昨日は脊振山系の谷を流れる沢へ沢登りに行ってきた。




1人で行く渓流釣りとは違い、沢登りはチームを組んで沢に入る。
沢登りはチームワークだ。

今回のメンバーは8名、私がリーダーを任された。
日曜日の天気予報が1週間前からコロコロと変わり、行くか中止するか判断に迷った。
毎日、天気予報と天気図を見て日曜日のお天気具合を自分なりに予測する。
40数年前の学生時代、天気図はラジオを聴きながら自分で描いたものだ。
緯度と経度を聴き取り場所を定め、気圧と風向き、天気を記入して行く。
何十箇所ものデータをもとに等圧線を引いて行くのだが、慣れないうちは何ともヘンテコな天気図にしかならない。
何度も何度もやっていくうちに次第に天気図らしくなって行く。
自分の天気図から今後の天気の変化を読み取らなければならなかったので、責任重大の真剣勝負だった。
今回もメンバー8人の安全に関わる責任重大の真剣勝負。
日曜日になったばかりの深夜2時過ぎに目が覚め、沢のある地域の天気予報と日本周辺の天気図と睨めっこした。
メンバーには数日前に実施当日の集合場所での中止決定もありうる事は伝えてある。
気象庁が発表した午前3時の天気図とNH▷、Yah◯◯!が出す地域の1時間ごとの天気変化の情報から沢登りの実施を決めた。
ただし、午後2時頃から弱い雨と雷発生も伝えていたので沢を出る時間を早めることとした。
朝7時前にいつもの集合場所を出発、9時には入渓しみんなで沢登りに興じることができた。


脱渓し登山道を下山している途中から弱い雨が降ってきたが直ぐに樹林帯に入り雨に打たれることはなかった。
遠くで雷も鳴り出したが下山が完了した時には雨も雷も止んでいた。
車に分乗して帰る途中、平野部で強い雨にあった。
早めに切り上げ下山を始めた判断は間違っていなかったようだ。
集合場所に戻るとメンバーの車がハザードランプの切り忘れでバッテリーが上がっていたがこれは予測できなかった。
全員ケガもなく無事に帰って来ることができホッとした。
今日の我が家のデッキは、昨日使った沢道具に占領されてしまっている。

まるでソーメンでも干しているみたいだ…