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TANEの独り言

日々の生活の中でのつぶやきだから聞き流してネ

沢登りの次の日

2025-07-14 16:46:00 | 
 昨日は脊振山系の谷を流れる沢へ沢登りに行ってきた。

 1人で行く渓流釣りとは違い、沢登りはチームを組んで沢に入る。

 沢登りはチームワークだ。



 今回のメンバーは8名、私がリーダーを任された。

 日曜日の天気予報が1週間前からコロコロと変わり、行くか中止するか判断に迷った。

 毎日、天気予報と天気図を見て日曜日のお天気具合を自分なりに予測する。


 40数年前の学生時代、天気図はラジオを聴きながら自分で描いたものだ。

 緯度と経度を聴き取り場所を定め、気圧と風向き、天気を記入して行く。

 何十箇所ものデータをもとに等圧線を引いて行くのだが、慣れないうちは何ともヘンテコな天気図にしかならない。

 何度も何度もやっていくうちに次第に天気図らしくなって行く。

 自分の天気図から今後の天気の変化を読み取らなければならなかったので、責任重大の真剣勝負だった。


 今回もメンバー8人の安全に関わる責任重大の真剣勝負。

 日曜日になったばかりの深夜2時過ぎに目が覚め、沢のある地域の天気予報と日本周辺の天気図と睨めっこした。

 メンバーには数日前に実施当日の集合場所での中止決定もありうる事は伝えてある。

 気象庁が発表した午前3時の天気図とNH▷、Yah◯◯!が出す地域の1時間ごとの天気変化の情報から沢登りの実施を決めた。

 ただし、午後2時頃から弱い雨と雷発生も伝えていたので沢を出る時間を早めることとした。

 朝7時前にいつもの集合場所を出発、9時には入渓しみんなで沢登りに興じることができた。





 脱渓し登山道を下山している途中から弱い雨が降ってきたが直ぐに樹林帯に入り雨に打たれることはなかった。

 遠くで雷も鳴り出したが下山が完了した時には雨も雷も止んでいた。

 車に分乗して帰る途中、平野部で強い雨にあった。

 早めに切り上げ下山を始めた判断は間違っていなかったようだ。

 集合場所に戻るとメンバーの車がハザードランプの切り忘れでバッテリーが上がっていたがこれは予測できなかった。


 全員ケガもなく無事に帰って来ることができホッとした。

 今日の我が家のデッキは、昨日使った沢道具に占領されてしまっている。


まるでソーメンでも干しているみたいだ…




 

箸入れに続きレザーポーチ作り

2025-07-11 12:47:00 | 革細工
 久しぶりにレザークラフトをやったら楽しさを思い出し、他にも何か作りたくなった。

 娘が学生の頃に使っていたレザークラフト専用の道具がそのまま保管していたし、革を縫い合わせる糸も残してあった。

 近所の裁縫用品店で以前に私が購入した革のシートもあった。


 『さて、何を作ろうか… 』

と、考えた時に思いついたのが山で使うガスバーナーのヘッドを収納する袋だ。

 30年くらい前、ファミリーキャンプ用にガスバーナーを買ったが、山に持って行くとなると実に重いし、ザックに入れると大きなスペースを必要とした。



 2019年に一人で「涸沢・上高地キャンプ」に行った時、テントとともに"装備の軽量化"を考えるきっかけになったのがこのバーナーだった。

 その後手に入れたのは掌に収まるサイズのバーナーで、2つを並べると… 



 点火スイッチよりもコンパクトで軽くなった。

 このバーナーにも収納袋が付いていたが、出し入れしにくいしデリケートなバーナーのヘッドをしっかりと包んでくれないのだ。

 『金属の缶かプラスチックケースに変えようか… 』

と、思案していた。

 箸入れを完成させた事でレザークラフト魂に火が着いてしまったのだ。

 手持ちの革のシートから色を選び、娘が以前使っていたテキストにあった巾着袋のサイズを変えて作りはじめた。


 10cm×13cmを2枚


 縫目の位置にポンチで穴を穿つ(2枚の革シートの穴がズレないよう予めステッチルレットで型をつけている)


裏返しにして合わせた2枚の革のパーツを、ロウ引きしてある縫い糸で一針一針縫い合わせる


 一周して口まで達したら補強して再度縫い初めまで縫いながら戻る


 縫い終わったら裏返す


 袋の口近くにやや大きめの穴を4個ずつ穿っており、丈夫な紐を通して出来上がり(収納袋に付いていたストッパーを取り外し付け直してある)。



 これも夏山合宿に持って行く!




 

久々のLEATHER CRAFT

2025-07-10 20:55:00 | 革細工
 連れ合いは夏生まれで、夏には強いのかと言うとその逆で暑さに弱いらしい。

 かと言って冬が好きかと言うとそうでも無く、寒さも苦手なのだと… 。

 誕生日に絣のモンペをプレゼントしようと考え二人でモンペ展を覗きに出かけたが、気に入った柄が見つからずそのままになっていた。

 数日後、連れ合いが、「私、白いTシャツが欲しい!」と、突然言いだした。

 プレゼントのことはすっかり忘れてしまっていだが、行きつけの山道具屋さんで夏物セールがあってるから覗きに行くことにした。

 連れ合いのお気に入りは直ぐに見つかり(あれだけ白と言っていたのに選んだのはグレー???)、私も山登りに持って行く箸が手に入った。

 箸入れも一緒に付いていたが、家にある革を使って作ってみたくなった。

















 構想2日・制作半日で出来上がった。

 久しぶりの革細工で穴あけが雑になったが、ポリエステル製でマジックテープ留めよりも趣がある。

 革に腰がなかったので、箸先が折れないようにと中にプラスチック板を入れてみた。

 早速、今年の夏山合宿に持って行こうと思う。



ウエストバックのファスナー金具にタグを付ける

2025-07-09 15:30:00 | メンテナンス
 ウエストバックは3つ持っている。

 最初に買ったのは山登りを再開する前だったので小型で雨天時には使える代物ではなかった。

 山登りを再開して最初に手に入れたのは速乾性のある『patagonia』の赤いバックで容量もあって使い勝手が良かった。

 不要になった中古の商品を扱う「セカ▽ト」で2000円だった記憶がある。

 その後、「✖️ルカリ」でザックのおまけに付いてきた中型のウエストバックも加わることになるが、自分には容量が足りないので使う機会は少ない。

 使い慣れている『patagonia』のウエストバックは機能的で丈夫だが、一つだけ難点があった。

 ファスナーを開け閉めする金具にタグが付いてないのだ。

 山道具でファスナーが付いているザックや雨具・衣服等には手袋を着用時にも開け閉めし易いように輪っかやタグが付けてある。

 私が手に入れた『patagonia』のバックにも新品時は付いていたと思われるが、切れたか無くしたかしたためにバック自体を手放したのかもしれない。

 『patagonia』のバックには2つのファスナーが付いていたが、これまで、私はタグが無いままで使ってきた。

 タグが有ればもっと使い勝手が良くなると考え、半年ほど前に、使わなくなった渓流釣りバックからタグを1個外し使用頻度が高いポケットの方のファスナー金具に取り付けていた。


 ファスナーの開閉がし易くなった。

 もう片方のポケットのファスナーはそのままになっていた。


 先日、着なくなった衣服を整理している時、胸元のファスナーの金具にタグが付けているのを見つけ、取り外して再利用することにした。

 平たい紐状の布が金具の穴に通してあり縫い付けてあったので、カミソリで丁寧に縫い目の糸を切り取り外した。

 連れ合いの裁縫箱にあった赤い糸を分けてもらい、自分で適当に縫い付けた。


 新しく付けた赤いタグに何か書いてある… 。


 『 Eddie BAUER… 』


 

 

ザックの留め具部分の修理

2025-07-07 17:31:00 | メンテナンス
 山岳会に入会して間もない頃に『マムート』の赤いザックを手に入れた。

 新品を登山用品店で買うと相当値が張るので、私が登山用具を入手する際によくやるのは「✖️ルカリ」で、大半をそこで見つけてきた。

 この赤いザックもそうで安い価格で入手することができた。

 山行にも使うが沢登りの時はこのザックを背負ってきた。

 昨日のブログに掲げた青いキャップ同様、私の相棒(バディー)だ。


『歳柄にもなく赤とか青とか派手な色をよく選ぶよなぁ… 』

と、思われている方も多いだろう。

 40数年前、私が学生だった頃の登山用具(特にテントや衣服)は、遭難した時でも見つけやすい目立つ色が使われていた。

 赤・青・黄色… 、まるで信号機だ。

 今でも、デザイン性というよりあってはならない万が一の場合を念頭に、昔教えられた目立つ色を選んでいる自分がいる。


 その相棒である赤いザックの留め具部分が千切れそうになっていた。



 『"風前の灯火"、あとは切れる時を待つのみか… 』

と、悲しくなった。

 でも、そこは数々のメンテナンスやリメイク(単なる貧乏性?)をやってきた私は諦めません。

 使えなくなった山道具(ワカンの留め紐)を再利用してザックの復活を試みた。



 切れそうになっていた留め具の付け根を切り離し、ワカンの留め紐を縫い付けた。



 一針一針、適当な手縫いである。

 ワカンの留め紐は丈夫だ。



 縫い糸が切れたらまた縫えばイイ。

 あと暫くは使えそうだ。