久しぶりにレザークラフトをやったら楽しさを思い出し、他にも何か作りたくなった。





娘が学生の頃に使っていたレザークラフト専用の道具がそのまま保管していたし、革を縫い合わせる糸も残してあった。
近所の裁縫用品店で以前に私が購入した革のシートもあった。
『さて、何を作ろうか… 』
と、考えた時に思いついたのが山で使うガスバーナーのヘッドを収納する袋だ。
30年くらい前、ファミリーキャンプ用にガスバーナーを買ったが、山に持って行くとなると実に重いし、ザックに入れると大きなスペースを必要とした。

2019年に一人で「涸沢・上高地キャンプ」に行った時、テントとともに"装備の軽量化"を考えるきっかけになったのがこのバーナーだった。
その後手に入れたのは掌に収まるサイズのバーナーで、2つを並べると…

点火スイッチよりもコンパクトで軽くなった。
このバーナーにも収納袋が付いていたが、出し入れしにくいしデリケートなバーナーのヘッドをしっかりと包んでくれないのだ。
『金属の缶かプラスチックケースに変えようか… 』
と、思案していた。
箸入れを完成させた事でレザークラフト魂に火が着いてしまったのだ。
手持ちの革のシートから色を選び、娘が以前使っていたテキストにあった巾着袋のサイズを変えて作りはじめた。

10cm×13cmを2枚

縫目の位置にポンチで穴を穿つ(2枚の革シートの穴がズレないよう予めステッチルレットで型をつけている)


裏返しにして合わせた2枚の革のパーツを、ロウ引きしてある縫い糸で一針一針縫い合わせる


一周して口まで達したら補強して再度縫い初めまで縫いながら戻る


縫い終わったら裏返す


袋の口近くにやや大きめの穴を4個ずつ穿っており、丈夫な紐を通して出来上がり(収納袋に付いていたストッパーを取り外し付け直してある)。

これも夏山合宿に持って行く!