス2014」は東京、千葉、早稲田、芝浦工業大が最新のエネハウスを展示し、快適な住まいをアピール。どの展示も日本を代表する企業が参加・協賛・協力しており、その意味で日本企業の技術到達が分かり、未来住宅がイメージできました。

 太陽熱と光、風、地中熱という自然エネルギーをうまく利活用する。壁、窓、床、天井の断熱を高め、あるいは蓄熱することで「ゼロエネハウス」は現在の技術で十分できることを改めて認識しました。

 「ゼロエネハウス」は電気代ゼロの家であり、電力会社の系統電気を使わない家です。今回の展示では「蓄電池」がありませんでした。蓄電池を併用すればそれは「電力の完全自給自足」となり、「エネルギープラスハウス」になります。
 電力は電力会社から「買う」ものというものは、だんだんなくなる勢いは加速すると思います。

 そんな時代に向かう中で、せっかく停まった原発をさらに巨額のお金をかけて再稼動させようとする安倍内閣と電力会社。時代の変化・進歩に逆らっていると思います。