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TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

梅雨入りした我が家の庭の風景<第2弾>

2025-06-11 10:30:00 | 
 梅雨入りしたのだから当たり前のことだが実によく雨が降る。

 昨日は朝から雷が鳴り、テレビでは「線状降水帯」が発生する、とか「大雨警報」が出たとか朝方から気持ちもザワザワしていた。

 幸い、私が住んでいる地域では一部で道路の冠水もあったようだが、近年の報道特に台風や大雨など荒天に関する警戒予報はやや大袈裟過ぎるのではないかと感じる。

 それほどでもないが少しでも危険が予想される場合、何も伝えず被害が出たとしたら後で叩かれるので報道も声が大きくなるのも理解できる。

 しかし、大きすぎる声に対して結果が伴わないケースが続けば『オオカミが来たぞ!』みたいな話になってしまいそうで、その方がもっと危険に思われるのだ。


 いつもの如く話題があらぬ方へ行っているようなので「我が家の狭い庭の話」に戻そう。


 庭から蛙の鳴き声が聴こえてくる。

 それも葡萄棚の棚の上からだ。



 声を尋ねて下から覗くとブドウの葉っぱに黒い影が映っていた。

 声の正体はアマガエルだった。

『よくもまぁ、こんな高い所まで登って来れたものだなぁ… 』

 高い所を飛んでいる蚊や葉っぱに産みつけられた蛾の幼虫を食べてくれているとしたら有り難い話だ。

 私は可愛いアマガエルについつい孫たちの姿を重ねてしまった。



 横に目をやると少し膨らんだブドウの実が幾つもぶら下がっていた。








梅雨入りした我が家の庭の風景

2025-06-09 22:06:00 | 
 九州北部と四国地方が梅雨入りしたらしいとニュースが流れていた。

 それは昨日のことだったが、今日は中国地方と近畿地方それに東海も梅雨入りしたらしい。

 週間天気予報からも月曜日以降、傘マークが並んでいたので予想はしていた。

 そのつもりで、葡萄のお世話(TANE無し・大粒化のためのジベレリン処理)は金曜日に済ませてい訳だ。

 雨が降り続く梅雨の時期は嫌いではない。

 日課である庭の水撒きの仕事が一つ減るし、紫陽花が元氣になる。

 狭い我が家の庭だが、4カ所に紫陽花を植えている。

 その一つはお風呂場のそばで、窓を開けると紫陽花がみえる。



 雨をうけて少し重そうだが、花も葉っぱも元氣に輝いている。



 紫陽花の近くにはやっと黄色くなってきた枇杷の実が、表面に水玉を湛えている。










 

我が家の庭の風向&風速計

2025-06-05 18:30:00 | 
 30数年前、父が西側にある隣家との境に柊の木を植えていた。

 春になると枝を伸ばすのでその剪定と後始末が負担になっていた。

 昔は剪定した枝葉を狭い駐車場の中央に外した一輪車の荷台を置いて燃やしていたが、何時からか焼却できなくなってしまった。

 昨年、植えてあった柊の木は全て掘り出し板塀を設置したりした。

 西側の隣家との境にも板塀をつくっている途中に指をケガして1年ほど手付かずになっていたが、花桃が咲く前に作業を再開し始めた。

 隣人とのプライバシーを守る目隠しと同時に自然の風の通りも良くしたいと考え、二重にした板の幅や間隔には神経を使った。

 その際、風の通りを確かめるようと花桃の枝から糸を垂らし糸の先に厚みのある月桂樹の葉を結んでいたのだ。





 板はイイ塩梅で打ち付けることができ、簡易の風向&風速計は吹いてきた風に気持ち良くそよいでいた。

 昨日のブログに掲げた蛍トンボもその葉っぱを結んだ糸にとまっていたのだ。

 風向&風速計は板塀が完成した後、今でも吹く風に気持ち良さ気に揺れているという訳だ。





 

庭の常連さん ※虫が苦手な人は閲覧注意!

2025-06-04 23:06:00 | 
 梅雨時期からお盆の頃になると毎年やってくる訪問者(虫?)がある。

 私は蛍トンボと呼んでいるが、黒い胴体の真ん中辺りに鮮やかな黄色の模様が入っているトンボである。



 毎年毎年やって来て、狭い庭を行ったり来たりしているのだ。


 ココからの話は私がまだ幼い頃の話…

 山の向こうに陽が沈んだ夕方、蛍光灯の灯に誘われて1匹のトンボが家の中へ飛び込んで来た。

 昔は今みたいにゲーム機もなく、子どもたちは日中に原っぱや山、池、川で虫や魚やイモリを捕まえて遊んだ。

 中でもオケラは最高に可愛く、土を掘るための大きくて硬い前足を平泳ぎするみたいに左右に広げる動きがたまらなく面白かった。

 オケラにとっては迷惑な話だったろうが、捕まえたオケラを掌にのせて軽く包み込むと前足で指と指の隙間を広げようと動き回るのだ。

 くすぐったくて堪らず手を広げてしまうことも度々あった。

 また、盛んに左右に動かす前足をストップモーションみたいに急に止めてしまう習性をガキどもは愉快な遊びにした。

 前足を動かしているオケラを指でつまみオケラに向かって、『お前のチン✖️ンどーんくらい(どれ程)?』とたずねると… 、

 前足を左右に大きく開いて止まったり、隙間がない位に狭くして止めたりする様子を見てガキどもは大笑いした。


 話が逸れてしまった。トンボの話に戻ろう。

 そんなふうに当時のガキたちは虫捕りが大好きだったのだ。

 夕方、灯された蛍光灯の光に誘われ家の中に飛び込んできたトンボは幼かった私にとっては格好の餌食に思われた。

 しかし、私に向かって母だったと思うがこんな事を言った。

「お盆の時期に家にやって来るトンボはご先祖様の化身だから捕まえたりしたらダメですよ」

 私はそんな母(あるいは父)の言葉に驚き捕まえるのをやめ、蛍光灯に戯れるトンボをじっと看守った。

 『そうなんだ… 。お盆の頃に家に舞い込んでくるトンボはご先祖様だからやさしく看守るんだ… 』

 
 私が子どもだった頃の親からの"教え"は今でも忘れない。

 自分の子や孫たちにも同じ話を聞かせているのだ… 。


 庭で我が物顔に振る舞っているのは他にも居る。

 いただいたみかんにTANEが幾つか入っていたので、庭に蒔いたら芽が出てきた。

 西と東の花壇に植え替えたら、毎年、アゲハ蝶がやって来て卵を産みつけるようになった。



 お陰でみかんの葉はアゲハ蝶の幼虫に食い尽くされてしまう。



 みかんの葉を目掛けて飛んで来るアゲハ蝶もスゴイが、幼虫も逞しい。

 卵から産った幼虫は鳥のフンに擬態し身を守っているのだ。



 大きくなると緑色に変わるし、触れるとオレンジ色の触角を出す。その香りは正にオレンジの香り!

 トンボもアゲハ蝶もご先祖様に思えてきた。

 ひょっとするとオケラもご先祖様だったのかも知れないと思えてきた。

 もしそうであればオケラに対してとても失礼な事をしていたことになる… 





今年(2025年)の葡萄棚は?

2025-05-20 16:59:00 | 
 2020年12月にシャインマスカットの苗を購入しました。

 シャインマスカットだけでは栽培に不安があったので、翌2021年春、売れ残って枯れそうになっていた巨峰の苗を買って手いシャインマスカットの反対側に植えました。

 シャインマスカットは2023年沢山の花房を付け、夏には待望の葡萄の収穫ができました。

 巨峰はなかなか花房が付かず、やっと2024年に数粒の葡萄の実の味見ができました。購入時の苗の状態が良くなかったし、値段もシャインマスカットの三分の一しかしなかったので仕方ないとあきらめていました。

 その巨峰が今年、沢山の花房を付けてくれました。

 実に見事な、長くてしっかりとした花房です。



 最近、その花が開き始めました。中には受粉が完了し実房になり始めたものもあります。









 花房と実房。実は私も昨年までその違いが分かりませんでした。葡萄を植えて、愛おしむように育て、観察して初めて気付くのでしょう。

 我が家では農薬は使ったことがないので、今後、無事に育つかはどうかは分かりません。

 もう直ぐ九州北部も梅雨入りです。病気や害虫に負けずに育ってくれることを願っています。