桜の花を小さくした感じのユスラウメの花が咲いたのは3月の中旬でした。

ユスラウメは実を着けます。


花が散ってしばらくすると、小さな梅みたいな実を着けるのです。

食べられるようになるのは5月の下旬頃になると思いますが、最近やっとピンク色に色づき始めました。

実がなる木が好きだった父が元気だった頃、玄関の正面に植えました。
実が赤く熟すと、父は私の子どもたちにユスラウメの実を食べさせていました。
子どもらは成長し大人になっても、昔を懐かしむかのようにユスラウメの実を口に放りこみます。

去年初めて私の孫に食べさせたら、孫も気に入り食べてくれました。

ユスラウメの実がなる頃になると、亡き父のことを懐かしく思い出します。