TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

手押し車 "カタカタ” を作りたい!<その❶>

2023-09-29 22:31:00 | 
私が幼かった頃、 “カタカタ” と呼ばれる玩具で遊んだ記憶があります。

歩き始めたばかりの子が手押し車を押して歩くと、前方に仕掛けてあるアヒルや動物が上下に動き「カタカタ」と音を立てて進むヤツです。

私の遊んでいた玩具は数羽の黄色い鳥が順番に上下していました。

その時に出るリズミカルな「カタカタ」という音が幼心に心地よく楽しかったのを今でも覚えているのです。

前回のブログに出てきた「積み木ケースの車輪」と「ベビーカーの車輪」を、どうにか再利用できないかと考えている最中に思いついたのが玩具の “カタカタ” の製作です。

私が幼かった歳頃に近づいた孫たちに、 “カタカタ” で遊ばせてあげたいと思ったのでした。

でも私は “カタカタ” の仕組みを理解していた訳ではありません。

『私に “カタカタ” は作れるだろうか… 


私が好きなTV番組に「ピタ□ラ▽イッチ」があります。

工夫を凝らした “仕掛け” を駆使し、思いがけない動きや結末にいつも感心させられます。

今回私が作ろうとしている “カタカタ” も、車輪の回転を “カム” の仕掛けを使い、アヒルや動物の木型を上下に動かしているようです。

すぐにweb検索をしましたが、私が調べる範囲では “カタカタ” の仕組みを詳しく教えてくれるページを見つけることができませんでした。

そこで、私の得意の『✖️ルカリ』を見てみると、 商品紹介の写真の中に “カタカタ” の仕組みを知るヒントがありました。

前輪に比べやや大きな後輪をもち、後輪の軸にアヒルや動物の木型を上下させる “カム” を仕掛けるのがポイントのようでした。

前輪に「積み木ケースの車輪」を、後輪に「ベビーカーの車輪」を使うことを決めました。

そして、前輪の車軸は自転車の荷台に使われていた金属棒を、後輪の車軸は径の太い木製の丸棒を使うことにしました。

ただし、「ベビーカーの車輪」の軸穴は8mmなので、元々使われていた金属製の軸を太い木製の丸軸に深く差し込み接着剤で固定しようと考えました。

『実際に上手くいくでしょうか?… 』

先ずは車体作りですが、手持ちの端材を使います。



これは、… トイレ収納の端材


これは椅子の背もたれ部分で… 


長方形の板材も使って… 


『何かイイ感じに行ってますョ!』



















積み木と積み木ケースの修理

2023-09-26 15:36:00 | 
我が子がまだ幼かった頃、積み木を買ってあげました。

我が子3人とも、その積み木でよく遊んでくれました。


最近、次々に孫が生まれ、我が子が遊んでいた積み木が再登場するようになりました。

積み木は30年以上前のモノですが、積み木自体も積み木を収納するケースも、まだまだ使えます。

ただし、プラスチック製の車輪が1個だけストーブの熱で変形してしまっていました。



おまけに、車が好きな1歳8カ月の孫がこの積み木ケースを押しながら部屋中を走り回るので、車軸も外れ易くなっていました。


車輪を全部外していたら、孫は車輪のない積み木ケースを直に床の上に置いて押して回りる始末…

『何とかしなければ我が家の床はキズだらけになってしまうゾ…  』


と言う訳で、積み木ケースの車輪を付け替える事にしました。

替えの車輪は、数カ月前に壊れたベビーカー(コレもまた我が子を乗せていた年代モノ)の車輪を使おうと考えたのですが… 、


 …サイズ等々に難があり諦めました。

替えの車輪の次の候補は、簡易収納棚の脚部(キャスター)です。



たまたま家に保管していたこの種のキャスターを使うことにしました。

台座にキャスターを埋め込む穴を彫ります。

電動ドリルや鑿や彫刻刀を使いましたが、これがなかなか大変でした。

そして、キャスターを埋め込んだ台座を積み木ケースの底に固定しました。


以前のプラスチック製の赤い車輪はほぼ直進しかできませんでしたが、今回付け替えたキャスターの車輪は方向転換も自由自在にできます。

勢い余って、孫は時々壁に激突しています。

床は心配無くなりましたが、今度は壁が心配です。


そうそう、最近、三角形の積み木が一つ行方不明になっていました。

車輪を付け替えたついでに、三角形の積み木も端材で作ってみました。


端材に積み木の型を移して…


型に沿ってノコを入れ…


切り抜きました。


ちゃんと角は削り丸くしています!


欅の年輪を生かすために敢えて色は塗らないでおきます。









今年は実った母の柿の木 … <母の想い出>

2023-09-09 12:45:00 | 母の想い出
昨年の5月、我が家の柿の木に久しぶりに花が咲いたことをブログにしました。

その柿の木は母の希望で植えたもので、母がまだ元気にしていた頃にはお正月に頂く干し柿にもなった事や、その後病気にかかったために根元から切ってしまった事など綴りました。

昨年咲いた柿の花は少しだけ実が膨らみましたが、残念ながらいつの間にか落ちてしまっていました。


今年の6月頃に、その柿の木に再び花が咲いているのを見つけていました。

『柿の実になる前に、また落ちるんだろうなぁ… 』

と思ったので、そのことはブログには載せないでいたのでした。


お盆前に台風6号が接近してきた際に、葡萄棚はロープで固定しましたが、柿の木はどうにもできませんでした。

『細い枝先に着いている柿の実の赤ちゃんは、この台風の風で落ちてしまうだろうなぁ… 』

と、半ば諦めていました。

台風通過後、庭に出てみると柿の実の赤ちゃんのいくつかは残っていたのです。

『よく頑張ったねー!』

と、まるで我が子の無事を喜ぶ親のような心境でした。

その柿の実の赤ちゃんたちは少しずつ膨らみ、やっと色付き始めたところです。



黒いシミや虫喰いもあり、見た目は良くありませんが、10数年ぶりに実った柿の実を、今朝方2個だけ収穫しました。



そして、終わりを迎えた葡萄と一緒に御仏壇に供えました。




『母は喜んでくれているかなぁ… 』